アクアマン,映画,ホームシアター,プロジェクター

アクアマン(原題:Aquaman)

2018年(日本では2019年2月)公開のジェームズ・ワン(James Wan)監督による、DCコミックスのヒーロー映画。正直、私はこのDCコミックスのヒーローに馴染みがなく、アクアマンを知ったのは映画「ジャスティス・リーグ」。それまでは存在すら知らず「誰だこのオッサン」状態だった。海の王らしいのだが、どうしても先に存在を知ってしまっていたマーベル・コミックの「マイティ・ソー」と、キャラクターの破天荒ぶりと、だらしなさ感、それに「王」という設定がカブる。調べるとコミックとしての登場はDCのアクアマンの方が20年程も先らしいのだが、私と同様、多くの人は映画でキャラクター認識するので知名度はソーの方が多分高いだろう。
一言で言うと、色々とごちゃ混ぜ感のある映画だが結果的に楽しさはある。私が入手したのはやはり3D版。4K UHD版とのバンドルではなく別売なのだが、今や我が家でも4K UHDが視聴できる環境にありながらも、選択としてはやはり3D版を手にしてしまう。

Blu-ray仕様:本編143分 アスペクト比:1.78:1 & 2.40:1混合/3D版 2.40:1固定
英語:True HDドルビー・アトモス/3D版 5.1 DTS-HD Master Audio 日本語:5.1ch ドルビー・オーディオ
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一瞬4K UHD版と悩んだが、3Dに関して内容はどうあれフリッカーやクロストークのないDLPプロジェクターでの視聴があまりにも素晴らしいので結果的には3Dをポチってしまっていた。4K UHDの奥行き感をも感じさせる高精細もいいが、やはりどう頑張っても3D版の様な立体視はできない。海中表現も多く立体視するには楽しい要素も多い。

「アクアマン」あらすじ

その日人類は、海底からの未知の脅威に襲われる――人類を超えるテクノロジーと巨大モンスター軍で地上征服を狙う、アトランティス帝国。
海の生物すべてを味方にする力を持つ男、アクアマンがやむなく立ち上がるが……その圧倒的な脅威に、彼は一体どう立ち向かうのか!?

© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. ™ & © DC Comics.

あらすじ内容、うっっす!まぁ、あらすじなんて半分どうでもいいような内容の映画なのでこれでもいいのだが、公式ならもう少し紹介してもいいのではないだろうか。

主な出演は、ジェイソン・モモア(Jason Momoa)、アンバー・ハード(Amber Heard)、ウィレム・デフォー(Willem Dafoe)、パトリック・ウィルソン(Patrick Wilson)、ニコール・キッドマン(Nicole Mary Kidman)、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世(Yahya Abdul-Mateen II)、ドルフ・ラングレン(Dolph Lundgren)、テムエラ・モリソン(Temuera Morrison)、など。

アクションシーンだけでも盛り上がる

アーサー王伝説の話やら、何やらどこかで見た事あるなと思わせるシーンがちょくちょくあるが、そんな事どうでも良いくらいアクションシーンが盛りだくさんの映画。ちょっとお腹いっぱいになる。カメラワークもこの手のものは結構多いがやはりアクションシーンを観るだけでも単純に面白い。私は慣れているのか3D視聴で酔うこともなく見る事ができたが、人によっては酔う可能性がある。

アクアマンの母(ニコール・キッドマン)。この後暴れます。


カメラワークが楽しいアクションシーン。


敵が意外と特撮ヒーローものに登場しそうな懐かしい感じのするフォルム。実際の映像で確認してもらいたい。

「ジャスティス・リーグ」よりも若干おとなしいアクアマン

ジャスティス・リーグで登場した時は破天荒なイメージがあったアクアマンだが、本作では意外とおとなしい。どちらかというと相方女性のメラ(アンバー・ハード)の暴れっぷりの方が目を引く。アクアマンは生まれてから王になるまでの描写の方に重きをおかれて、その素質を映画で見せようとする分、結果としておとなしく見えてしまう。そりゃ破天荒だけでは王にはなれないだろうから、解らなくもない。映画はテンポも良く、多くのアクションシーンが詰まっているので途中で見飽きることがない映画だ。

