Blu-ray仕様:本編129分、2.35:1
英語:6.1ch DTS-HD マスター・オーディオ、日本語:5.1ch DTS
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新作の「最後のジェダイ」はレイ(デイジー・リドリー / Daisy Ridley)が修行するかのようにみえる予告編あったので、観たときこの「帝国の逆襲」とリンクしてしまった。1980年公開のシリーズ2作目となる本作はエピソード5にあたる。監督はアーヴィン・カーシュナー (Irvin Kershner)、製作総指揮をジョージ・ルーカス(George Walton Lucas, Jr.)が担っている。紹介パッケージはスチールブック仕様のパッケージ裏面。当時のアメリカ版ポスターイメージなのでこちらを敢えて表示。表面はストーム・トルーパーの顔面。音声(英語)は「スター・ウォーズ/新たなる希望」と同じ6.1ch DTS-HD仕様。サラウンドバックがモノラル(1ch)音声になる。
Contents
「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」あらすじ
デス・スターを爆破された帝国軍は氷の惑星ホスまで反乱軍を追いつめ、激しい戦闘を繰り広げる。ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は反乱軍にい て壊滅的な敗北を喫した後、惑星ダゴバへと向かいジェダイ・マスターのヨーダのもとで修業を重ねる。一方、雲の惑星ベスピンではルークをおびき寄せるため の手段として、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とレイア(キャリー・フィッシャー)がダース・ベイダーの手に落ちてしまった。ふたりの救出に向かった ルークを待ち受けていたのは、ダース・ベイダーとの壮絶な戦いと彼の運命を大きく変える驚くべき事実だった。
20世紀FOX公式サイト「スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲」より引用。
™ and © 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. © Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
新作でレイは多分、ルークの元で修行するのではないだろうかと思っている。しかし、もしそうなら甘いな・・・ルークは惑星ダゴバで原生林の湿地のような中、メチャクチャ足場が悪い状態で“ヨーダを背負ってランニング”やら、“逆立ちしてフォースを使う”とか“フォース”は別としても、現代のアスリート・トレーナーが見たら卒倒しそうな大変原始的なトレーニングをしている。古い映画なだけに昔のスポ根漫画の特訓状態。これで負傷でもしたら、しばらく闘えない…などと考えてはいない。映画で「ケガ」なんて闘いやケンカ以外ではあり得ない。予告編のレイのようにすぐにライトセーバーなんて持たせてもらえない。「新たなる希望」でオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス / Sir Alec Guinness)は、ルークに割とすぐにライトセーバーを持たせていたけど…それは本格的な修行ではないという事で。
シリーズの中でも人気の高い「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」
「スター・ウォーズ」シリーズの中でも人気が高い「帝国の逆襲」。惑星ホス(雪と氷で覆われた星)での壮絶な闘いは確かに「スター・ウォーズ」の歴史に残る名シーンだ。今だ人気の高いキャラクター、ボバ・フェット(ジェレミー・ブロック / Jeremy Bulloch)やジェダイ・マスターであるヨーダ(パペット操作:フランク・オズ / Frank Oz)も本作で初登場する。戦闘兵器では「AT-AT(通称:スノーウォーカー)」が衝撃的だった。またその倒し方も斬新。これまでの宇宙モノSF映画では考えてもみなかった惑星での闘いと戦闘兵器で、ワクワクしたのを覚えている。ハン・ソロとレイアのラブロマンス。そして初となるダース・ベイダーとルークのライトセーバーでの闘い。更にはダース・ベイダーの運命的なセリフ。どれを取っても「スター・ウォーズ」史上、衝撃度ナンバーワンの作品。
ヨーダの数々の名言も「帝国の逆襲」から
修行中のルークとの会話やその他でもジェダイ・マスターであるヨーダは数々の名言を残している。さすがジェダイ・マスター。全ては書き出せないが私の好きな名言を2,3ご紹介。
