楽しみを減らしたくないために自ら情報入手を遮断していた「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の3D版Blu-rayが到着した。正月映画として置いておくにはまだまだ時間がありすぎるので今週末に視聴予定。マランツのAVアンプに替えてから我が家の音響が雲泥の差で良くなったので、こういう音と共に迫力のある映画は特に楽しい。デカい恐竜が歩くたびに身体の産毛を振るわせる重低音により全身で振動を感じる。しかも3Dならではの恐竜の立体感がプラスされ、アトラクション的な楽しさがこの映画にはある。スピルバーグが製作総指揮をとっているのできっと観ている人をイライラさせる、もどかしいシーンも盛り込まれているのだろう。
音声仕様はDTS:X(英語)仕様になっている。DTS:Xなのであらゆる環境下で柔軟に3D空間を作り出してくれるオブジェクト・オーディオという概念が用いられている。乱暴に言ってしまえばスピーカーの配置が視聴環境によってそれぞれ違ってもちゃんとまとめて空間づくりをしてくれる。アトモス仕様なら「天井のこの辺りの位置にスピーカーを配置すべし」とあるが、DTS:Xの場合はその辺りが柔軟に対応できるようになっている。だから立体視する3D映画では我が家の様な中途半端に8.1chでその内のトップスピーカーがフロント・ハイのみの配置の場合、個人的には音声がアトモス仕様よりDTS:X仕様になっている方が今は有り難い。
さて、週末が楽しみだ!
2D版はこちら。3D版には2D版が同梱されるが、2D版にはDVDが同梱されている。新商品は意地でも2枚組にしてしまうこの風潮はなんなのだろうか…。コレクターならまだしも、最近はオンデマンドで気軽に映画が観られるので、物理的なディスクメディアは如何に無駄を無くして手軽に購入できるようにするかがキモになるように思うのだが…アイデアで勝負ではなく、やはり物理的な投入で利益を上げることしかできないのだろうか。
VODのAmazonビデオでは「ジュラシック・ワールド/炎の王国」が有料レンタル(399円)を開始をしている。U-NEXTは540ポイントで視聴可能。NETFLIXは未登録。(2018年12月5日時点)
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