昨年10月に登場したソニー「SRS-WS1」から、ちょっとウェアラブル ネックスピーカーに興味がある。3月にBOSEから「SoundWear Companion speaker」が、4月にはJBLからもウェアラブル ネックスピーカー「SOUNDGEAR」が登場した。首に引っかけて耳元に近いが耳を塞がずに音を再生できる。スピーカーが物理的に耳に近くなり小音量でも迫力のサウンドが聴ける。それでいてイヤホンやヘッドホンのように私が苦手なダイレクトに頭の中で音が鳴っている感じがしないのがいい。iPhoneなどからBluetooth接続できるので音楽を聴きながら歩き回ることもできたり、本体のボタン操作で音量を調節したり、掛かってきた電話に出ることもできる。後発なだけに価格設定も2万円台と先行の2社よりも安い。
ワイヤレスオーディオトランスミッターが付いていない標準の「JBL SOUNDGEAR」ではテレビの音はに飛ばせない。どうせなら深夜の映画鑑賞用としてワイヤレスオーディオトランスミッター付きの「JBL SOUNDGEAR BTA」を使ってみたい。こちらならAUX端子を備えているので、Bluetooth非搭載のテレビでも、AVアンプでもヘッドホンジャックと接続すればトランスミッターがネックスピーカーに音声を飛ばして聴くことが出来る。
これらの製品はあくまでもステレオ音声(2ch)。本体の重量は370g。首に掛けた瞬間はなんともない重さだが、長時間掛け続けるにはこれでも微妙に重い気がする。どうせ首に掛けて再生するのなら、これでフロント2ch(センターチャンネルはファントム)、サラウンド2ch、サラウンドバック2chで合計6ch再生が可能なモノは出ないだろうかとも思ったりするが、スピーカー6基も搭載したら重すぎるな。
これから夏にかけて暑くなるが、首に巻く様に装着するので、内蔵アンプなどの機器類を考えると多少なりとも発熱がありそうな気がする。発売当初はまだ涼しかった時期だけに夏は暑くないのだろうか?と考えてみたがエアコンの効いた部屋での使用なら問題は無さそうだ。まさか真夏の外へこれを首に掛けて出かける人はいないだろう。
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