“ I’ll give it a try… (やってみるよ…)” と、言ったルークに対して
“ No! Try not. Do. Or do not. There is no try. ”
訳→ ダメだ。「やってみる」ではない! 「やる」か「やらない」かだ。「やってみる」は無しだ。
これは実社会でも通じるし使える名言。このセリフが一番好き。世の中は結局やるか、やらないかだ。やって失敗するか、成功するか。それともやらずに終わるか。人生において行動や仕事に「試し」はない。それを言うのはただの責任逃れの言い訳をあらかじめ言っているだけで、自分の逃げ道を作ろうとしているだけ。「やってみる」を認めるという事は、責任を問わない、失敗してもいい、やめてもいい、という極めて消極的な前提の基での行動を認める事になる。“試着”とか“試食”とかがそれ。勧める店員はそれを前提としている。
“ I don’t… I don’t believe it. (信じられない)” と、言ったルークに対して
“ That is why you fail. ”
訳→ だから、失敗するのだ。
初めから“できない”と思っていたら何事も失敗する。“できる”と自分を信じてやるから成功につながる。だからといって、宝くじは“当たるはずない”ではく、“当たる”と信じて買おうとか、そういう意味ではない。でも全否定はしない。
キャプション内の訳→今修行を終わらせて、ベイダーのように早くて楽な道を選べば、おまえは悪の手先となるだろう。
秀逸のサウンドトラック
そして忘れてはならないのがジョン・ウィリアムズ(John Towner Williams)による音楽。ダース・ベイダーが登場する時のあの有名なテーマ曲「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」は本作から。今でもテレビなどで使われるが、だいぶコミカルになってたり、バラエティーやお笑いの場面で登場する。原曲を知らない人にとってはコミカルなシーンや、ゆるいシーンで使われる曲として聴いたことがあるかも。こうして音楽でさえダース・ベイダーは“いじられる”悪役キャラクターとして愛され続けている。個人的に音楽は「帝国の逆襲」がスター・ウォーズ史上一番好きなので、「ポリドール」レーベルのサントラ“LPレコード”(写真集付き!)も大事に持っている。
ダース・ベイダーがバージョンアップされている
誤解を招くような見出しだが、要するに第1作目の「新たなる希望」の時と本作「帝国の逆襲」ではダース・ベイダー(デヴィッド・プラウズ / David Prowse)の衣裳や、マスク等が作り直されている。どうでもいい人にとっては「どっちも一緒に見えるし、どうでもいい」かも知れないが、ダース・ベイダー好きには本作のダース・ベイダーが一番人気が高いように思える。なのにフィギュアでは「帝国の逆襲」を基としたバージョンが少ないので、実は「無い物ねだり」な(ダース・ベイダーの)フィギュア・マニアの中だけの人気かも知れない。かくいう私も写真だけ見れば何作目のダース・ベイダーかが判断付く程なので、全く知らない人から見れば私も十分「マニア」と言えるかも知れない。個人的には1作目の手作り感満載の少し小汚いダース・ベイダーが一番好き。2作目のダース・ベイダーは衣裳もマスクもヘルメットも、そのバランスも美しいので人気が高いのかも知れない。
「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」はプライムビデオには登録されていないが、Amazonビデオとしては登録されているので有料レンタルなら視聴することができる。U-NEXTは有料orポイントで観ることができる(月々もらえるポイントで実質無料視聴は可能)。NETFLIXにはラインアップされていない。ディズニーも独自のVODに着手するようなので今後も無料視聴できることは無いと思われる。最悪な場合、ディズニーコンテンツは他社のVODラインアップから消え、有料視聴すらできなくなる可能性がなきにしもあらず。
Amazonプライムビデオを観るならスマホよりも、やはりFire TVが使いやすい。自宅にWi-Fi環境さえあればテレビに繋ぎ、後は画面指示に従うだけで簡単にセットアップは完了する。音声認識でも検索できて、NEWモデルのFire TVは4K HDRやドルビーアトモスにも対応している(Stickは未対応)。U-NEXTやNETFLIX、huluやDAZNをインストールすればこのデバイスで観ることができる。
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