Blu-ray仕様:本編100分、1.85:1(アメリカン・ビスタ)
英語:5.1ch DTS-HD Master Audio、日本語:5.1ch DTS-HD Master Audio
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そのような経緯もあってこの映画を見たのは随分と後のこと。R&Bを聴きたくて何気に手にしたローリン・ヒルのアルバムでとても心に響く声と心地良いサウンドにすっかりやられてローリン・ヒルでアルバムをあさっていたら、サウンド・トラックを通してこの映画に辿り着いた。
「天使にラブソングを」あらすじ
しがないクラブ歌手のデロリスは、殺人現場を目撃したためにギャングに命を狙われている。身を隠すための意外な場所は、なんと、お堅い修道院!命惜しさにじっと我慢のデロリスだったが、やっぱりとってもミスマッチ。ところが一転、聖歌隊のリーダーに任命されてからは実力発揮。それまでのヘタクソなコーラスに代わって教会から流れてくるのはソウルやロックの”賛美歌”!?たちまち街中の人気となり、この話題は全米に報道されてしまったからさあ大変!テレビに写った尼さん姿のデロリスを、ギャングが見逃すハズがない!デロリス危うし!?
「天使にラブソングを」Blu-ray販売公式サイトより引用 ©Disney (C)2012 Buena Vista Home Entertainment, Inc.
映画は1も2も同様に面白い。とにかく明るく、楽しいエンターテインメント性の高い映画なので是非、アタマをカラッポにして見ていただきたい。アカペラやゴスペル好きにもR&B好きにもきっと好きになれる映画だ。シスター達の ”静かなドタバタ” と楽しい歌が心を満たしてくれる。逆に伝統的な聖歌をこの映画に期待すると失敗に終わる。
ウーピー・ゴールドバーグ
ウーピー・ゴールドバーグと言えば「ゴースト/ニューヨークの幻(原題:Ghost)」(1990年)に霊媒師役で出演していたので、そちらの方がメジャーかも知れないが、私としては本作で「何?このおもろいオバちゃん」と知った後に「ゴースト〜」の霊媒師役が実はウーピー・ゴールドバーグだった事を知った。映画は勿論「ゴースト〜」を先に見ているが、それほど出演者を気にして見ていなかったのでスルーしていた。「天使にラブソングを」を見た時も最初「このオバちゃん、眉毛どこに落とした?」と眉毛ばかり気になってしまった。すぐに慣れて映画に集中できたから良かったけど、そのせいで最初は内容が頭に入ってこないと思った。歌は上手いと言うよりも少し ”しゃがれた ”声が良いのか引き込まれ、歌を ”聴かされる” ではなく ”魅せられる” 感じ。役作りなのだろうが、本当にエンターテイナーて感じがして、あらすじにもあるクラブ歌手ってのがピッタリ。劇中もメインでがっつり歌うのはオープニングシークエンスくらいなので劇中は余り歌声を聴くことは出来ない。聖歌隊のリーダーとして奮闘したり指導したりがメインの役どころなので少し残念。もう少し聴きたかった。
映画は1も2もそれほど大きく変わらない
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どうしても古いアルバムになってしまうので、お店ではCDやレコードをなかなか見つからないかも知れない。この商品リンクを切っ掛けに上手く辿れば新品で安く売っている販売店を探せるかも。
劇中の聖歌は聴いていて楽しくなる歌ばかり
この映画の最大の魅力は何と言っても聖歌だ。聖歌隊が伝統ある聖歌を歌うのだが、それではつまらないし人も集まらない。人が集まらなければ寄付金も集まらないのだ。だったら皆が楽しくなる歌にしようとアレンジをふんだんに取り入れた聖歌にするのだが、そのアレンジ聖歌が楽しい。劇中に歌われている聖歌は映画用に作られた訳では無く従来ある実際の聖歌をアレンジしている。どこかで聴いたことある歌だなと思っていたら、後半アップテンポに変わり劇中では踊り出す程のアレンジに。今でこそポピュラーになっている、がっつりとアレンジの効いたゴスペルを是非味わっていただきたい。「2」で歌われる「ジョイフルジョイフル(原曲名:Joyful Joyful)」なんて元はベートーヴェン交響曲第9番第4楽章の旋律にアメリカの作家・聖職者ヘンリー・ヴァン・ダイク(Henry van Dyke)が1907年に聖歌として歌詞を付けたものだ。これを映画「天使にラブソングを2」でアレンジして以降、今ではゴスペルの定番曲になっている。
見たい映画の中でも「字幕版」がキッズ枠の理由でAmazonではラインナップされていない場合がある。そんな洋画を見る場合はU-NEXTやNetflixなら言語や字幕を見ながらでも切替えができるので非常に便利。しかもNetflixなら恐らく聴覚障害者用だが英語字幕にも切り替えられる。英語字幕は英語の勉強をするのにも役立つが今回はNetflixはラインナップに入っていなかったので、今回はU-NEXTからの無料視聴となった。
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