コレ欲しい！
でも邪魔になる！
でもメッチャ欲しい！
でもメッチャ邪魔！
私をそんなジレンマに陥る超音波式レコード洗浄機、ナスペック社のKirmuss Audio（カーマスオーディオ）ブランド「KA-RC-1」が発売された。レコードの汚れは音にダイレクトに影響する。CD等とは違い、レコードに汚れは大敵なのだ。中古レコードはショップである程度クリーニングはされているものが多いが、油分と一体化したチリや長年の汚れ・カビなど取り切れない汚れが付着していることも多い。また、新品のレコードも製造工程でグリスや剥離剤などが残っている。これらを取り除くことで音質改善にもつながる。
トースターではない。Mac用のCD書き込みソフトでこんなアイコンあったな。
レコードは水洗いすると汚れがある程度キレイに落ちるがレーベル（盤面の中心に貼っているラベル）に水が浸透してしまうと音には影響しないがフヤけてしまったり、剥がれてしまったりで大切なレコードの見た目が悪くなる。それを保護するための洗浄用レーベルカバーも販売されているが、そんな煩わしさや濡れる心配も無く水洗いでき、超音波で汚れを落とすことができる洗浄機が家庭用で発売される。これまでも超音波式のレコード洗浄機はあったが、別途レーベルカバーが必要かもしくは専用のレーベルカバーを付ける必要があった。
レコード レーベルカバー LC-1
また超音波の周波数に関しても「KA-RC-1」はレコードの溝に合わせて最適な周波数を計算しているらしい。シンプルな構造をしているために本体メンテナンスがしやすいのもいい。本格的な業務用のバキューム付き洗浄機は流石に手が出せないほど高価。こちらの洗浄機「KA-RC-1」は本体価格が185,000円（税別）。ん〜…リーズナブルと言いたいところだが、やはりそれなりに高価だ。
拭上げ用クロス(Arte製)50枚 / レコード・ドライスタンド(Arte製) / 特殊クリーニングスプレー (専用ブラシ付属) / 2WAY除電ブラシ / 作業スペース用クロス / 特製スタイラスクリーナー / 排水用ホース / 排水口キャップ / 交換用ポジショニングフェルト 2枚が付属する
4枚同時（LP×2枚、SP（10インチ）×1枚、EP×1枚）に洗浄できるとは言え、幅545×高さ280×奥行き320mmはサブウーファー１台分程の場所を取る。本体に排水用ホースを取り付けるため、設置にはさらにスペースが必要となる。１度洗浄したらあとは通常通りの手入れに戻り、頻繁に使う必要がないので、使わないときは邪魔な存在でしかない。レコードを購入した時に一度洗浄するくらいか。でも中古レコードも多いので一度全部洗浄したい。あぁ洗浄したい！
NASPEC（株式会社ナスペック）公式
「カーマスオーディオ」ブランドページ
http://naspecaudio.com/kirmuss-audio/
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