MEG ザ・モンスター,ホームシアター,映画

MEG ザ・モンスター(原題:The Meg)

2018年公開、ジョン・タートルトーブ(Jon Turteltaub)監督による、アメリカ・中国合作の映画。先日の「ランペイジ」に続いて巨大生物おバカ映画、第2弾。でもこちらは私の中では「ハズレ」の部類。いや、どの映画でも劇中どこかは面白いのでこの「MEG・ザ・モンスター」も面白い部分はある。ただ先日の「ランペイジ」に比べるとおバカさ加減がなく、皆さん大真面目に巨大サメに挑んでいるのが反って冷める。うまく説明出来ないが「ランペイジ」は俳優も制作サイドも何か楽しんで映画を作っている感じが伝わってくるのだ。それが観ている方にも伝染する。「MEG・ザ・モンスター」は残念ながら、私にはそれが伝わってこなかった。

Blu-ray仕様:本編113分 アスペクト比:2.39:1
英語:ドルビーTrueHD ドルビーアトモス 日本語:5.1ch ドルビーデジタル
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公開当時からBlu-rayを買う気は無かったのでU-NEXTでポイント利用視聴。アスペクト比はオリジナル通り2.39:1だったのでホッとしている。私の苦手なホラー系というよりもアクション・スリラー系映画。関係ないが、「メガロドン」と字面を見ると、どうしてもトランスフォーマーの「メガトロン」が頭をよぎる。あと、こういう映画の割には人間が食い千切られるなどのグロテスクな表現はないので、巨大サメの怖ささえ大丈夫なら子供でも大丈夫。逆にそれを求めている人は全く観る価値無し。

「MEG ザ・モンスター」あらすじ

大陸から200キロ離れた海洋研究施設から、潜水した探査船が未知の海溝を発見。しかし、喜びもつかの間、船は未知の海域で消息を絶った。潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、救助に向かった先で、生物学の常識を超えた“モンスター”=MEGと遭遇。しかし、その恐怖は単なる始まりに過ぎなかった。

船を破壊し、研究施設を壊滅させたMEGは、陽光まばゆいビーチをも恐怖に陥れようとしている。ジョナス率いる海洋エキスパート・チームは、この危機をどう乗り切るのか?人類は、果たしてこの脅威から逃げ切ることができるのか⁉

© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., GRAVITY PICTURES FILM PRODUCTION COMPANY, AND APELLES ENTERTAINMENT, INC.

出演は、ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)、リー・ビンビン(李冰冰)、レイン・ウィルソン(Rainn Dietrich Wilson)、ルビー・ローズ(Ruby Rose)、ウィンストン・チャオ(趙 文瑄)、クリフ・カーティス(Cliff Curtis)、ソフィア・ツァイ(Shuya Sophia Cai:蔡书雅)など。あとチョイ役だが日本人俳優のマシ・オカも出演している。この俳優さん観る度に徐々に太っていくな。

この映画においてのジェイソン・ステイサム1番の見せ所?50歳を超えて尚この肉体美。

こういう映画はゾクっと感を期待してしまう

初めて観る映画はいちいちジャンルを確認してから観ていない。最初のパッケージやポスターなどの印象と主演俳優から、だいたい想像して観ることが多い。で、この「MEG ザ・モンスター」はジェイソン・ステイサムが主演。これでアクション系なのは確実。そしてポスターやBlu-rayジャケットアートは、浮き輪で海をのんびり漂う女性の下から洞窟の入口ように口を開けて迫る巨大サメが…、その写し方がちょっとゾクっとする。かつての「ジョーズ」(1975年)のポスターを真上から見たような構図的でこちらほうが恐怖を感じさせるいいポスターだ。

しかし、実際に映画を観ると自分でハードル上げてしまったのか、良かったのはポスターやジャケットアートまでだった。あのゾクゾク感が全くない。実際に目にする富士山や、呉の潜水艦など日常的に目にしない巨大なモノは目にすると何かゾクっとする。テレビでシロナガスクジラを見たり、巨大なダムを見たりするとゾクっとするのも同じ感覚。あのポスターはダムに作られている巨大な「ダム穴」に近いゾクゾク感があるが、それを期待したら失敗した。ダム穴ってなんか吸い込まれそうでゾクっとする。Googleの画像検索で「ダム穴」と検索すると結構不気味。
Embed from Getty Images

