ドリームガールズ,映画,ホームシアーター,プロジェクター,感想

ドリームガールズ(原題:Dreamgirls)

トム・アイン(Tom Eyen)原作によるブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」を基にした、ビル・コンドン(Bill Condon)監督により映画化された2006年公開のミュージカル映画。かつてダイアナ・ロス(Diana Ross)が所属していたザ・スプリームス(The Supremes)がモデルとなっている。昔はミュージカル映画なんて全く観なかったのに、どうしたことか歳がそれなりになると改めて「歌の力」というものを感じる様になったのか、全く抵抗なく観られるようになった。ダイアナ・ロス役をあのビヨンセ(Beyoncé)が努めている。流石に抜群の歌唱力。後半になるにつれてその歌唱力を発揮する。

Blu-ray仕様:本編130分、2.35:1
英語:5.1ch ドルビーデジタル 日本語:5.1ch ドルビーデジタル
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そして、この映画の主役とも言えるジェニファー・ハドソン(Jennifer Kate Hudson)演じるエフィ・ホワイト。映画では彼女が凄いワガママに演出されているが、実話として最もワガママだったのはビヨンセが演じるディーナ・ジョーンズの基となるダイアナ・ロス。ダイアナ・ロスという大御所と、その配役がビヨンセだったからなのか、その片鱗を見せないように映画は作られている。実話でのその他のメンバーの「負」の部分は殆どエフィ・ホワイトが担うというなんとも可哀想な役。

「ドリームガールズ」あらすじ

1962年。音楽での成功を夢見るエフィ、ローレル、ディーナの3人は、“ドリーメッツ”というグループを結成して、新人オーディションへの挑戦を繰り返していた。そんな彼女たちに大きな可能性を見出したのが、中古車販売会社を経営するカーティス。マネジメントを買って出た彼は、地元の人気シンガー、ジェームス・アーリーのバックコーラスに抜擢する。彼らのパワフルなステージは全米の注目を集め、“ザ・ドリームズ”に改名してデビューしたディーナたちはスター街道を歩み始めるが・・・。

パラマウントBlu-ray公式サイト「ドリームガールズ」より引用  © 2016 Paramount Pictures.

ビヨンセとジェニファー・ハドソンの他、アニカ・ノニ・ローズ(Anika Noni Rose)、ジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)、エディ・マーフィ(Edward Regan “Eddie” Murphy)、ダニー・グローヴァー(Danny Glover)等が出演。ダニー・グローヴァーは「リーサル・ウェポン4(原題:Lethal Weapon 4)」以来、久しぶりに映画で見た。もちろん「リーサル・ウェポン」以降も他の映画に出演しているが私が個人的に観ていないだけの話。実際は知らないが、相変わらず人の良さそうないい顔してる。

軽いミュージカル映画

軽いと言っても、気軽に観られるという意味では無くて…ミュージカル舞台の方は観ていないので知らないが、映画のストーリーは凄く軽く描かれている。実話はもっとドロドロしているが端折った感じで都合良く作っている。しかし、そこは実話を基にしただけで、あくまでも映画なので割り切って観た方が面白い。ただ、歌は凄く良かったのだが、そこそこ重いシーンもあるにも関わらず内容が悪く言えばメチャクチャ薄っぺらい。薄い分だけ歌に力を注いで厚みや重みを乗せた感じ。それと、セリフで進むシーンと歌い出しのタイミングがよく分からなかった。

ミュージカル映画なので感情を歌で表現するのは分かるのだが、結構感情的なシーンでも歌わずセリフのまま進んだり「別に歌わなくても」な、シーンで歌ったり。ステージで歌っている途中でカットが変わりセリフが入ったり…。ミュージカル映画なのか普通のドラマ映画なのかなにか中途半端なモノを感じる。今思えばミュージカル映画と言って良いのかどうかも不安になってくる。彼女たちがアマチュアからメジャーになり、そして解散するまでの映画なので時間を端折る部分はあって仕方ないとしても、特に必要と思えないシーンが盛り込まれていたりするので全体的に話が薄っぺらい。ミュージカル舞台か実話を詳しく知っているとまた違った見え方になるかも。

ビヨンセとジェニファー・ハドソンの歌唱力

劇中ジェニファー・ハドソンが歌う「And I Am Telling You I’m Not Going」とビヨンセの後半レコーディングで歌う「Listen」は凄い!泣きそうになった。両方とも切ない歌なのだが…、特にジェニファー・ハドソンが歌う「And I Am Telling You I’m Not Going」はなんともソウルフルな、正に魂のこもった一曲。この歌を聴くだけでもこの映画を観る価値があるかもと思えるほど。この時点でこの映画はビヨンセよりもジェニファー・ハドソンが主演なのだと感じさせる。それほどに本気の歌声を聞かせてくれる。とても切なく、惨めさを感じる歌なのだが感情がそのまま歌に乗せている感じがビシビシと伝わり涙が出そうになる。とてもカッコイイ。でもホントに切ないので「歌が良いから」と何度もリピートして観ていられない。「自分でまいた種」確かにそうなのだが・・・。

気迫のこもった凄い歌唱力なのだが…この歌と声をどう受け止めれば良いのやら。

渡辺直美を思い起こすかと…

ビヨンセの口パクモノマネで一気に人気者になったピン芸人の渡辺直美を思い起こすかと思ったが、大丈夫だった。彼女も映画「ドリームガールズ」の劇中に歌われるタイトル曲「DREAM GIRLS」を口パクで踊りながらパフォーマンスし笑いを取っていたが、振り付けが全然違っていた。良かった、踊りまで合わせていたら思い起こしてヤバかったかも。

 




ドリームガールズ (字幕版)
そんな歌唱力抜群の 渡辺直美 ビヨンセ達が出演する映画「ドリーム」は現在、AmazonプライムビデオとNetflixで絶賛無料上映中。U-NEXT版は有料レンタル。彼女たちのパワフルな歌唱力で元気になれる。時代背景的に黒人差別があり、全国ネットへの進出を阻まれ、ヒットした曲はすぐに白人にパクられ白人のものにされる。そんな時代でも力強く生きた彼女たちを描いた映画。劇中に白人がパクって編曲した方の曲が余りにも力なくギター演奏しながらソフトに歌う姿が笑えるが、当時本当にそういう時代で黒人のヒット曲をへーきでパクリ、白人ウケするようにアレンジして白人が歌っていた。まぁそれもこれも金次第ってヤツです。いつの時代もゲスいな。

 


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