先週は仕込みネタもなく、映画もゆっくり観られなかったのでネタ切れ。なので、ずいぶん以前にHOT TOYS(ホットトイズ)のダース・ベイダー(新たなる希望バージョン)を改造したことを本ブログで紹介した続編でもしようかと。今だにちょくちょくと以前のページにアクセスがあるようなので、それなりに需要はあるのかなと勝手に思ったりしている。追加改造といってもローブとケープだけで、しかも試行錯誤しながらだったので制作過程を撮影していない。なので完全な事後報告(スマセン)。
ダースベイダーが身にまとっているローブとケープが1/6フィギュアでは…
ライフサイズのローブやケープなら生地自体の自重で自然に垂れ下がるが、1/6フィギュアでは自重が足りず、生地の張りやクセに負けて真っ直ぐ下に垂れず、地球の重力に逆らって広がったりヨレたりしてしまう。
どうしても飾っているフィギュアが着けているローブのヨレと、ケープが広がるのが気になるのでそれをなんとか抑えたいと思っていたのだ。そこで、ローブ底面に針金を通し、ケープには鉛玉を仕込んで自然に流れるように見える小細工をしてみたら、案外上手くいった。
一応、やり方としては、ローブの端の糸を少しだけほどき、針金を底部に仕込み「C」の形を作るように脚を包むように整形しながら、ローブ前面が比較的真っ直ぐに垂れ下がるよう調整。
ケープはウラ生地と合わせて袋状になっているので、外からは見えない首元のウラ生地側を3ミリ程カット。そこに適当な紙を円錐形に丸めて漏斗を作り2ミリの鉛玉を適量流し込んでケープが不自然に広がるのを抑えるようにした。これでダースベイダーを直立させてもローブがヨレていたり、ケープが不自然に広がったりせず、劇中同様に比較的真っ直ぐ下に垂れ下がっているようになった。
鉛玉は2ミリが限界かな。それ以上だとケープに鉛の形状が表れてボコボコに見えてくる。かといってあまりにも細かい鉛玉を使うと縫い目からポロポロと鉛玉が落ちてくる。加工用にほどいたり、カットした部分は後で黒糸で縫い合わせた。やったことはそれだけだが、やるとやらないとでは印象が違って見える。
ローブに針金、ケープに鉛玉で自然な流れに
わりと違和感なくいい感じに仕上がったように思う。以前の写真と比較するとケープやローブがより自然に流れているように見えるのだが…今見ると、こだわりが無ければ気付かないレベルだな…完全に自己満足な世界。
細かいことを言えばプロップとはほど遠いが、ダースベイダー(EP4版)の1/6アクションフィギュアは現時点でホットトイズのやつが1番良く(劇中に近く)できている様に思う。EP4版のダースベイダーは今後発売されることも少ないと思うので、貴重なフィギュアなのに私の手で穢(けが)してしまったので今後、これがお宝価値になることはないな。
今回、ケープに仕込む重りとして使用した2mmの鉛玉はこちら。
改造元になっている1/6フィギュアはこれ。
ムービー・マスターピース スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望 ダース・ベイダー 1/6スケール プラスチック製 塗装済み可動フィギュア
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