突然だが我が家のホームシアターにマランツのAVアンプ「SR8012」を導入することになった。以前から目を付けていた製品だったのだが、今のタイミングは予定外で自分にとってもサプライズ。AVアンプの入門機としてホームシアターや音楽再生で長年(7年くらい)楽しませてくれたYAMAHAのAVアンプ「RX-V767」がどうもここ最近調子が悪くなっていた。電源を入れたまま入力の切替えをすると、チャンネルを表示するスピーカー・インジケーターが全て消えて、音が全く出なくなる。しばらく待っても音の出る気配がない。電源を入れ直すと問題無く出力される。かと思えば上手く切り替わることもある。ブログの記事にしようかと現象確認するため何度が繰り返したが、どうも確実な再現性がなく“気分による”ようで困ったもの。入力の切替えなんて頻繁ではないものの操作する側としてはなかなかのストレス。そう言えばYAMAHAのRX-V767にはイコライザーの操作性といいちょくちょくストレスを与えてくれる。
下の関連記事は7年前に購入したアンプ。(7年前の記事という意味ではない。「家キネマ。」ブログを始めた当初で若干ふざけた文章を書いていた自分に腹が立つ)↓↓
時期が想定よりも随分早まったが、どうせいずれドルビーアトモス環境を目指して買い替えるつもりでいたし、これを一つの切っ掛けと捉えYAMAHAの機器からも離れようかと買い替えることに。ただ、今から中途半端なチャンネル数のAVアンプを買うよりは、後のことを考えて我が家のリビングにおける最大限設置可能なスピーカー・チャンネル数を再生出来るアンプでないと、いずれまた買い替えることになるのでそれは反って勿体ない。そこで、無理矢理でも我が家では最大で7.1.4chが限界だと思うのでこれを目指す。となると11.1ch再生能力を持つAVアンプという事になる。
もう一つはオーディオ再生でそこそこ鳴らせるAVアンプであること。ピュアオーディオのアンプには遠く及ばないにしても、音楽もそこそこ聴くのでAVアンプでもそれなりに自分好みの音で鳴らせるものを目指したい。そこで目をつけたのがOPPO UDP-203とおなじ「AK4458VN」DACチップを搭載したマランツのSR8012だったのだ。DACチップだけでいい音と断定など出来ないし、ESS社製のDACを搭載したAVアンプもあるが、UDP-203でDACとしての性能は私にとって十分納得のいくものだったし、SR8012の音をショップで聴いた限りではまったく私の耳心地に問題無いレベル。これなら現在、入力全てをUDP-203のHDMI入力に集約するためのHDMIセレクターも外せるだろう。これからはHDMI端子で8in・3outを装備しているSR8012がセレクターの役割も果たしてくれる。DENONという選択肢もあったが、カッチカチ(良く言えばメリハリがあって高精細なイメージ)の音作り傾向が昔は好きだったが今の好みではない。※あくまでも個人的なイメージ。
突然でかなりの金額の投資になったが、これ以上AVアンプに投資をしたくないし、後にまた買い替えて再配線もしたくない。ピュアオーディオの世界は老人になって隠居生活してからでも基本の部分は理解しているのでコツコツできる。ビジュアルが絡む機器関連は、もうろくジイさんになる前にシステムを把握しておきたいし、新しいものが出てくるので早めに取りかかっておきたい。
週末は設置のための掃除から始めようか。
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