グロテスクではないが、人間が喰われる等の表現があるので小さな子供には注意が必要。
Blu-ray仕様:本編107分 アスペクト比:2.4:1
英語:ドルビーアトモス(3D版はDTS-HDマスターオーディオ) 日本語:5.1ch ドルビーデジタル
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小さな子には注意が必要と書いたが、映画自体は元がゲームなだけにマンガのような内容。ストーリーや理屈や矛盾をツッコむなど、少々“面倒くさい”オトナが観ると評価が低くなりそうな映画。「細かいコトはええねん。あまたのネジ1本飛ばして観て」と言いたい。
「ランペイジ 巨獣大乱闘」あらすじ
こいつら、いったいどこまでデカくなるのか!?
地上最強の巨獣たちが、すべてを破壊しながら北米大陸を横断!!それは人類の誰も気づかぬうちに始まった。
最新を誇る遺伝子実験の失敗によって、なんと普通の動物たちが突如進化し始める!
ゴリラ、オオカミ、ワニなどが猛烈に巨大化し、凶暴化してしまう。
ヤツらの成長はとどまることを知らず、もはやクソデカい巨獣と化し、陸・海・空おかまいなしに街で破壊の限りを尽くす大乱闘をおっぱじめる!
シカゴを舞台に、巨獣たちの暴れる理由は一体なんなのか?
生物ピラミッドが一夜にしてひっくり返った人間たちに、巨獣たちの大乱闘を止めることができるのか?ハイブリッドな成長をうながす巨獣の遺伝子は、発狂しそうなほど滋養満点。
サメの成長が止まらない遺伝子だけでなく、シロナガスクジラの成長率、カブトムシの強靭さ、チーターのスピード、トゲマウスの細胞修復能力など、ありとあらゆる異なる遺伝子を混ぜ合わせた予測不能の特殊生物たちだ。
ワニの黒いウロコはチタンより硬く、足の指は車の大きさを超え、尻尾の先がスパイクボールのように変異し、ドラゴンと恐竜が合体したような姿に。
ヤツらは時にタッグを組み、戦闘機や戦車に真っ向から向かってくるから、こりゃたまらん!!
© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
本作のティーザー動画のナレーションもそうだったし、公式サイトのSTORYの書き方からしておバカ映画っぽいが、それは否定しない。
出演は、ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Douglas Johnson)、ナオミ・ハリス(Naomie Harris)、ジェフリー・ディーン・モーガン(Jeffrey Dean Morgan)、マリン・アッカーマン(Malin Maria Akerman)、ジョー・マンガニエロ(Joseph Michael Manganiello)、ジェイク・レイシー(Jake Lacy)など。
ベタで王道で痛快
先にも書いたとおり、ストーリーなんて半分はどうでもいいが、突然巨獣達が現れて暴れまくるという人類にとって理不尽極まりない展開ではない。そこには一応悪い人間が絡んでいて、一応悪巧みをして…というベタな展開がある。良いやつはとことん良いやつで、そして良いやつの言う事を全く聞き入れようとしない頑固な軍隊がいて…と。もうこういう映画の王道を突っ走る娯楽映画。お約束ごとを踏襲するかのような展開なので先の展開は見える。見えるがそれが面白いのだ。
この映画の面白さを例えるなら…
まるで同じ場面展開とギャグを飽きるほど繰り返すのに、それが反って王道として面白いと思ってしまう吉本新喜劇と似たようなモノ。ランペイジと吉本新喜劇を一緒にするなと怒られそうだが…王道という安心感と安定感の面白さという意味で。あ、プロレスで例えた方が良かったか…ああ、プロレスに近いかも!ドウェイン・ジョンソンだけに。…プロレスを観ないのですぐに浮かばなかった。だから面白くないと思う人は、どの角度から観ても面白くない映画かもしれない。
あらすじに書いてあるような「ヤツらの成長はとどまることを知らず」を期待したが、その期待に反してある程度で巨大化が止まるのにはガッカリ。ここまでするのなら、とことん止めどなくデカくなったらもっと笑えたのに。
「ランペイジ 巨獣大乱闘」は現在(2019年3月1日時点)、NETFLIXの会員なら無料視聴可能。Amazonビデオは何故かコンテンツプロバイダー契約により現時点で視聴も購入も不可となっている(予告編は見ることができる)。U-NEXTは432円(またはポイント)で視聴可能。
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