Blu-ray仕様:本編98分 アスペクト比:2.35:1
英語:5.1ch リニアPCM、日本語:5.1ch DTS
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U-NEXTで鑑賞。アスペクト比は2.35:1だったが、字幕が黒帯の部分に表示されるというアナモフィックレンズを使ったシネスコ上映には不向きで最悪なフォーマット。Vストレッチをかけると字幕が画面外に追い出されてしまう。Fire TVのスケーリングで画面サイズを7%縮小して視聴した。
画面スケーリングの方法はFire TVの設定画面で(Stickも同様) 設定 > ディスプレイとサウンド > ディスプレイ > ディスプレイのキャリブレーションを選択し、リモコンの上下でスケーリングを行う。
「フライトプラン」あらすじ
夫の突然の死という悲しみの中、航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、6歳の愛娘ジュリアとともに故郷ニューヨークへと飛び立った。夫の棺を乗せて離陸したそのジャンボジェット機は、カイル自身が設計した最新鋭の旅客機。機内で数時間の眠りから覚めた彼女は、娘の姿が見当たらないことに気づく。高度1万メートルの上空で、ジュリアは跡形もなく姿を消したのだ。愛する娘を必死で探すカイル。だが、同じ飛行機に乗り合わせた乗務員、乗客の誰一人としてジュリアを見た者はいない。いつの間にかジュリアの痕跡は完全に消し去られ、荷物や航空券はおろか、搭乗記録さえ存在しないのだ!いったい何故?容疑者は400人を越える乗務員と乗客すべて。手がかりはゼロ―。だが、カイルには娘への限りない愛と、最新鋭旅客機システムに関する豊富な知識があった。見えざる邪悪な陰謀に立ち向かうため、カイルのたった一人の戦いが始まった。
©Disney
出演は、ジョディ・フォスター(Jodie Foster)、ピーター・サースガード(Peter Sarsgaard)、ショーン・ビーン(Sean Bean)、ケイト・ビーハン(Kate Beahan)、エリカ・クリステンセン(Erika Jane Christensen)、マイケル・アービー(Michael Clinton Irby)、マーリーン・ローストン(Marlene Lawston)など。
どこからツッコめば良いのやら
ツッコミ処満載の映画ではあるが、それを語るとどうしてもネタバレになるのでここではツッコミ処を記述できないもどかしさ。そういう意味では「とにかく観て欲しい」としか言えない。いかに犯人が強運の持ち主だったかもご理解いただけるはず。
全てが運任せの犯行なのだ。と、既に私がここで「犯人」と言っている時点で半分ネタバレにもなっているが、何も書けなくなってしまうので、もうそこはご容赦願いたい。「これは映画なんだから、たまたま上手くいったのだ」と事態を飲み込もうと思っても、なかなか難しい…。少なくともこの映画における客室乗務員の対応はあり得ない。そのせいで当時は実際の航空会社の客室乗務員からこの映画に対してクレームを付けられたほど。…もうメチャクチャ。
とにかく途中までは良いとして…、事件が解決すると逆に「えぇ〜!!じゃぁアレは?コレは?…偶然なん?どうやったん?何でやネン!」と謎だらけ&ツッコミ処だらけになる珍しい映画。それらを役者が大真面目に演じるから余計に観ている方は辛い。演者は誰も「おかしい」とツッコまなかったのだろうか。同じ視点をもつ友人などと観るとある意味、大いに盛り上がるかもしれない。
その辺のことが全く気にならない、もしくは笑い飛ばせるならこの映画はアリかも。
「フライトプラン」は現在(2018年10月1日時点)Amazonビデオで有料レンタル(字幕版のみ)。U-NEXTは324ポイントで視聴可能。NETFLIXは未登録。
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