↓「ダム穴」でちょっとゾクっとしたい方はどうぞ。(Google画像検索で「ダム穴」)
 多分、ダム穴の方がインパクトあって本作のレビューなんてぶっ飛んでしまう。
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&tbm=isch&source=hp&biw=1238&bih=1080&ei=Sex8XJnrJ8_chwPd3K-oCA&q=%E3%83%80%E3%83%A0%E7%A9%B4

巨大イカも登場するが、皆がそれほど驚かないことに私が驚く。冷静に「巨大イカよ。」と言われても…もっと、こう、何かあるやろ。

CG合成は良くできているが、メガロドンに襲われるシーンでもっと巨大感が演出できたのではないだろうかと思う。海の中なので比較対象物が少ないのも原因か。一応比較できるシーンもちょくちょくあるが何だか「うぁ、デケー」が薄い。3Dで観たら面白かったのだろうか。

こういう海底シーンは3D版できっと面白いはず。

ただの中国市場に向けた映画っぽい

米中合作映画のせいか、完全に中国市場に向けた映画だった。それがダメなわけではないが、結果的にそれが面白くできない原因であるかも知れない。中国の検閲を考慮したのもなのか、こういった映画なのに何か「豪快さがない」「振り切れない」もどかしさがある。巨大サメに対してやることが小さいというのか…チマチマと反撃するというのか。

リアルを追究するならそれも場合によってはアリかもしれないが、劇中に登場する拠点となる海洋研究施設からして現実離れした、もの凄くSFチックな内装。どこかのSF映画に登場しそうな宇宙船の様だ。潜水艇もSFチック。でもメガロドンへの対抗手段は最初アナログ的で後半SF映画に。何かチグハグ感がある。あらすじにも「陽光まばゆいビーチをも恐怖に陥れようとしている」とあるが、リアルに考えるならその海域での遊泳を禁止すべき連絡も取れないのだろうかと思う。連絡手段ならいくらでもあるだろうに。

宇宙モノのSF映画に登場しそうな研究施設。タイミングよくクジラの親子も泳ぐ。

危険な生物が襲ってきている状況で研究所指揮官の娘であるスーイン・ジャン(リー・ビンビン)がバッチリメイクでヒーローのごとく勇敢に単独出動し、その子供のメイイン・ジャン(ソフィア・ツァイ)はそんな事態でもどこにも避難せず、大人と一緒に見届ける。今から対決するという時でさえ、映画を盛り上げる為にも振り落としてくれと言わんばかりにハーネスや命綱、ライフジャケットさえ付けずにデッキに立つクルー。俳優ファーストで見せ場ばかり気にして作られた感がアリアリと見え、リアルさにも欠ける。メインが巨大サメなのかジェイソン・ステイサムなのかリー・ビンビンなのか焦点もブレブレになる。ウォータープルーフ化粧品を使っているのか、どれだけ海に入ってもバッチリメイクのリー・ビンビンも気になる。

どんな場面でも終始バッチリメイクのリー・ビンビン。

面白いと思える場面もいくつかある。ステイサムの見せ場だろうが生身で挑むなどあり得ないシーンは結構笑える。そんな「あり得ない」をもっと最初からふんだんに取り入れていたら細かいコトが気にならず、それはそれでアリだったのだが…前半リアルで後半パロディみないな感じに。前半、真面目にするから頭のネジ絞めて観てたら、後半でネジ飛ばせって…それは無理だ。…なんだかなぁ。こういうスリラー系の内容映画なのに、どこか取り繕ったというのか格好ばかりを気にした演出が鼻につく。どうせやるなら最初から「ウソやん!ありえへん!わははは」となるくらい、完全に振り切ってもらいたい。

オマケで中国の名物?人だらけの海水浴場のカット。映画は全然マシな方で実際はこれ以上らしい。

 


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先日の「ランペイジ」と違ってこちらの映画は「映画館で観なくて良かった」パターン。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場に登場した3面スクリーンの「ScreenX」での上映は話題になったが、ただの2Dで映像を楽しめるほどの映像でもないので、何かプラスアルファがほしいところ。家庭でScreenXは無理なので3Dなら少しは楽しめるのかも知れない。特に序盤の潜水艇で潜るシーンや、後半メガロドンが迫ってくるシーンは3Dなら楽しいかも。どちらかと言うと映画内容はさて置きジェイソン・ステイサムや、リー・ビンビンのファンの人向け。

「MEG ザ・モンスター」は現在(2019年3月4日時点)、U-NEXTは540円(またはポイント)で視聴可能。NETFLIXは登録無し。Amazonビデオは現時点ではコンテンツプロバイダー契約により現時点で視聴も購入も不可となっている(予告編は見ることができる)

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