ターミネーター2,ホームシアター,映画

ターミネーター2(原題:Terminator 2: Judgment Day)

1991年、ジェームズ・キャメロン(James Francis Cameron)監督による、「ターミネーター(原題:The Terminator)」(1984年、同監督)の続編映画。 今回4Kレストア版からの3D映像化を行い、2017年に劇場公開した映像のBlu-ray化。その3D版Blu-rayを入手したので、もう何度も観ている映画だが改めて鑑賞。流石4Kレストアされたものからの3D変換なので解像度は今までの2D Blu-rayと同じ1920×1080だが、映像がとてもクリアになっている。まるで解像度が上がったかのような錯覚すら起こしそうになるが、逆にCG合成などの映像の粗も目立つようになる。この辺りは年代を考えると仕方ないところか。

3D版Blu-ray仕様:本編137分 アスペクト比:2.35:1
英語:5.1ch DTS-HD Master Audio 日本語:5.1ch DTS-HD Master Audio
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音声は上記の他に2.0ch DTS-HD Master Audio(フジテレビ放送版)と2.0ch DTS-HD Master Audio(VHS版)が収録されている。

商品は3D Blu-rayのみで、よくある2D Blu-rayが同梱(2枚組)されているわけではないが、1枚のディスクでありながらトップのメーニュー画面で「2D」と「3D」を選択して視聴することができる。このパターンは初めて見た。ただ…アナモフィックレンズを使った私の再生環境ではOPPO UDP-203のストレッチ機能を使うとメニュー画面の文字と選択カーソルの位置がズレてどこを指しているか分かりにくくなる。この場合は「フル」か「16:9」にすればメニュー文字とカーソル位置が正しく合う。私が初めからVストレッチを掛けていたのでズレて表示されたときはバグっているのかと焦った。

Vストレッチをかけた21:9時のトップメニュー。「2D/3D」と書かれた部分とカーソルがズレる。
分かり易く、大きく赤丸囲みした部分のの中心にあるスコープのような赤いカーソルがそれ。


16:9時のトップメニュー。カーソルの位置は正しい位置になる。プレーヤーの問題なので一般的には何も問題がないはず。

「ターミネーター2」あらすじ

核戦争後の世界で戦いを繰り広げる機械軍VS人間軍。
機械軍は人間軍のリーダーとなるジョン・コナーを過去に遡り少年のうちに殺害すべく1994年のロサンゼルスに最新型ターミネーター“T-1000”を送り込む。
一方、人間軍はジョンを守るために別のターミネーター“T-800”を送り込んだ。
2体のターミネーターの戦いが今始まる!

© 1991 – STUDIOCANAL-Tous Droits Reserves

出演は、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger)、リンダ・ハミルトン(Linda Carroll Hamilton)、エドワード・ファーロング(Edward Walter Furlong)、ロバート・パトリック(Robert Patrick)、アール・ボーエン(Earl Boen)、ジョー・モートン(Joseph Morton, Jr.,)ジェニット・ゴールドスタイン(Jenette Goldstein)、ザンダー・バークレー(Xander Berkeley)、マイケル・ビーン(Michael Connell Biehn)など。

SEGAのアフターバーナー(ジョンがプレイしているゲーム)が懐かしい。友達はティム(ダニー・クックセイ/Danny Cooksey)。


T-1000(ロバート・パトリック)の走りっぷりは何度観ても怖くて笑ってしまう。

4Kレストアの威力に驚き

4K UHD版パッケージが販売されるこのご時世、最近では通常のBlu-rayも元から4K映像をHD画質に落としてBlu-ray化されるので、当たり前の様にBlu-rayでも綺麗な映像をみている。いわばそれが普通であり、特に何も気にしていなかったが、こうして古い映画を4Kレストアし、改めて作成し直されたBlu-rayを鑑賞すると驚くほど映像がキレイになっていることに気づく。正直、私としては3D版Blu-rayパッケージはあくまでも3Dが目的で映像自体は「HD画質」に落とされているので、映像「美」に関してはそこまでは期待していなかったが、オープニングの炎の描写が以前と違うことに気づき、4Kの解像度の高さを改めて実感した。同時に「こうして見るとフルHDでもまだまだいけるもんだ」と思うことにもなってしまったが…。

