勇気を持ってこのタイトル。おっさんなら誰もが考え得るオヤジギャグで失礼。それはさておき、私はあまりしていないのだがプロジェクターを使った大画面でスポーツ観戦を楽しむのもホームシアターならではの醍醐味のひとつ。実は以前、スマホをiPhoen8 Plusに替えるタイミングでDAZN for docomoを契約した。普段から野球やサッカーなどは全くと言って良いほど見ないのだが、モータースポーツは好きなのだ。モータースポーツと言えばF1やインディーカーレース、NASCAR(ディズニー映画の「カーズ」のレース)や、WRC、モータサイクルならMotoGPやスーパーバイク世界選手権…等々、見たいモノが沢山ある。F1はかつてフジテレビで放送していたが、BSフジに変わり、そして有料放送(スカパーのフジテレビNEXT)に移った。要するにお金を払わなければ見られなくなった。別途アンテナも設置しなければならないスカパーなんて加入しない。しかも、加入(月421円)しただけでは見られない。チャンネル視聴料を月1,296円を別途支払わなければ見られないのでトータル月1,717円。
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DAZN for docomoなら月額980円
DAZN for docomoなら通常1,750円が半額近い月980円になり、ネット環境さえあればコンテンツが見放題。内容も通常のDAZN契約と何も変わらない。これはお得とばかり契約してしまった。Amazon Fire TVでもDAZNアプリをインストールして「dアカウント」でログインすれば、視聴できるのも後押しになった。DAZNがFire TV経由ならそのままプロジェクターで観ることができる。
プロジェクターの大画面とアンプの音でド迫力のモータースポーツ観戦
F1などのモータースポーツならお馴染みのオンボードカメラ(ドライバー目線)に切り替わるとメチャクチャ迫力がある。しかもアンプを通した音、エンジン音が良い感じなのだ。オンボードカメラで映像が流れているときは、マイクでその周りの音も拾っているのでタイヤが縁石(コース上の赤白パターンの所)に乗り上げたときに「ボロロロロ…」と音の違いまで聞こえるのは流石に出力されるスピーカーが違うだけのことはある。テレビ(のスピーカー)で見ている時はそこまで音を拾っているとは気がつかなかった。が…結局、日本語の実況がうるさいので余りまともに聞くことは出来ないのが残念。音声を切り替えられて実況をOFFにできたら良いのに。しかし、それを差し置いてもF1が見られるのは素直に嬉しい。
先ほどF1マシンのエンジン音が良い感じといっておきながら言うのもなんだが、エンジンそのものが2014年から全然…。かつてのF1のエンジン音はもの凄い音だった。1990年代に2度ほど日本戦(鈴鹿)で生で観ているのでその刺激的なエンジン音に何故か心を揺さぶられるような感覚になったのを覚えている。さらに、F1マシンには、2018年からドライバーを保護するためのフレーム(通称「ハロ」というらしい)を付けることが安全性(のアピール?)のためレギュレーションに加わったようだが…どうみても不格好だ。今年DAZNに加入して久しぶりに見たらこの不細工なモノが目に飛び込んだ。F1マシンとしては余りに不細工な形状のため、F1のコンテンツを選択したはずなのに別のモータースポーツを選択したのかとも思ったほど。今は少し見慣れた。
ところが、私にとってDAZNのモータースポーツは…
だが、しかし…他にも見たかったWRC、インディーカーレース、NASCAR、MotoGP、スパーバイク世界選手権…F1意外はどれも全滅。唯一、NASCARだけはYoutubeで公式にアップされているので何とか見られる。それにしても私にとってはF1だけでDAZN契約月980円は高すぎる。今シーズン(最終が次回のアブダビ戦)が終わったら解約の兆し。
過去全戦が見られるのならまだ価値がありそうだが基本的にはライブ配信。当日のライブ配信を見逃した人に向け「見逃し配信」をしているが、それもたったの1週間ほど(スポーツによって違うらしい)で配信終了なのは残念なところ。せめて次回のシーズンが始まるまでは全戦配信して欲しいものだ。
スポーツバーの様にダラ〜と流すにはいいが
それでも、海外含めたサッカーや野球、テニス、格闘技などスポーツ全般に興味がある人にとっては素晴らしいコンテンツなのだろう。少し変わり種としてはスヌーカーやダーツの屋内スポーツ配信もある。スポーツバー並みにダラ〜と流しながらビールを楽しむのも悪くないが、個人的にはまともに見ないものに月額料を払い続けるのはさすがに辛い。
DAZNの画質と回線速度
配信解像度は一応HD画質(1080p)なので十分綺麗。DAZNは画質が汚いとよく聞くがFire TVで見ている限り通常のHD画質の映画などと変わらない画質だ。DAZNサイトではHD画質で6.0Mbps以上の回線速度、最高画質であれば8.0Mbpsの回線スピードが推奨されている。ん?「最高画質」とはどういうことだろう。安定したHD画質という意味だろうか。DAZNの最高画質はHD画質(1080p)なので4Kという意味ではないと思う。
試しにスマホやタブレットを使い、色々動き回ったら自宅で通信状態が悪いところでは即画質が落ちた。なるほどこれか。DAZNを視聴中に、回線速度が不安定になったり下がったりすると動画が停止しローディングするマークが表示される(クルクル回るヤツ)。また、光回線自体はどこも同じような1Gbpsを謳ったものだが(2018年11月現在NURO光だけが2G)、それでも契約プロバイダーのキャパシティや利用時間帯によっての速度低下は免れない。各光回線サービス会社で公表している回線速度が一般的に「ベストエフォート型」という“あくまでも最善の努力をした”時の最大値であり、言い換えればその回線速度が出なくても保証できないという意味。その上で各プロバイダーの利用キャパシティが重なるので通常はその公式通信速度はまず出ないと考えるべき。
自宅のWi-Fi環境でDAZNを視聴中に画質が落ちるとか動画が停止する問題の原因が屋内にある場合もある。我が家の場合は以前にFire TV Stickが不安定になる問題があったときに無線ルーターを買い換えたのが、たまたまWi-FiでもDAZNを快適に視聴できる環境として整っていたとも言える。少なくともFire TV(Stickも含め)の場合はイーサーネットアダプタを使って通信状態を安定させた方が快適な視聴が得られるのかもしれない。我が家のFire TVはイーサーネットアダプタを使った有線接続なので通信状態が安定し、普通に回線速度も出ているのでVODでの映画はもちろん、DAZNでも画質が悪いと思ったコトは一度も無かった。Wi-Fi接続のスマホでも通信状態が普段居る場所では特に問題は起きていない。
下に紹介している無線ルーターは我が家で使っている無線ルーターと同系の新型。少し価格は高めになるが、個人のスマホ利用に加えて最近のAV関連機器はWi-Fiを使っているものが多いので、同時接続が多く出来る方が速度的にも有利。
さらに、次世代IPアドレス規格「IPv6」に対応させるならこちら。(契約プロバイダーが対応しているか要確認)
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