マイティ・ソー,ホームシアター,プロジェクター

マイティ・ソー(原題:Thor)

2011年公開のマーベル・コミックヒーローの実写版映画。ケネス・ブラナー(Sir Kenneth Charles Branagh)監督による作品。平たく言うと「トンカチ持ったマッチョ王子が暴れ回る映画」。なんて言うとファンに怒られそうだが正直、私の中ではヒーロー映画としては今ひとつパッとしない。ソー役のクリス・ヘムズワース(Christopher “Chris” Hemsworth)顔も愛嬌ある顔をしているが、戦い方のせいか余り頭が良さそうに見えない。戦い方自体も「このヒーローならでは」が余りない。ハンマー(「ムジョルニア」という武器)で稲妻を発生させたりできるが、結局はパワーにモノを言わせてひたすらハンマーでぶっ倒していくのでそう感じるか。

Blu-ray仕様:本編115分 アスペクト比:2.35:1
英語:7.1 DTS-SD マスター・オーディオ、日本語:5.1 ドルビーデジタル
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現在マーベルはディズニーに買収されているので今後は、MovieNEXからの販売になるようだ。ちなみに3D版もあるが、私はヒーローである「ソー」にあまり思い入れがないため本作は今回VODのU-NEXTでポイントを使い視聴した。

「マイティ・ソー」あらすじ

神の国<アズガルド>で無敵の強さを誇る戦士ソー。だがあまりの傲慢さゆえに神々の王である父の怒りに触れ、最強の武器“ムジョルニア”と全ての力を奪われて人間界へ追放されてしまう。地球に落ちたソーは、天文学者のジェーンら人々に出会い人間の弱さや痛みに触れ、徐々に真の強さを学んでゆく。だがその頃、邪神ロキの陰謀で神の国は危機に瀕し、さらに恐るべき敵がソーを抹殺すべく地球に迫ろうとしていた。力を失ったソーは地球と神の国を守るために戦いへと立ち上がる!

©Disney

主役のソーを演じるクリス・ヘムズワース他、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)、トム・ヒドルストン(Thomas “Tom” William Hiddleston)、アンソニー・ホプキンス(Sir Philip Anthony Hopkins)、ステラン・スカルスガルド(Stellan Skarsgård)、カット・デニングス(Kat Dennings)、クラーク・グレッグ(Robert Clark Gregg)、イドリス・エルバ(Idris Akuna Elba)、コルム・フィオール(Colm Feore)、ジェイミー・アレクサンダー(Jaimie Alexander)、レイ・スティーヴンソン(Ray Stevenson)、浅野 忠信、ジョシュア・ダラス(Joshua Dallas)などが出演。浅野 忠信はこの作品がハリウッドデビュー作になる。翌年は「バトル・シップ」にもユウジ・ナガタ役で出演している。

浅野 忠信がハリウッド映画デビューした作品。神の世界のはずが、衣裳はどこか“侍”っぽい感じにされてしまうのは日本人としての宿命か。

キャラ設定が分かり易いヒーロー映画

あらすじからも分かるように、良く言えば分かり易く誰もが楽しめる映画。悪く言えば設定が単純で幼稚。神に属するヒーローなので本来何でもありなのだが、神々の王である父によって武器と力を奪われて地球(人間界)に降り立つと、ただの怪力な人となり、ダメージも簡単に受けるようになる。神という割には神らしくなく、普通に人間と同じくダメージを受けると血もにじむ。この辺りは元が漫画なので大目にみて欲しいところなのだろう。「やられた感」が我々映画を観る“人間”が分かり易い。

本作主人公のソー。この後、父に力を奪われ人間界に追放される。笑っていられるのも今のうち。

争いの場は常に地球

以前に「キング・オブ・エジプト」を紹介したが、あれと同様に、元々地球を守るためとはいえ、結局は神々のいざこざに地球が巻き込まれてしまう“ええ迷惑”な話。神の世界でやってくれれば良いものを、こういった話は何故か必ず地球上でケンカの場をもつ。本作「マイティ・ソー」などソーとロキ(トム・ヒドルストン)による、いわば兄弟ゲンカなのだ。地球はただただ“とばっちり”を食らっている。「アイアンマン」や「スパイダーマン」は元が地球上の人間なのでまぁ仕方ないが、「マン・オブ・スティール(スーパーマン)」や「トランスフォーマー」も地球外生命体同士の争いに巻き込まれるのは地球。いずれにせよ常に最近のSF映画では地球が戦場の場にされる。戦闘マシン“デストロイヤー”をソーを抹殺するべく地球に送り込んだら、ソーを狙うどころか、まったく関係ないガソリンスタンドと併設の“セブンイレブン”が破壊されるのを観て笑ってしまった。ただ壊したかっただけなのか。そう言えば「マン・オブ・スティール」もセブンイレブンが壊されていたな…CMかな。

ソーを抹殺しに地球に送られたはずの“デストロイヤー”。町のそこら中を破壊する。ソーが狙いではないのか?

3D版は観ていないが…

Blu-rayでは3D版もあるが、今回はU-NEXTで鑑賞したので3D版は観ていないが、前半は暗いシーンでの戦闘も多く、余り3Dとしての恩恵は受けられないように思う。「ワンダーウーマン」や「ジャスティス・リーグ」ほどしっかりと照明をデザインしていれば問題ないが、普通に撮影されているようなのでただただ暗いだけだ。また、映像が全体的にパンフォーカス撮影されていないので奥行きとしての立体感が乏しくなる。しかも神々が地球を守るために闘っていた相手であるフロスト・ジャイアントという神が青を渋く暗くした感じの色をしたキャラクターで2Dでも見えづらい。3D映像は機器の性能にもよるが本作は“立体視”として楽しむには見づらい部類だと思われる。

本作はフィル・コールソンが登場するのでマーベルのクロスオーバー世界であるマーベル・シネマティック・ユニバースであることが分かる。

 



今回「マイティ・ソー」はU-NEXTで鑑賞。現在(2018年4月2日)無料視聴できるVODは無い。U-NEXTなら月々もらえるポイントを利用し実質無料視聴が可能だ。元々Netflixはマーベル系が弱い。全てが無料視聴可能なため、有料レンタルもない。今後ディズニー傘下にある映画はこういったVODのラインアップには難しくなってくるのだろうか。ディズニーは2019年に独自のビデオ配信を予定している。それに伴い2018年中にはNetflixに提供中のディズニーブランドの映像は終了するといっている。ディズニー系の映画は全てディズニー独自のVODからの配信になる可能性もあるので今後の動向に注目している。ピクサー系、マーベル系、ルーカス・フィルムなどは全てディズニー傘下。…ヤバい。

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