マランツ SR8012,AVアンプ,AVレシーバー,ホームシアター

マランツ SR8012でアナログ入力を使ったCD再生

以前のAVアンプYAMAHA RX-V767ではAUDIO(オーディオ)入力という分かり易い名前で端子が2つ装備されていた。OPPO UDP-203をCDプレーヤーとして使用する時など、敢えてアナログ出力で音楽を聴きたい時は、OPPO UDP-203からRCAケーブルでアナログ出力し、RX-V767のAUDIO入力端子に接続していた。RX-V767もリモコンのやINPUTセレクター(フロントのダイヤル)で入力ソースでAUDIO(1 or 2 いずれか接続している方)を選ぶだけだった。

マランツ SR8012でリアパネルを確認すると、多くあるINPUT用のRCA端子がひとまとまりで「AUDIO IN(ASSIGNABLE)」とグループで書かれているが、「1 CBL/SAT、2 DVD、3 Blu-ray、4 GAME、5 MEDIA PLAYER、6 CD、TUNER、PHONO」と予め接続機器名が書かれている。MDMI入力端子やリモコンボタンとも連動していて、デフォルトではそれぞれ割り当てが決められている(変更可能)。それぞれ持っている機器を表示されている端子に接続すれば済む様になっているので初心者には親切なのだが、敢えてアナログで入力したい時やデジタルとアナログと切り替えて使いたいなどは少々面倒だしリアパネルやリモコンに機器名が表示されているので何だか気持ち悪いが、上からシールを貼るのもブサイクなので仕方が無い。

今回、OPPO UDP-203のアナログ(マルチチャンネル)出力からSR8012のアナログ入力に接続して、CDプレーヤーのアンプとして使用することを前提に設定を行った。Opticalで接続する方法もあるが今は余った光ケーブルがないので一先ずRCAケーブルで接続。

OPPO UDP-203側からアナログで出力するにはマルチチャンネル出力のFL(フロント左)とFR(フロント右)を使う。

RCAケーブルで接続する場合、通常だとSR8012側の7.1chマルチチャンネル入力を使う所だが、これだとSR8012の設定から“入力モード”を「7.1CH IN」にいちいち切り替える事になり、リモコンで簡単に切り替えられず面倒くさいのでAUDIO INグループの「6 CD」入力にダイレクトで接続。

AUDIO IN (ASSIGNABLE)の「6 CD」と書かれたRCA入力端子につないだ。(写真中央右上:ピンクの付箋)

AVアンプ入れ替えの時の付箋を付けっぱなしだった…。

リモコンには「SMART SELECT」ボタンがあり、ある程度設定を記憶することができるようだが、残念ながら“入力モード”を記憶することができないようだ。後にOPPO UDP-203でBlu-rayやSACD等でアナログ・マルチチャンネル出力をする事があればその時は設定で切り替える様にすればいいかと。SACDに関しては持ってないし、多分これから買う予定もないので当面はこれで問題ない。

OPPO UDP-203にCDをセットして再生すると通常SR8012ではBlu-ray入力モードになり映画用に設定したサウンドモードで再生されるので、音楽として聴くには違和感のある音。マランツSR8012のリモコンボタンの「CD」を押すとアナログ入力に切り替わる。これで音楽用の設定をしてしまえば今後、CDボタンを押すだけでその設定が使われる様になる。さらに、リモコンの黄色ボタンを押して「Directモード」もしくは「Pure Directモード」にすれば解像度のある音楽再生が可能になる。

OPPO UDP-203でCDを再生中。最近はBGMとして音楽を流すにはストリーミングサービスの手軽さに負けてCDを聴かなくなった。

以前とは格の違うアンプで、改めてJBL S3100に感動した

聴いてみて分かるが以前のアンプとはやはり格の違いを感じる。時代が変わったのか…非力と言われていたAVアンプの域を完全に超えている気がする。JBL S3100の38cmホーンが今までより濃密に鳴るのは出力パワーのおかげなのか。全体的にパワフルで繊細。SN比もこれなら申し分ない。Directモードに変えるとさらに音に磨きが掛かり解像度は上がる。普通に聴く分には全く問題がないどころか、その辺の普及アンプ買うくらいならSR8012の方が良いのではないかと思ってしまう。これなら「映画も」「音楽も」な人は“こだわり”さえ無ければ、ピュアオーディオ用のアンプを別途必要としないのではないだろうか。SR8012も凄いが、改めてJBL S3100の伸びしろに感動する…以前のAVアンプの頃から自分なりに音は良かったと思っていたが、それでも出し切っていなかったのだな。しかし、慣れとは恐ろしいモノで…、今は感動するこの音も、いずれ自分の中で消化されてこの音が当たり前になり、感動が薄らぐのか…。

今回再生したCDはコレ。「Night Steamin’ Lupin」(大野雄二)。相変わらずイイね〜。栗カンに変わってからルパンは見てない。見ない。

 


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「ルパン三世」サウンドトラック・アルバムから名曲群を再編集した「VAP」レーベルのコンピレーションアルバム。落ちついた楽曲集で、夜まったりとお酒を飲むのにはピッタリなシットリとした曲が多い。ジャケットの「フゥ〜ジコちゃ〜ん」イメージそのままで偽りなし。2000年前後の曲やアレンジなので、私がテレビ放送で観ていた頃には聴いたことがない曲や、懐かしいフレーズでもアレンジされていて新鮮に感じる。チャーリー・コーセイは歌わない。元々、放送当時から「ルパン三世」の曲は格好良かった。

かつて「ルパン三世」を観ていた人で、シットリ系のJAZZが好きな人には懐かしさと新鮮さを覚えるはず。「Night Steamin’ Lupin」の他にもJAZZアレンジは「drive groovin’lupin」や「cafe relaxin’lupin」等、数多くのアルバムがリリースされている。

SR8012

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