アナモフィックレンズ,AG-LA7200,プロジェクター,シネスコ

アナモフィックレンズとOPPO UDP-203を使ってプロジェクターでシネスコサイズ上映計画スタート

前回に引き続き、ヤフオクで入手したアナモフィックレンズ「Panasonic AG-LA7200」をいよいよ設置。先週末ポン置きからのシネスコ投影をテストしようと目論んだら・・・、何と!我が家の入門機プロジェクターEPSON EH-TW6600のレンズの前面リングサイズにピッタリ!正直に驚いた。ただし、ピッタリ合うだけで固定は出来ないので何かで固定する必要はある…あぁ惜しい!しかもEPSON EH-TW6600は前面レンズリングがピントリングも兼ねているのでコレに固定するわけにはいかない。そのピントリングの直ぐ後ろがズームリングになっている。

Amazon Fire TV Stickの箱が台にピッタリの高さだった

初めにアナモフィックレンズ「Panasonic AG-LA7200」を仮の台に乗せてレンズ前面に置こうかと思い、測ってみるとレンズの高さを33mm上げる必要があった(上下のレンズシフト機能を使っているとこの数値は変わる)。適当なレンズ台を探していると、これまたFire TV Stickの箱がほぼピタリと高さが合うことに気づいた。何という巡り合わせだろうか。早速一度コレで試してみるべく、その辺にあったコードを束ねるマジックテープと輪ゴムで簡単に固定して試すと…
AG-LA7200,仮置きプロジェクターのピントリング(ギザギザのリング)とアナモフィックレンズの「Panasonic AG-LA7200」のリングがピッタリと合うという驚き。ただ非常にかみ合わせが浅いのでこのまま固定は難しいうえ、ピントリングなのでレンズを固定するわけにはいかない。

横方向1.33倍の効果により、いきなり問題が発生

アナモフィックレンズを使うことにより画面の横比率が1.33倍に拡大投影される。今までプロジェクターのズームリングで120インチ程で設定していたがアナモフィックレンズを通すと、横方向にさらに拡大され、投影する白壁に収まりきらなくなった。ズームレンズを最小にし、更にプロジェクターを元の位置から数センチ前進させて投影サイズを小さくして、まずは何とか思っている投影範囲内に収まるよう位置を調整した。

下部のピントが合わない

まずはテスト(パターン)投影してみての感想はとにかく画面がデカくなった印象…と言いたいところだったが、実際は横方向が1.33倍になった横長の映像が映し出されただけだった。当たり前である。その為のレンズだ。プロジェクター本体のズームを使えば同サイズまで拡大できるのでアナモフィックレンズのおかげでは無いことに気付き、恥ずかしい気持ちで一杯に。それはさて置き、映像を見るとどうも下部のピントが甘い。

画面に対して上部はピントが合っているのに何故か下部だけピントが合わない。下にピントを合わせると今度は中心から上部にかけてピントが合わなくなる。このレンズの特性上左右の端はピントが若干甘くなるとの話を聞いていたので、ある程度左右端のピントの甘さは覚悟していたが、下端までピンボケとは…特に下部は字幕の位置なのでコレはさすがにマズイ。
パターン・下部ボケ
仮置き時のEPSON EH-TW6600のパターン。パターンは通常中心円は真円だが、アナモフィックレンズを使うことにより横長の楕円になっている。写真では分かりにくいが垂直の中心線下部の方が上部と比べてボケている(線が太くなって見えている)。他、外枠白い線で左右端の垂直線も太くなっている。またアナモフィックレンズ特有の歪曲収差(ピンクッション)が出て上下とも中心あたりに向かって僅かに凹んでいる。これがカーブドスクリーンならピッタリとハマるのだろうか。使っていないので分からない。歪曲収差は想定内だったが、下部のピンボケは想定外。傾いて見えるのは適当に撮った写真のせい。

アナモフィックレンズでレンズシフト機能は使えない

試行錯誤の結果、プロジェクターのレンズシフト機能で画面を下げていたので画面下部のピントが合わなかったようだ。レンズシフトを上下左右全てをゼロに一旦戻すと、本来映したい場所とはかけ離れたが、中心から上下に概ねピントが合うことがわかった。相変わらず画面左右両端のピントが若干甘くなるのは致し方ないとしても、要するに結論としてはレンズシフトは全く使えないという事実を突きつけられた。さてどうしたモノか・・・。

我慢できずに仮置きでシネスコ上映

下部のピンボケのままでもいいので取り敢えずは早く映像を見たいがため、アナモフィックレンズ仮置きでシネスコサイズのテストに「トランスフォーマー/ロストエイジ(原題:Transformers: Age of Extinction)」を上映してみた。UDP-203 固定レンズ式シネスコモード
まずはOPPO UDP-203の設定画面でアスペクト比を「16:9 ワイド/オート」から「固定レンズ式シネスコモード」(頭に●印が付いている項目)に変更。アナモフィックレンズを装着していると通常モード(16:9)では横伸びだった画面が正しく表示されるようになった。但しこれは本来の16:9での表示ではなくOPPO UDP-203が横方向を意図的に縮め、アナモフィックレンズを通した時に16:9で正しく見える様に表示されているので、実質16:9のビスタサイズの映像は左右に黒帯が出ることになる。

今まではシネスコ時、上下に黒帯が出ていたのが無くなる代わりに、ビスタサイズでは左右の黒帯が表示されるようになる。それを解消するにはアナモフィックレンズを外し16:9のワイドモードにする必要がある。そのモードが「可動レンズ式シネスコモード」だ。アナモフィックレンズを簡単に取付、取り外しが出来るようにしておく必要はあるが、シネスコサイズでもビスタサイズでもプロジェクターの映像チップを100%使用することが出来る。(設定画面が台形に見えるのはアナモフィックレンズのせいでは無く、下から少しあおって撮影してしまった為)

仮置きなので上の画像の文字も下部の「すべてのコンテンツを〜」の文字はボケているが、この設定により16:9のビスタサイズもアナモフィックレンズを装着したままで見ることができる。リモコンのズームボタンを押す毎に「16:9」→「21:9」→「フル」の3通りの繰り返しで切り替わる。「フル」は個人的に固定レンズ式の場合は必要ないと思うのだが、ストレッチをかけずに映像ソースそのままで出力するモード。なので映像はアナモフィックレンズによって横伸びの状態になる。OPPO UDP-203を起動するとまずはアナモフィックレンズを装着した状態での16:9モードになっている。見たい映画のディスクをセットし、ズームボタンを一度押して21:9モードに変更すると…。
OPPO UDP-203リモコンズームボタン

シネスコ投影テスト トランスフォーマー
シネスコ投影テスト トランスフォーマー

うぉ!凄い!上下の黒帯が消えてプロジェクターの映像チップ100%使ったシネスコサイズは解像度が上がったように見え、更に明るく見える!しかも何だ?この3D映像では無いのに独特な奥行き感と立体感は。少し上下中心が歪曲しているはずの映像もあまり気にならないし、むしろそれが「映画」っぽくも見える。プラシーボか?プラシーボ効果なのか?これだけ見ると「もう充分ええかな」って気になってきた。…いやいやイカン。画面では分かりにくいが下部がボケているのだ。たまたま字幕の無いところを映しているが実際は字幕がボケる。これを解消するにはプロジェクターの設置位置の調整が必要になるのだが。…少し気が重い。

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