以前から狙っていたSLR MAGIC Anamorphot 1.33x-50がヤフオクに許容範囲落札額で出品されていたので少し迷ったが状態も良さそうなので即決落札で入手。現在使用しているPanasonic（字面は似ているが、あの高価なPanamorphでなない）のアナモフィックレンズ「AG-LA7200」は画面両端に行く程、「コマ収差」であろう流れるようなボケが発生していたが、果たして今回はどうなるだろうか。元値が違うのでレンズ性能には期待しているが、どれほどコマ収差が解消されるかは実際に設置してみるまで不明。今回の投資は少なくとも「コマ収差」の改善が見られれば良しとしよう。映りにもどれほど差があるのか楽しみだが、ポンと置いてパシッと映るものではないのは前回のAG-LA7200で経験済みなので、またセットアップの苦労を強いられる。本格的に検証を含めて始動するのは恐らく来週末あたりになりそだ。
現在使用しているPanasonic AG-LA7200はレンズが四角い形状のため比較的水平を出すのが楽だったが、こんどは通常のカメラレンズと同じ丸型の鏡胴。カメラに使用するのではなく、イレギュラーな使用方法であるプロジェクターのシネスコ投影用として設置するので水平を出すだけでも苦労しそうなことが想像に難くない。AG-LA7200は水平設置の楽さに加え、使用しているプロジェクターのEPSON EH-TW6600のフォーカスリングの径にほぼピッタリだったので映像自体の位置出しには苦労したものの比較的楽に思ったところに映像を映すことに成功した。そもそもかなり適当な固定で見た目も酷かったが、こんどのSLR MAGIC Anamorphot 1.33x-50は近頃多い地震への対策を含めてキチンと固定したい。とにもかくにもまず固定方法から検討しなければ。
SLR MAGIC Anamorphot 1.33x-50のフィルター径はφ77mmなのだが、固定するためには本体（鏡胴部分）の外径を測らなければならい。届いた本体をノギスで測ると本体外径（マウント側ではない前面鏡胴部）がφ80mmジャストφ82.7mm。なので内径がφ80mm約φ83mmのリング状の固定器具を探さなければならない。ホームセンターで材料を調達してパイプ用固定器具などを使い自作するか、カメラの望遠レンズを三脚に取り付ける時に使用するリング式三脚座を探すしか無さそうだが、三脚座の内径φ80mm約φ83mmは装着するレンズ鏡胴が結構太いことが想定されていることになり、あまり聞かない。存在するとは思うがレンズの型式で表記されているモノが多いので正確な内径が分からない場合も。これは探すだけでもひと苦労しそうな予感…。しかし、投資したからにはもう後へは引けない。
2019年3月28日追記：お詫びと訂正
※2019年3月20日の本記事にて、SLR MAGIC Anamorphot 1.33x 50の鏡胴をφ80mmとお伝えしていたために、同じ目的を持って記事を参考にφ80mmの固定器具を探してしまった方、間違った情報を流してしまい誠に申し訳ございません。正しくはφ82.7mmでした。お詫びして訂正いたします。
後日の「SLR MAGIC Anamorphot 1.33x 50 アナモフィックレンズを固定するための機材を調達」にて、私の失敗を含めた記事にしておりますので、よろしければそちらもご参照ください。
SLR Magic Anamorphot 1.33 X 50 Anamorphicアダプタ
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