2020年7月30日からNetflixで配信されているアニメ版「トランスフォーマー」。公開日を楽しみにしていたので第1章を一気に観た。予想通り良くも悪くもアニメ版。良く言えば、元が玩具なのでしっかりとオモチャ感がある。
4K UHDでは配信されておらずHD画質だがハイダイナミックレンジ「ドルビービジョン」配信となっている。アニメなので特に解像度に不満はない。CGアニメーションは滑らかで不足はなく、アニメとしては十分。内容も普通に「トランスフォーマー」アニメと楽しめた。
新しいアニメだが、懐かしさも感じる。CGによるキャラクターのモデリングとカラーリングはアニメ版を基にしている。マイケル・ベイ監督による実写版のトランスフォーマーしか知らない人からするとバンブルビーの違いに衝撃を受けるかもしれない。サウンドウェーブ(ディセプコン側の幹部となっているキャラクター。メガトロンへの忠実さではナンバーワン)のエフェクトがかかった声を聞くと「ああ、トランスフォーマーだな」と感じる。
アニメ版はオートボットとディセプコンのキャラクターがどちらもカラフルなので、敵味方どっちがどっちか分かりにくいかもしれない。そういう人は目のカラーを見れば大体判断がつくようになっている。基本的にブルー系がオートボット側で、レッドやイエロー系がディセプコン側のロボットだと思っておけばOK。ただ途中で仲間割れしたり寝返ったりもするので、ややこしくなるかもしれないがその頃には既にキャラクター達を覚えているだろう。
「トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー」はドルビーアトモス配信
音に関しては金属のぶつかる音に重みを感じられず、軽めで「ガチャッ」というブリキのオモチャがぶつかったり倒れたりする音の印象に近い。爆発音も実写版を視聴する時と同等の音量なら身体に振動を感じる程の強烈な重低音は含まれておらず全体的にみると軽い音の印象がある。重低音が全く含まれていないわけではないので、バランスが良いと言えばそうかもしれない。個人的にはもう少し重低音を含めて欲しいと思うが、こういうアニメなので音だけ重厚感を持たせるとバランスが悪くなるのかもしれない。変形時の音は元アニメと実写映画の中間的な音になっている印象。
Netflixオリジナルアニメ「トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー」はドルビーアトモス配信されている。なので戦闘機に変形するキャラクター「スタースクリーム」が上空を飛んだりすると天井に設置したトップスピーカーが活躍したりするのだ。Netflixのドルビーアトモスを再生することができないFire TVからApple TV 4Kに換えておいてよかったぁ。
Apple TV 4KならNetflixのドルビーアトモス配信も楽しめて、Apple TV配信映画はディスクメディアに負けず劣らずのクオリティでサウンドと映像が楽しめる。スクロールも早く、サクサク動きストレスなし。リモコンが薄くて持ちづらいとかんじる人にはカバーを着けることをお勧め。テーブルにポイっと投げ置きするなど少々手荒に扱っても緩衝材になり安心。
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(注:Fire TV 4Kを使用の場合は、Netflixのドルビーアトモスに未対応)
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