※同様のメールが届いている方はご注意ください。上記と同様のメールはフィッシング(詐欺)メールです。決してクレジットカード情報を入力しないでください。万一入力してしまった方は直ぐにクレジット会社に電話をし、相談してみてください。決済を止められるかもしれません。
今朝、メールを開くとAmazonからメールが届いていたが、その内容が「顧客満足度調査」アンケートの様だった。
メール内容はシンプルなモノ。少し怪しいと感じつつも「日頃お世話になっているし、アンケートぐらい…」と思い、「開始」してみたら…ブラウザーが開いて次のような画面に飛ぶ。「コンプリート・アンド・ウィン¥10,000」って特に気にせず。(危ない人だ)
アンケート内容は非常にシンプルなのだが、下に行くと「あなたの報酬:¥10,000」と、書かれた画像と、下に「に送る:」といかにも¥10,000分を受け取れるかのように見せて、クレジット情報を入力しろと。
・・・・。
…こりゃダメだろ。 「フィッシング(詐欺)」確定。
Amazonが送金するのにクレジット情報を入力することはあり得ない。画面のトップ広告も「母の日セール 5/13まで」ってもう過ぎてるし…。あまりにも怪しく、「美味しすぎる」話に、アドレスバーを確認。
御丁寧に「https」(暗号化)にはなっているが、こういったアンケートは第3社が実施していることもあるので、アドレスだけではよく分からない。そこで改めてメールに戻って送信元のアドレスを確認。
送信元になっているメールアドレスの「@amazon.co.cn」ってドメインは何だ? Amazonの正式な中国版は「amazon.cn」になっている。間にあるセカンド・レベル・ドメインの「.co」は付かない。どれだけ調べてもAmazonに「.co.cn」というドメインは存在しない。
参考までにAmazon.co.jp は以下のドメインを使用してEメールを送信している。下記以外でAmazonを装ったメールアドレスからの送信は詐欺メールと判断できる。
amazon.co.jp
amazon.jp
amazon.com
amazonbusiness.jp
email.amazon.com
marketplace.amazon.co.jp
m.marketplace.amazon.co.jp
gc.email.amazon.co.jp
gc.amazon.co.jp
payments.amazon.co.jp
普段使っているサイト関連のメールは余程でなければ流石に一旦は開いてしまったりすることもある。楽天カードなど作ってないのに楽天カードの利用明細がメールで届くなど、詐欺メールは後を絶たない。とにかく身に覚えのないものや、この世に「美味しい」話などないと思って、自分で自分を守る知識が必要なのがWEBの世界なのだろうな。
怪しいメール内容で、もし不安ならメールに記載されているお問合せのアドレスをクリックするのではなく、取引先のクレジット会社に直接連絡を入れることや、装われているECサイトには普段使っているブラウザーのブックマークなどからサイトを開き、直接連絡を取って確認した方がいい。
そのメイルの発信元のIPを公開すると面白いですよ。
私の所に来たものは 101.102.238.150 で、これは「(株)ブロードバンドセキュリティ」というフィッシング詐欺対策をする会社です。
自社のセキュリティ対策もできない会社が他社の対策を行うなんてありえない。