Blu-ray仕様:本編104分 アスペクト比:2.35:1
英語:7.1ch DTS-HD マスター・オーディオ、日本語:5.1ch DTS デジタル・サラウンド
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U-NEXTのポイントで視聴。出たよ…相変わらずU-NEXTは勝手にアスペクト比変更バージョン配信。オリジナル(Blu-ray)は2.35:1なのに対してU-NEXTは1.78:1(16:9)のテレビ画面比率。せっかく迫力のあるサーカス・ショーの映像が左右トリミングで泣けてくる。「ラ・ラ・ランド」がオリジナルのアスペクト比で配信されていたので、嫌な予感はしつつも期待したのだが…残念。
「グレイテスト・ショーマン」あらすじ
19世紀半ばのアメリカ。幼馴染の妻と子供たちを幸せにすることを願い、挑戦と失敗を繰り返してきたP.T.バーナムは、ついにオンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、成功をつかむ。しかし、彼の型破りなショーには反対派もいた。若き相棒のフィリップをパートナーとして迎え、彼の協力によりイギリスのヴィクトリア女王に謁見するチャンスを得たバーナムは、そこで美貌のオペラ歌手ジェニー・リンドと出会う。彼女のアメリカ公演を成功させ、一流のプロモーターとして世間から認められようとするバーナムだったが……。
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出演は、ヒュー・ジャックマン(Hugh Michael Jackman)、ザック・エフロン(Zac Efron)、ミシェル・ウィリアムズ(Michelle Ingrid Williams)、レベッカ・ファーガソン(Rebecca Ferguson)、ゼンデイヤ(Zendaya)、キアラ・セトル(Keala Settle)、サム・ハンフリー(Sam Humphrey)など。
ちょくちょく気になるところがある映画
明らかに撮影後に充てた歌声とわかるほどリップシンク(口パク)が合っていない。今どきの映画としては珍しい。ウワーっと盛り上がるところは全く気にならないが、一人がしっとりとソロで歌うシーンなどでは所々違和感がある。大人の俳優陣はやはり口の動きや表情を合わせるのが上手いが、特に子供が歌うシーンは辛い。直ぐには気づかなかったが、観ていると何か違和感を覚えたのが切っ掛け。初めに気づいた時はAVアンプ側の故障かと思った。
あと、舞台は19世紀のアメリカ。…にしては、現代的すぎるダンスや衣裳。これに関してはエンターテインメントのミュージカル映画として許せる範囲だが、もう少しリアリティがあっても良かったと個人的には感じた。19世紀とは思えない現代的(に感じる)な衣裳に、現代的(に感じる)なダンス・ショーでは現代のミュージカルと対して変わらない。当時(リアルな19世紀)は“見せ物”として個性的でユニークな人物を集めたショーも、これではただの仮装に見えてくる。そして登場する動物(CG)が下手すぎる。
伝記映画でもあるのだが、ヒュー・ジャックマン演じるP.T.バーナムの存在が意外と薄い。もう少し掘り下げてフォーカスしても良かったのではないだろうか。レティ(髭女=キアラ・セトル)にかなりのインパクトがある分、余計に主役であるバーナム(ヒュー・ジャックマン)の劇中での存在を薄めている。
ショー映画として楽しい作品
好き勝手なことを言ってしまっているが、エンターテインメント映画として満足できる作品。リップシンクの件は置いておき、歌も豪華で気分は盛り上がる。ミュージカル映画として、エンターテインメント映画として、娯楽映画として楽しむなら、もっともっとサーカス・ショーのシーンを観たいと思わせる映画。歌も良いので大ボリュームで鑑賞するにはもってこいの映画だ。U-NEXTでは残念ながら2.0chのステレオ音声のみだがミュージカルなので十分楽しめる。
階級差別や人種差別や偏見が当たり前にあった時代。今の時代でさえ人によっては偏見をもたれるような個性を持って生まれた人々が立ち向かう勇気と感動を与える映画でもある。と、同時に劇中はやはり当時のバーナム自身やサーカス団員が受けた差別や偏見を平行して描いているので華やかながらもメインのテーマは結構重い。
私がオリジナルアスペクト比で鑑賞するには、Amazonビデオを別途料金でレンタルするか、Blu-rayディスクをレンタルもしくは購入するしか無さそうだ。Blu-rayの方が圧倒的に音も良いはずなので購入も考えるが…気持ちは今のところ半々。
