OPPO UDP-203でお世話になっているOPPO Digitalが本日(2018年4月3日)、「市場の変化を踏まえ新製品の企画及び開発を終了する」旨のお知らせが同社ウェブサイトに掲載された。なお継続するサービスについては下記の通り。
・現行製品の販売
・リファービッシュ品の販売
・ファームウェアの更新と提供(※ 近日ファームウェア・アップデートのご案内をいたします)
・保証期間内の無償修理・点検等
・生産終了機種を含む保証期間外の有償修理・点検等
「おいおい突然だな…」と、思ったら「突然のご案内となりましたことを深くお詫びいたしますとともに,今後とも弊社製品をお引き立てくださいますようお願い申し上げます。」とのメッセージも…読まれたか。本件に関する問合せは同社ウェブサイトの「お問合せフォーム」より受け付けている。
〈OPPO Digital Japanお問い合わせフォーム〉
https://www.oppodigital.jp/contact/
Sonica DAC用のリモコンやオプションケーブルなどもあるが実質大きなものとしてはマルチプレーヤー UDP-205が最終の製品となるのか。現行製品の販売は続くので今すぐに製品がなくなるわけでは無さそうだが、いい製品を世に送り出していただけに残念だ。ストーミングサービスの充実などで世の中の流れからもメディアプレーヤーの市場は縮小傾向にあるのも理解出来る。しかし4K UHDなどもこれから販売され、今後さらに新しいメディアが誕生しないとも限らない。ファームウェアの対応で可能な場合はアップデートのサービスは継続されるので問題無いが、最終的には物理的に読めなくなるメディアも出てくるのだろう。AV機器関連業界もなかなかのスピードで発達するので企業としての採算を考えると難しいものがあるのだろう。
新製品の企画・開発はやむを得ないとしても、現行製品のアップデート(ソフトウェア)だけは突然終了することなく是非続けてもらいたい。例えば先日発売された「ジャスティス・リーグ 4K UHD」の4K UHDディクスだけに関してはアスペクト比がどのモードに設定していても強制的に「フル」表示になってしまうとか…(2D及び3D Blu-rayに関しては問題無い)。現在は4K環境ではないためそれほど重要視しておらずしっかりと検証していないが、このままではアナモフィックレンズを固定しているプロジェクターでは正しいアスペクト比で鑑賞することが出来ない。今後のファームウェア・アップデートによる修正を願いたい。
〈OPPO Digital Japan株式会社〉
https://www.oppodigital.jp/
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