Jurassic World,映画,感想,ホームシアター,アナモフィックレンズ,プロジェクター,3D

ジュラシック・ワールド(原題:Jurassic World)

スティーヴン・スピルバーグ(Steven Allan Spielberg)監督による1993年の「ジュラシック・パーク(原題:Jurassic Park)」から「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(原題:The Lost World: Jurassic Park)」、「ジュラシック・パークIII(原題:Jurassic Park III)」とシリーズが続いて、2015年に公開されたコリン・トレヴォロウ(Colin Trevorrow)監督によるシリーズ4作目。スピルバーグは製作総指揮を担っている。「ジュラシック・パークIII」が2001年公開だったから、実に14年ぶりとなったが、ジュラシック・シリーズでは日本で初の3D映画。実は2013年に公開20周年として1作目の「ジュラシック・パーク」は3D化されているが、日本では公開されていない。現在はBlu-rayで入手することが可能。

Blu-ray仕様:本編時間 124分 画面比率 2.0:1
英語:7.1ch DTS-HD Master Audio 日本語:5.1ch DTS デジタルサラウンド
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私が所有しているのは当然3D版。あの恐竜達を3Dで見られるかと思うと嬉しくて、嬉しくて。1作目の「ジュラシック・パーク」3D版Blu-rayを入手していないので、家キネマで観るのに本作を楽しみにしていた。劇場公開時から画面アスペクト比が2:1となんだか不思議な比率仕様。おかげでアナモフィックレンズを通すと僅かに画面上下が切れる。それほど影響もないので、そのままシネスコサイズ(2.35:1)の3Dで観た。

「ジュラシック・ワールド」あらすじ

恐竜の謎と優れた特性を体験し、至近距離でふれあうことができる高級リゾート「ジュラシック・ワールド」。このパークのマネージメントに意欲満々の野心家クレアの元へ2人の甥っ子、16歳のザックと11歳のグレイが訪ねてくる。フリーパスを渡された2人は、ジャイロスフィアという360度周りが見渡せるアトラクションに乗って恐竜の間を回っていた。しかしその時、あまりの凶暴さゆえに隔離状態で飼育されていた、禁断の遺伝子組み換え大型恐竜「インドミナス・レックス」が逃亡し、ジャングルの奥深くへと姿を消す。それはパーク内のすべての生き物の命が危険にさらされていることを意味していた…。

NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン Blu-rayソフト「ジュラシック・ワールド」より引用。
Copyright (C) 2014 Universal Studios. All Rights Reserved.

大まかな話としてはお約束事になっているジュラシック・シリーズ。恐竜が人間を襲うような事態にならないとこのシリーズ映画とは言えない。毎回子供達が勝手な行動をしてパニックになるのもお約束。一部の大人が儲けだけを考えて私利私欲に暴走するのもお約束。そして言わんこっちゃない、全員でパニックになるのがこの映画。

勝手な行動をとるからこういう目に遭う。絶対に割れない素材なら反って楽しいかも。

主な出演者は、クリス・プラット(Chris Pratt)、ブライス・ダラス・ハワード(Bryce Dallas Howard)、タイ・シンプキンス(Ty Keegan Simpkins)、ニック・ロビンソン(Nick Robinson)、イルファーン・カーン(Irrfan Khan)、ヴィンセント・ドノフリオ(Vincent D’Onofrio)、オマール・シー(Omar Sy)、B・D・ウォン(B.D. Wong / 黃榮亮)

シリーズ通しての本作は少し違和感を覚える

従来のジュラシック・シリーズはDNAを採取してクローンを造り、復活させた恐竜たち。なのでそのまま原始的な子供の頃に図鑑などで見た恐竜たちがスクリーンを覆ったが、本作はとうとう食品大豆のごとく遺伝子組み換えに乗り出した。なので恐竜っぽいけど子供の頃に見た図鑑の従来型の恐竜もいるが中には違うモノもいる。これが、ちょっと個人的にはイヤだった。これじゃあ遺伝子の組み換えによるものではないが「ゴジラ」と変わらない。ゴジラはゴジラで恐竜っぽい怪獣映画だから面白い。