「グレイテスト・ショーマン」は現在(2018年8月21日時点)、U-NEXTは432ポイントで視聴できる。U-NEXTでのアスペクト比は1.78(16:9)、ステレオ2.0ch音声。Amazonビデオではプライム登録されておらず有料レンタルのみ。NETFLIXは登録されていない。
本日休みだったので久しぶりにUHDで観ました。改めて思いましたがやっぱりソフトはいいですね。アトモスですがアクションものではないので「サラウンドAI」はOFFにして、セリフ音量を一つ上げてスタンダードモード(サラウンド強調)で聴くと、ジェニーリンドの歌唱シーンなどは劇場そのものの臨場感に包み込まれます。
BDは肌色(赤み)感が強く、UHDは自然な色合いで解像度/HDR感もまずまずといった感じでしょうか。BDはいずれ廉価版になりますが、UHDに関してはそこまで変動しませんので悩ましいところですね。UHDとBDの特典内容もそれぞれ違いますし「画」も「音」もそれぞれ価値あるものとなっていますので、ご興味がおありならUHD/BDは永久保存版になると思います(笑
もみじさん
こんばんは。
両方を手に入れるにはちょーっと勇気のいる価格になってしまうので
手に入れるならここはやはりUHD版でしょうね。
あ、UHD版にはBD同梱か。
UHDは今の市販メディアでの最高クラスですから
価格が下がるのは次世代の「8K」などが世に浸透しないと
無理っぽいですね。
浅い映画鑑賞歴の中で生涯ベスト3に入るであろう作品でした。伝記映画が大好きなのと予告編でハマってしまい、劇場に足を運びましたが途中からPTパーナムの伝記モノということなんてすっかり忘れて(内容なんてもうどうでも良くて)その歌と踊りに翻弄されっぱなしの105分でした。しかも初の劇場観賞でおかわりしたのもこの作品が初めて(笑 結局(応援上映こそ行かなかったものの)3回観に行って、エンドゲームの3回と肩を並べております。本国では3か月上映が早かったですが、北米盤ソフトはなんと3月には発売!しかもUHDには日本語字幕付きだったので即買いして、日本で3回目を観にいく頃には既に自宅で何度も見ていたという感じでした。更にこのソフトの素晴らしい点は、本編でのサントラ曲のシーンだけをピックアップした特典映像があり(通常UHDは本編のみなので)、本編同様のドルビーアトモスで収録されていたところです。そんでもってUHDとしては5000円前後の格安販売。字幕のない抱き合わせのBDには天才音楽家兄弟の全曲の作成秘話が入っており、それが字幕で見たかったので国内UHD/BDも買ってしまったという気合の入れようでしたね(笑 自宅で初めてドルビーアトモスを体感した作品でもありましたが、オープニングの足踏み音の凄まじさには「アトモスって迫力も凄いんだな」って感動した記憶があります。ご指摘の口パク感なのですがレベッカファーガーソンの吹き替え歌唱シーンは劇場同様でしたが、それ以外はそのような感じは一切なかったので動画配信ならではのタイムラグや画面からセリフが聴こえない感はソフトに比べると感じやすいのかもしれませんね・・・。会社の子は応援上映3回を含む計17回の劇場観賞(ウチにも2回観に来ました)で「凄いね」って言ったら「応援上映で隣で一緒に盛り上がった人は30回目って言ってたよ」って聞いてびっくりでした。この年の年末には「ボヘミアン」「アリー/スター誕生」と公開され、Gショーマンに始まってアリーで〆るといったミュージック系好きの自分にとっては心に残る一年でした。いやー、長くなってすみませんでした・・・
もみじさん
こんにちは。
熱い!熱いですね!もみじさんのこの映画に対する熱量がものすごく伝わる文面です。素晴らしい。
この映画、Blu-rayを買おうかドウしようかずっと迷っている作品なのですよ。
Spotifyで何度も曲を聴いているうちにだんだんとドルビーアトモスで聴きたいとも思っているのですが、ドルビーアトモス収録はUHDだけなので、もう少しUHD版の価格が下がったら購入をしようかと。
視聴した配信会社がU-NEXTだったのでアスペクト比が両端がカットされたビスタサイズになっていたのも、ずっと気になっていてオリジナルアスペクト比で観たいというのもあります。
3度も劇場に観に行ったのですか、凄いですね!…と思ったら会社の方は17回も!その上をいく30回の方もいらっしゃるとはただただ驚くばかりです。
この映画は伝記映画としても面白く仕上がっていて、且つ、ミュージカル映画、楽曲を含めたエンターテインメント映画としての完成度も高いので持っておきたい1本ではありますね。