飛行機から身一つで砂漠に飛び降りてしまうメラ。でも平気。破天荒にも程がある。


やはり想像通りの3D空間作り

いや、悪い意味ではなくそれなりに良い意味でだ。水中シーンはほぼCG(VFX)の世界なので3Dは当然のごとく良好になる。画面が暗いシーンも少なく、全体的に3Dの見通しが良い作品になっている。ただ、長時間視聴となる映画の3D表現では視聴の負担が考慮され、基本的に奥行き感や高さ、立体感だけを表現するので、せっかくの海中のシーンでも海の深さを感じることはできても、周りに泳ぐ魚たちが目の前に飛び出して見えることはない。しかし、せめて少しくらいはもっと積極的に目の前に飛び出してもいいのではないかと個人的は思った。長時間全て飛び出して見えると確かに目に負担はかかるだろうが、少々魚が目の前に飛び出すぐらいではどの道長時間視聴しているのだから、大して疲労感は変わらないのに…と思ってしまう。

こういう水中のシーンは殆どがアスペクト比1.78:1となる。

「アクアマン」に登場する海中の発展した乗り物や戦闘機を見ると…懐かしのあのゲームを思い出した

タイトーの「DARIUS(ダライアス)」というアーケードゲームをご存じだろうか。横スクロール型のシューティングゲームでモニターを横に3枚つなげた巨大な筐体のゲームがかつてゲームセンターにあった。シーラカンスの形をした1画面分ほどの巨大なキャラがステージ1のボスキャラだった。椅子はベンチシートでボディソニックになっており、効果音と共に振動がお尻にズンズンと響いたのを覚えている。この映画を観てそんな懐かしのゲームを思い出した。

ダライアス,アクアマン

懐かしのゲーム「ダライアス」を彷彿させる、水中マシン。

そんな巨大なキャラクターやボディソニックのベンチもインパクトがあったゲームだが、それよりも当時どうやって3枚のモニターのつなぎ目をほぼ目立たさないでくっつけているのか、その方が気になって筐体をのぞき込んだら、正面真ん中のモニター本体1台はハーフミラーから透過させて見せ、両端2台のモニターは反転映像を映し筐体の下からハーフミラーに反射させた映像だった。プレーヤーには「反射映像」「透過映像」「反射映像」でモニターのフレームを上手く見えない様に見せていたのだ。この場合はアスペクト比なんて言わないだろうが、当時の4:3のモニターを3つ横並びなので、重なりの誤差があってもほぼ4:1の超ワイドなアスペクト比。その発想に当時凄く感動した覚えがある。…まぁ、どうでもいい話だな。
 


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私が入手した3D版はこちら。初回限定だがブックレットがついている。本文にも書いたことの繰り返しになるが、海中の3D表現はほぼ期待(予想)通り、深さ感や、奥行き感が楽しいが、ここぞとばかりに少しは飛び出してほしかった。魚が数匹くらい目の前に飛び出して来ても目の負担が変わるわけではないだろうしね。映画は観る人がもっと楽しいと思える3D映像作りを積極的にしていかないと、本当に3D映画は廃れてしまう。なんだか最近の映画の3D版は「はいはい、3Dにしておけばいいんでしょ」的なやっつけ感を覚え、制作者が楽しんで作っていない感じが伝わってくる。…気のせいだといいのだが。

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4K UHD版はこちら。美しい映像美が期待できる。現在は我が家でも4K UHD版が視聴できる環境になったが高精細よりもエンタメ性に優れた3D版につい手が伸びてしまう。こういう、単純でCG(VFX)バリバリの楽しげな映画は特に3Dの方が楽しい。それ以外のストーリー重視の美しい映像の映画は特に3Dで観なくてもいいので、その場合は4K UHDを選ぶだろうと今は考えている。映画は何でもかんでも3Dや、何が何でも4K UHDでなければならない訳でもないだろうし、自分の視聴環境で選択肢が増えたというのは純粋に嬉しい。

「アクアマン」はAmazonビデオで有料レンタル版のみ。U-NEXTは540ポイント(2019年8月11日時点)で視聴可能。NETFLIXは登録なし。

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