スパイダーマン,ホームシアター,映画,感想

スパイダーマン(原題:Spider-Man)

2002年公開、「マーベル・コミック」のスタン・リー(Stan Lee)原作のヒーロー「スパイダーマン」をサム・ライミ(Sam Raimi)監督によって実写化したヒーロー映画。主演はトビー・マグワイア(Tobias Vincent Maguire)が務め、ヒロイン役をキルスティン・ダンスト(キルスティン・キャロライン・ダンスト / Kirsten Caroline Dunst)が務めた。このヒロイン役のキルスティン・ダンストに対して映画公開当初にテレビで 、タレントで映画評論家でもある ”おすぎ” が「ヒロイン役の子、キルスティン・ダンストがとっても ”ブサイク” なのっ!」と公共電波を使ってハッキリと言っていたのを思い出す。

スパイダーマン [SPE BEST] [Blu-ray]

この映画のヒットを受けて同監督でシリーズ3作を製作公開している。サム・ライミ監督といえば「死霊のはらわた」などスプラッター・ホラー映画を監督した人だが、その手の映画を余り見ないので、正直この「スパイダーマン」製作決定の当初に監督を知ったときは不安を覚えた。シリーズ3作品を通して見れば、それが杞憂に終わったので結果オーライだが、1作目にあたる本作に関しては部分的に不満があったのも確かだ。

Blu-ray仕様:本編121分、1.85:1
英語:5.1ch ドルビーTrueHD、日本語:5.1ch ドルビーデジタル

アスペクト比が1.85:1というアメリカン・ビスタ仕様なので白壁投影のプロジェクターならそれほど気にならないが、ビスタサイズ(1.78:1=16:9)のスクリーンやテレビなどで見ると若干上下に黒帯が出ることになる。

「スパイダーマン」あらすじ

幼くして両親を失ったピーターは、大学進学と同級生のメリー・ジェーンへの恋に悩む普通の高校3年生。だがある日、遺伝子を組み替えた特殊なクモに偶然噛まれたことから、超人的な能力を身につける。愛する者たちを守るために、ヒーローとなる宿命を背負ったピーター=スパイダーマンの戦いが今、始まる!

ソニーピクチャーズ公式サイト「スパイダーマン」より引用。 © 2017 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All rights reserved.

遺伝子を組み替えた特殊なクモに噛まれてスパイダーマンになるのだが、第1作目となる本作は、スパイダーマンになるまでの過程が面白い。スパイダーマンだからと言ってクモがウジャウジャとは出てこない。主人公の高校生、ピーター達が社会見学として大学の研究所を訪れた時、そこでクモが登場するのでクモがホント嫌いで見るのもイヤと言う方は注意が必要。あと、コスチュームを自分でデザインするシーンがあるがピーターめっちゃ絵が上手い。

洋画では久しぶりに下手な演技と特撮を見た気がする

トビー・マグワイアやキルスティン・ダンストなどの主役クラスの人物、ピーターの叔母さん役のローズマリー・ハリス(Rosemary Harris)などの主演人物は、ド素人の私から見れば全く問題無いが脇役などの「モブ」の演技がヒドイ。所詮モブなので映画に大きく影響はしないものの、それ在ってこその主役達なのでやっぱりちゃんとして欲しいところだった。ノーマン・オズボーン役のウィレム・デフォー(Willem Dafoe)が一人芝居のように鏡と対面し、内面を映し出した自分と掛け合いをしながら葛藤するシーンがある。このシーンは本当に鏡を使っているのでメインで映っている鏡の中のノーマン・オズボーンがセリフを言っている口と、後ろ姿のノーマン・オズボーンの頬の動きがリンクしているのがそのまま映っている。だから初めは2重人格者のように内面の自分と喋っているのかと思ったが、カットが変わり驚いた表情をするノーマン・オズボーンのアップになった時、そのカットのまま鏡の中からセリフが聞こえる時はアフレコになってリンクしていない。2重人格者風なのか内面の声なのか、これはどういう状況と捕らえればいいのか。監督がOK出したのが信じられない。その他に映像全体はそれほどでもないが特撮的な作りがチャチすぎる。敵のグリーン・ゴブリンが乗るグライダーからのミサイル発射瞬間のシーンなんて、昭和時代の特撮テレビ番組「ウルトラマン」の映像かと思えるほど。全てでは無いのだが笑ってしまうほどに所々でそういった、とても2002年制作の映像とは思えない場面が見える。こうなったら、むしろそういう部分を探して(粗探し的に)見るのが面白いかも知れない。しかし2作目からは格段にクオリティが上がったのでビックリした。

キルスティン・ダンストは本当に ”ブサイク” ?

