映画の音響。陰の立て役者サブウーファー。
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映画の音響。陰の立て役者サブウーファー。

©ONKYO&PIONIEER INNOVATIONS CORPORATION

映画を見るときはどこから音を出して見ているだろうか。 テレビのスピーカー? それともヘッドホン?

AVシステムをしっかり組んでいる方は放って置いて、何気な〜く映画を見ている方はそこまで音にこだわっていないかも知れない。家で一人、映画を見る分には本人が楽しめればそれで十分なのだが、ちょっとした設備投資で劇的に音が変化し、さらに心を揺さぶられる。やっぱり映画は「映像+音響」でより感動できるのだと痛感する。

最近の薄型テレビの影響で薄型の小さなスピーカーを搭載し、ブラウン管時代よりも更に音に厚みがなくなった。ニュースのアナウンサーの声、バラエティーでタレントが喋る声等はハッキリと聞き取れるが・・・。映画はセリフ、効果音、音楽等が重なり合い、渾然一体となってセリフも聴きづらい。映像と共に音響も大切な要素だとつくづく思う。

音の表現を広げるサブウーファー

盛り上がるシーンでバックに流れる音楽がショボイくてイマイチ盛り上がりに欠ける。大爆発を起こしているのに ”バーン” という音は聞こえるが ”ドーン” という低音が余り聞こえないので爆風(実際に風は吹かないが)を感じられない。ボソボソとした声で演じた時のセリフがちょっと聞き取りにくい等。セリフについては現在と昔の役者と発声の違いがあるので、いくら大きなボリュームで聞いても「何言ってんだ?コイツは?」と聞き取れないセリフはあるが・・・まぁ、それは置いといて。

メインのスピーカーも大事だが、それよりも映画を見るときに是非導入したいのが今回紹介する「サブウーファー」というスピーカー。我が家では画像のONKYOのSL-A250(現在は後継機のSL-A251)というサブウーファーだが、現在(2017年6月29日時点)は20,000円以内で入手できる、「家キネマ」(プライベート映画館)計画にとっては外せないアイテムだ。

メインのスピーカーがウーファーユニット30cm位の大型スピーカーで超低音域の30Hzくらい余裕で鳴らせるスピーカーなら必要ないかもしれないが、映画の音は別と考えた方がいい。オーディオが趣味でオーケストラやJAZZなどガンガン聞くぜ!ってロックなノリの人でもない限り、なかなかそれほどの大型スピーカーを持ち合わせているとも思えないし、そういう人でも今は小〜中型のブックシェルフ型のフルレンジスピーカーを導入して十分良い音で楽しんでいるくらい。私も実際に体験したが、仮に大型のスピーカーであっても、迫力ある映画音を体験したい場合はサブウーファーは別で必要だと感じた。

「ブックシェルフ型って何?」とか、「フルレンジスピーカーって何?」って人はGoogleで調べてもらえれば、世の中オーディオファンは多いので、スピーカーひとつを取っても、スゲーって思うものから意味が分からないものまで、山ほど情報が出てくる。

たかがサブウーファーと思うなかれ

本題に戻りるが、サブウーファーの主な役割はやはり通常の小型スピーカーからは聞こえない重低音を鳴らすこと。ONKYOのSL-A250のスピーカーユニットはたかだか20cmだが初めて導入し、テストで「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(原題:Star Wars: Episode IV A New Hope)」を見たときはビビった。

配給会社のロゴタイトルでは音の厚みは増したものの、それほど低音を感じられず「ん?こんなもんなのか?」とサブウーファーのボリュームを上げて、オープニングでドーーーーン!と来るかと思ったら、そーでもない。確かにあの、オープニングクロール(字幕が遠くへ流れていくオープニングシーン)出だしの「ジャーーン」の音が厚みを増し、今まで我が家では聞いたことのない音には変化したが、腹に響く様な重低音が鳴っているとは感じられなかった。

しかし、ここからが凄かった!
『 …・・ドドドドド

オープニングクロールが終わった後が、そりゃもう凄い衝撃だった。ハッキリ言っていろんな意味でビビリまくった。ええ加減なボリューム調整で鳴らしていたせいで、とんでもない重低音と共にスター・デストロイヤーが頭上を通過してった。しかも、腹に響くどころかリビングつづきのダイニングにある食器棚まで振動して、「ビビッビリビィビリ…」と音が鳴り、慌ててサブウーファーのボリュームを下げた。もう重低音と言うより衝撃波かと。それまでの音の信号に重低音の要素があまり含まれていなかっただけだった。

「ご近所さん日中とはいえゴメンなさい!」と心で詫びつつも、余りの衝撃に顔は笑ってた。音というか正に空気を震わせている感じと言い換えられる程。それほどサブウーファーは耳で聞こえないほどの重低音から中音域までをカバーする音を鳴らし、音響に厚みと濃厚さを加える。メインのスピーカーが少々ショボくてもサブウーファー1台導入すれば、かなり映画の音響が変わった印象になる。

導入は思うほど手軽…ではない

サブウーファーの重低音は思っているよりも貫通性があり、多少の厚みのコンクリートの壁も貫通して届いてしまう。私のように知らずにボリュームを上げると大変ご近所迷惑になるので、サブウーファーのボリューム調整は慎重に行うようにしよう。

ただ・・・残念ながら買ってきてポンと置いてテレビに繋いでスイッチオン!そしてドーーン!っていう程の手軽さは無い。基本的にはAVアンプやプリメインアンプ等が必要になる。しかも小〜中型ダンボール箱程度(35〜45cm角)のスペースを占領される。音の指向性(音が聞こえる方向性)が非常に低いため(厳密にはどこからなっているか分かるが)、ある程度は適当な設置場所でも効果は発揮するのだが、決して小型スピーカーほどコンパクトではない。

「.1」の威力

耳に聞こえないほどの超低音域のみを担当するちょっと特殊なスピーカーで、映画の音響に関してよく耳にする「5.1ch」サラウンドという表現の数字「.1」の部分。フロントのスピーカー(メイン)左右2つで「2ch」、センタースピーカー(モノラル)1つで「1ch」。リア・スピーカー(後方)左右2つで「2ch」の合計「5ch」。で、残りの「.1」はサブウーファーのチャンネルを表している。超低音域再生の為、チャンネル数としては普通に「1ch」とカウントされない存在。

ピリオドで区切って別チャンネルの存在(小数点以下の0.1という意味では無い)。でも数字的に見れば小数点以下に見えるこの「.1」が映画を鑑賞するにはものすごい影響力を持っている。音が劇的に変化する。正に陰の立て役者。小さなテレビだと音と映像のバランスが崩れ違和感を覚えるほど。

私が体験したスター・ウォーズの音響では全く「陰」では無かったが…。


ONKYO
サブウーファーシステム アンプ内蔵 ブラック
SL-A251

 


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