炎の描写が格段に向上している。この後、超立体(3D)のT-800の顔のアップになってくるがその質感も素晴らしい。

3D映画としては珍しく飛び出す映像が観られる

ほんの一部だが、「ターミネーター2」の3D版は立体映像として珍しく「飛び出し」て見えるカットがある。基本的に3D映画は長時間の目の負担を考慮し、「奥行き」など空間表現を重視した内容がほとんどだが、この「ターミネーター2 3D」では明らかに飛び出して見えた。序盤にジョン・コナーがゲーセンからT-1000の乗るトラックに追いかけられるチャプター。ジョンがシュワルツェネッガー(T-800)の乗るバイクに助けられた後に、結局T-1000の乗るトラックが大破し炎上する。その時に燃えたタイヤが転がってくるシーンでのワンカット。T-800が警戒して転がってくるタイヤに向けてショットガンを構えるが、そのショットガンの銃口は明らかに画面から飛び出して見える。

3D版でのこのカット。ショットガンの銃口は確実に画面の手前に飛び出している。こっちに向けてくれ!

「家キネマ。」のシステムが向上していることに気づく

今回の「ターミネーター2」は今の我が家のシステムになるずっと以前に観た映画なので比較することが容易な分、4Kレストアの映像美の恩恵もあるが、映像から音まで全てが我が家のシステムは確実に向上しているのだなと改めて気づき顔がニヤけた。徐々にだが、A/V関連機器のシステムを新しくしていっているので、大きく違いがわかるものから、(映像や音が)向上はしているものの、それほど差が無いモノまでさまざま。

今回は、ずっと前に何度も観て良く覚えている「ターミネーター2」。以前に観て気づかなかった音やT-800のディテールや質感などは「こんなんだったっけ?」と思う程。映像に関してはこの4Kレストア版パッケージならではかも知れないが、音声は5.1chのままなので恐らくリマスターをしていない。とすれば、以前観たときと比べてA/Vアンプからサブウーファーも含めた全スピーカーまで随分アップグレードしているので、やはり音という音全てが違って聞こえる。サイバーダイン社での爆発音はえげつないし、他にもヘリで追いかけられるシーンや鉄工所のシーンなど、こんな音で収録されていたのだなと感じる。

「ターミネーター2」に関して意外な発見で笑ってしまった…。以前のアンプとスピーカーなら特に気にならなかった、T-800(シュワルツェネッガー)がジョン・コナーと車の下に潜り込んで修理するときの、会話をしながらT-800がボルトをラチェットレンチで絞めるシーン。ターミネーターであるT-800は勿論、アンドロイドなのでとてつもないパワーを持っている。普段は無表情で重い物でも軽々持ち上げるT-800だが、このシーンだけはボルトを締め上げるとき何故かT-800であるシュワルツェネッガーの鼻息が荒い。

頼む!ターミネーターがボルトを締め付けるくらいで「……んッフ〜……んッフ〜」って言うな。爆笑した。あ〜聞きたくなかったなぁ。

ジョンはバイクでかっ飛ばすと、何故か下くちびるが出てしまう。


 


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4Kレストア版 4K UHDはこちら。2D Blu-rayとの2枚組になっている。劇場公開版と特別篇も収録されており、今回4Kレストアされたのは劇場公開フィルムのみ。2D Blu-rayの再生に特別篇を選ぶと4Kレストアされた劇場公開版とシームレスに繋がっているので特別篇の追加シーンだけ解像度感が途中で変わるようだ。4K UHDは3D版Blu-rayと同様に劇場公開版のみとなっている。

Amazonビデオでは「ターミネーター2」は現在登録無し。U-NEXTは「ターミネーター2 4K」として540ポイント(2019年3月22日時点)で視聴可能。NETFLIXは通常版(4Kレストアではない)が視聴可能。




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