実際、世の中でも結構ヒロイン役として賛否両論あるようだ。冒頭で述べた様に主演のヒロイン役、キルスティン・ダンストが ”おすぎ” にテレビで映画の紹介時に ”ブサイク” と言われて、逆に印象に残ってしまった。更には「ヒロインが手で崖をつかんで落っこちそうになった時に…。死んじゃえ死んじゃえ!!!って思いました」って、ヒドイ言われようだな、おい。まぁ、それこそ私が言うのも何だが、ブサイクな ”オカマ” のおすぎが言うから笑えるのだが…。この発言は、あの時代にフェイスブックやブログなどSNSが盛んならそこそこ良い感じに「炎上」していたのではないか。

特徴的であり世の中的に絶世の美女とは言えないかもしれないが、私個人としては公共電波を使って不特定多数に一方通行で言うほどの ”ブサイク” では無いと思っていた。今も賛否両論はあるが後の映画「マリー・アントワネット(原題:Marie-Antoinette)」(2006年)にマリー・アントワネット役で主演を務めているし、2011年には、あのイタリアの高級ブランド「ブルガリ(BVLGARI)」のイメージキャラクターとして起用されているほどなので(ポスターはがっつりとレタッチ処理されているが)、美的感覚は人それぞれだが結局の所、海外では ”おすぎ” が言うほどの ”ブサイク” 扱いでは無い。私は悪い意味では無く彼女はとても印象に残る女優だと思う。写真はBVLGARIの当時ポスターで、アフィリエイト広告画像ではない。

© Copyright 2017. Daisy Development™ Celebrity Fashion Perfume™ All Rights Reserved.

日本でも特撮テレビ番組としてスパイダーマンは放送されていた

1978年には日本で東映より、それこそ ”ゴールデンタイム” と呼ばれる時間に特撮ヒーローものとして「スパイダーマン」が放送されていた。と、いってもスパイダーマンのキャラクターを使っただけで話や設定は全くのオリジナル。舞台も日本。本来の主役ピーターは「山城 拓也」という青年で、確か兄弟も居た。オープニングの歌「♪ビ〜ルの〜 谷間の暗や〜みに〜(スパイダーマン!)キラリと〜 ひ〜かる怒り〜の目〜(スパイダーマン!)」 という歌詞とフレーズも鮮明に覚えている。壁を登ったりジャンプしたり、”クモの糸” と言うより ”結びコブ付きのロープ” でターザンのごとく飛ぶ。更にはあの腰を少しかがめて膝を曲げながら腕を振らずに走る独特な走法はヒーローと言うよりは派手な全身タイツの格好をした忍者の様だった。仕舞には当時の特撮ヒーローお約束の変形ロボットに乗り込む始末。もうここまで来たらどうでもいいのかロケットパンチまで繰り出していた覚えがある。マーベル・コミックオリジナルのスパイダーマンなんて「何それ」とばかりに、とっくに置き去りにしていった様子。暴走。

「東映スパイダーマン」で検索したら公式ではないが動画があった。子どもの頃は何も思わなかったが今見るとヒドイ。ヒドすぎてメッチャ面白い。

 



スパイダーマン トリロジー
ブルーレイ コンプリートBOX [Blu-ray]
今回、記事の元ネタにした映画は2002年の「スパイダーマン」1作目のBlu-rayだが、今からトビー・マグワイア主演版の3作品全てバラで購入するなら、全て入った「スパイダーマン トリロジー ブルーレイ コンプリートBOX」を購入した方が値段もそれほど変わらずに特典DISKが付くのでこちらの方がお得かもしれない。パッケージも格好いい。私は都度買い揃えたので結果高くついた。後にリブート版「アメイジング・スパイダーマン(原題: The Amazing Spider-Man)」、2017年9月現在でも上映中の「スパイダーマン:ホームカミング(原題: Spider-Man: Homecoming)」などが別シリーズとして映像がさらにパワーアップし存在する。

今ならAmazonプライムビデオで見られます。

スパイダーマン (字幕版)

 


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