ジュラシック・シリーズが怪獣映画になってしまう

ジュラシック・シリーズは怪獣映画ではない。琥珀の中に埋もれていた恐竜時代の虫(蚊)からのDNA採取によって、本当に恐竜が再生出来たらこんな感じになるかな〜、という“ありえそうな想像”で映画が作られているからリアリティがあって面白いのだ。それを映画の中で遺伝子組み替えて別の恐竜を作りましたでは、そもそもフィクション映画なのだから恐竜ではなく何でもできてしまう。この一件で私の中で本作における恐竜のリアリティが崩れた。

そして、本作は恐竜をペットのように扱う。そこまでは動物園の動物と同じだろうという観点から“人に慣れた”と思うことはできるが、それを恐竜ハンターとして人間が先導させ、高度なコミュニケーションを取る事ができるのだが…コミュニケーション能力が人間並みでちょっとやり過ぎで冷める。

3Dならではの見どころ

このシリーズ映画は3Dでは無くてもパニック映画として充分楽しめる。周りが海に囲まれた壮大な大自然の中、人間の手に負えない恐竜たちが本能のままに人間をエサとして襲いかかるのだから、そりゃ怖い。3D版ではそんな大自然の広がりと、恐竜を立体視できる楽しさがある。奥行き感や空間表現は他の実写3D映画とさほど変わらないが概ねパンフォーカスで撮影されていて良好。そして何と言っても恐竜が向かってくるところ、画面奥から口を開けて補食しようと突進してくるところは、流石におぉ!となり楽しい。

画面奥から迫る恐竜のアゴ。3Dならではの演出はド迫力!

この映画における「ジュラシック・ワールド」とは、ディズニー・ワールドやユニバーサルスタジオの様に近代的なテーマ・パークになっている。恐竜が完全に見世物になっているので、3Dで観ることにより観客として一緒に楽しむような感覚になれる…途中までは・・・。そこはやはりパニック映画。楽しいはずのテーマ・パークにジワジワと危機が訪れる。

明るいシーンでは3Dも良好。先にも述べたよう全体的にパンフォーカスで撮影されていてしっかり奥行き感も感じられる3D映画になっている。ただし、暗い所で襲われるのはパニック映画の常套手段だが、敢えて3Dでとなると奥行きも感じなくなり、立体感が損なわれる。闇に潜む恐竜もの恐怖感を表現したいのは分かるが、通常の2D版となんら変わらなくなり「3Dならでは感」は薄い。

3D映画としては欠かせない「パンフォーカス」。比較的に奥の方までピントが合っている。

本作は暗いシーンばかりの映画ではなく、暗いシーンでも見せたいところには不自然にならないような光が当たっているので対象となる人物や、恐竜はしっかり見えるので立体感はそれほど損なわない。総じて良好な3D作品と言える。舞台がテーマパークというのも人工的なライトがあって当然なので、不自然さを感じなく良かった。

場当たり的な行動など相変わらず色々とツッコミどころ満載の映画だが、それらを含めて娯楽映画としては十分面白い。

 




ジュラシック・ワールド3D
ブルーレイ&DVDセット(ボーナスDVD付) [Blu-ray]

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私も所有している、ド迫力の恐竜たちが立体で見られる3D版Blu-rayはこちら。劇場の感動をもう一度味わえるが、あくまでもそれは画面サイズがある程度大きくないと、やはりこの迫力は出ない。小さく立体で恐竜が動いてもトカゲや、せいぜいコモドオオトカゲ程度。ここはやはりプロジェクターの大画面で3Dを楽しみたい。

4枚ディスクと無駄に沢山ディスクを付ける必要はないので、どうせ付くならオマケ特典で飛び出し感のある3Dの恐竜図鑑でも作って欲しい。リモコンの左右ボタンでクルクル回せるとかだったらいいなぁ…出たら買うな。

 


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