Blu-ray仕様:本編115分、1.85:1(アメリカン・ビスタ)
英語:7.1ch DTS-HD Master Audio、日本語:5.1ch DTS
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現在はBlu-ray版とDVD版だが、今年12月には4Kリマスターされた、4K UHD版が出る予定だ。改めて買うか…どうするか。
そう言えば、今はドリュー・ブライス・バリモアしか見かけないなぁ。ヘンリー・トーマスは何処行った?数居る役者で子役から一躍有名になると、ずーっと役者で居続けるのは難しいのか途中で見なくなる役者が多い気がする。やはり続けるのが難しいのか、浮き世離れした芸能生活の毒牙にやられるのか。ヘンリー・トーマスは海外テレビドラマで2014年までメインキャストとして出演していたようだが、それ以降の活動が見られない。本作はゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞受賞作品。アカデミー賞では音響効果賞、視覚効果賞、音響賞、作曲賞を受賞している。
「E.T.」あらすじ
満天に星の輝くある夜、森に囲まれた人気のない草原の空き地に不思議な飛行物体が着陸した。ハッチが開き、冷たい夜の空気の中に姿を現したのは宇宙からの訪問者たち。そして…。孤独な10才の少年エリオットと、地球にたったひとり置き去りにされた宇宙人“E.T.”との物語が始まる・・・。
ユニバーサル・スタジオ公式サイト Blu-ray「E.T.」より引用。(C) 2014 Universal Studios. All Rights Reserved.
現代の若者は分からないが、もう超有名な映画なので今更ストーリーに補足する必要も無いだろうが、今改めて見ると新たな発見と勘違いの多い作品でもある。音楽はあの「スター・ウォーズ」シリーズを手がけている「ジョン・ウィリアムズ(ジョン・タウナー・ウィリアムズ / John Towner Williams)」が担当している。
「E.T.」ってこんな泣ける話だっけ
E.T.を初めて見たときは全然泣く事はなかったのだが、今改めて見るとメッチャ泣ける映画だったことに自分でビックリした。予算1,000万ドルという低予算で3億ドルを売り上げた映画というのも今さら納得できた。大人になって涙腺が緩んだせいもあるだろうが、こんなしわしわの老婆のような宇宙人と子供に泣かされるとは…。「えっ?今頃気づいたの?」と思われそうだが、若い頃は如何に何も感得ずに映画を見ていたのか自分でよく分かる。余程スレていたのか、よっぽどアホだったのか。
指と指を合わせて「トモダチ…」って
ジャケットにもある指と指を合わせるシーンが、あれ?劇中で登場しない。確かあったと思っていたのだが…。ジャケットや映画ポスターの影響ですり込まれたのか「E.T.」と言えばこのシーンと思い込んでいた。今改めて見るとそんなシーンはない。この映画が上映されてヒットしていた頃は友達同士で指と指を合わせて「トモダチ…」ってそこら中の人がケラケラ笑いながらやっていたのを思い出すのだが、あれは幻覚だったのか?皆も見たからそうしていたのでは無いのか?そんな人達にも、もう一度本作を改めて見て欲しい。私も含めて、どこでそうなったのだ。
「アウチ−」が「トモダチ−」になったのか?
画像はそのシーン。ご覧の通りエリオットは指を立てており、E.T.の光った指先がその指先に一瞬触れてケガが治る。ジャケットのように指と指を付き合わせるようなシーンは無い。特別版とかで映像が追加されているのなら話は別だが…残念ながら、持っていないので見たことがない。
映画制作会社のロゴ
映画を見るときに配給会社や制作会社のロゴを目にしたことがあると思うが、その中で今回のアイキャッチに使われている画像のシーンをイメージさせる映像制作会社「AMBLIN Entertainment」のロゴがあるのをご存じだろうか。あれはアンブリン・エンターテインメントという映画制作会社のロゴでスティーヴン・スピルバーグが1982年に設立した映画・テレビ番組製作会社のロゴ。まさに「E.T.」公開年に設立した会社で、ロゴはそのワンシーンをイメージして作られている。ロゴは自転車を漕いでいるエリオットも(ハロウィンで仮装した時の)マントがなびいているが、本編ではアイキャッチでご覧の通りでハロウィンで仮装したときのマントこそ付けているものの、カットが切り替わったこのシーンではマントらしきものすら見えないくらいなびかない。撮影の際に扇風機で風くらい起こせただろうに。
改めて見て欲しい映画の数々
たまには映画館に足を運ぶことも大切なのは勿論なのだが、一度映画館で見た映画って改めてDVDやBlu-rayで見ることは少ないと思う。ましてや「イマイチだったな」と思った映画は尚のこと。しかし、こうして安く入手しやすくなったDVDやBlu-ray等の豊富なソフトと動画配信サービスなどで手軽に映画を自宅で見ることが出来るようになった現代、改めて映画を見返すことのできる喜びと感動を味わってもらいたい。意外な発見をする場合もある。私も子供の頃見た映画を少しずつ見返しては新たな発見をし、改めて「こんな映画だったんだ」と感動したりして楽しんでいる。そうやって少しでも映画を盛り上げることに繋がれば、それが私たちの娯楽として楽しめる映画業界への恩返しと活気に少しでもなるのではないだろうか。
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