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ターミネーター:新起動/ジェニシス(原題:Terminator Genisys)

映画「ターミネーター」シリーズのリブート版。アラン・テイラー(Alan Taylor)監督による2015年のSFアクション映画。「ターミネーター」シリーズとしては第5作目にあたる。リブート版は3部作として構成(予定)されているが、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger)はもう70歳にもなるので、正直言って本シリーズを続けられるかは謎。「ターミネーター = シュワルツェネッガー」のイメージが強いので、3部作の第1作目に登場した以上は3作分きっちり出演して欲しいものだが、どうなることやら。

Blu-ray仕様:本編126分、2.35:1
英語:Dolby Atomos 日本語:5.1ch サラウンド 他
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ドルビーアトモス仕様(英語のみ)のBlu-ray。日本語吹き替えは対応していない。私は3D版を所有しているが3D版でもドルビーアトモス仕様になっている。日本語は「5.1サラウンド 他」となっている。DTSなのかドルビーデジタルなのか不明。「他」って何だ?

トールケースのジャケット裏には「Dolby Atomos」と書かれているので、公式サイトにある「5.1ch Dolby Atomos」と書かれているのは恐らく誤植だろう。

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」あらすじ

自我に目覚めた人工知能〈ジェニシス〉が起動すれば、人類は滅亡する。〈人類の未来〉を取り戻すには、何者かによって〈書き換えられた過去〉に戻って戦うしかない。運命の鍵を握るのは女戦士サラ・コナーと、〈絶対に彼女を守る〉ことをプログラムされたT-800ターミネーター。人類滅亡のカウントダウンが迫るなか、ふたりの前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在ー最新最驚のT-3000ターミネーターの正体は? そして、人類の救世主は一体誰なのか?

出演は歳を取ったアーノルド・シュワルツェネッガー他、ジョン・コナー役にジェイソン・クラーク(Jason Clarke)、サラ・コナー役にエミリア・クラーク(Emilia Clarke)、カイル・リース役にジェイ・コートニー(Jai Courtney)が主演を努める。その他にJ・K・シモンズ(J K Simmons)、イ・ビョンホン(李炳憲,이병헌,Lee Byung-hun)なども出演している。ターミネーターが歳を取るのも変な話だが、劇中の説明によるとターミネーターも皮膚だけは歳を取るんだってさ。ふ〜ん。

またパラレルな世界

本作はリブート版なのでこれまでの設定を置いたままストーリーを刷新するかと思いきや、主な登場人物はそのままだが設定は少し変わっている。リブート版と言いつつも「ターミネーター(T1)」や「ターミネーター2(T2)」をオマージュしている部分が多く、その割には説明不足になってしまっているのが少し残念。初めて見る人に「親切」では無い映画。「『ターミネーター』は知っているでしょ?」といった制作者の傲り(おごり)があるように感じる。「ターミネーター」シリーズでもタイムマシーンが出てくるので、最近の映画でありがちな「過去の行動で未来が変わる」事や「パラレルワールド」と言ってしまえば何でもアリな風潮が見える。最近こういった表現が多いと感じる。まぁ面白ければいいのだが。

「ターミネーター」と言えばシュワルツェネッガーという人気のある映画なのだが

「ターミネータ」シリーズでどれが一番好きかと聞けば多くが「T2」と答える人が多い。今年の夏にはわざわざ「T2」の3D版上映もあったほど。興行成績としては確かに大成功を収めているし、「T3」、「T4」に関しては「失敗作」とまで言われている。本作を「真のT3」と言う人も。その一方で「ターミネーター」シリーズはSFサスペンス・ホラーとしての要素が強い1作目「T1」を1番に挙げる人も多い。

確かに「T1」が話題になり、ヒットしたから続編の「T2」が制作された。また「T1」は「主役は少しどこか野暮ったく」て圧倒的に強い敵にシュワルツェネッガーを起用した点は、以前私が「スター・ウォーズ エピソード4」の時に話した「スター・ウォーズの魅力とロングヒットの法則」の項と一致している。

私には「T1」と「T2」は別物に見える。「T1」はSFホラー映画。「T2」はどちらかと言うとSFヒーロー映画だ。「T2」でホラーよりも笑いの要素を増やし、言い方が悪いが一般ウケするような映画作りをしたのでファンは一時的に増えたが…案の上「T3」から人気が落ちていった…。これも法則通りだ。ヒットしたから敵だった相手を味方にするのが間違っている。魅力的な敵のまま置いておけば良かったのに。もうこうなると後にいくら「ターミネーター」のリブート版を作っても「T2」程は興行成績を伸ばすことが出来ないだろうと私は予測する。

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」の3Dは、まぁまぁ

本作が「ターミネーター」シリーズ初の3D映画。前作「T4」が2009年公開なので「アバター」と同時期だが、「アバター」が切っ掛けで3D上映が盛んになったので、「T4」は残念ながら3D映画として撮影されていない。2017年の8月11日に「T2」の3D版が上映されたが、それまでは本作の「ターミネーター:新起動/ジェニシス」がシリーズ最初の3D映画だ。あ…ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のはアトラクションなのでノーカウントね。映画の3Dは飛び出し感がなくどちらかと言うと奥行き感。本作も例に漏れず奥行き感が良く出来ている。火の粉や火花などは手前に飛び出すのでちょっと面白い。

こういうシーンは迫力ある3D映像が楽しめる。

CGモデリングされたターミネーターはやはりちゃんと3D。CGを使った背景とモデルは割とパンフォーカス(奥までピントがあう)なことが多いのでCGを駆使するターミネーターは3D映画に向いている。が、やはり通常のカメラで撮影された、人物をメインにした会話のシーンなどはフォーカスが人物にいき、背景はボケるので3Dならではの奥行きも何も無くなる。ピントが合っている人物や物が立体に見えるだけ。それと全体的に観て夜というか暗いシーンも多いのでそういったシーンは3D効果もイマイチ。

やはり、こういうCGでのシーンは流石に3Dならド迫力だ。

 



ターミネーター:新起動/ジェニシス 3D&2Dブルーレイセット(2枚組) [Blu-ray]
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私が所持しているのは、こちらの3D版。ターミネーターが3Dになって迫ってくるのは迫力がある。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)以来。3DはUSJの方が流石アトラクションなので飛び出す。こっちは奥行き重視。しかし火の粉や火花はこっちに向かって飛び散るので「熱っつ!」…とはならないがなかなか面白い。余り期待しすぎるのは禁物だが…。ドルビーアトモス環境で観られる人は想像での話だが、終盤で音の方向が面白い「かも」知れない。

2D版になってしまうが「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は、Amazonプライムビデオで絶賛上映中。U-NEXTとNetflixでは現時点では未登録。

 


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