ディスクメディアの購入を促すならもう少し期間を空けてから配信開始でも個人的には良いと思うのだが…。私はどのみち配信が始まっても手元に置いておきたいディスクは購入するけど、今は音楽のCD同様に映画におけるディスクメディアの需要も減っているのかなぁ。それよりも早く配信を開始することでサブスクの加入者数を増やすことの方が俳優や映画制作会社、配給会社にとって利益につながるのだろうか。ちゃんと俳優や制作会社に利益があればそれでいいけどね。
Blu-ray仕様:本編約115分
アスペクト比:2.35:1
英語:DTS-HDマスター・オーディオ(ロスレス) 7.1ch 日本語:DTS-HDハイ・レゾリューション・オーディオ 7.1ch
商品詳細を見る ▶
「フリー・ガイ」あらすじ
ルール無用のオンライン参加型アクション・ゲームのモブ(背景)キャラとして、平凡で退屈な毎日を繰り返すガイ。ある日、彼は新しい自分に生まれ変わるため、ありえないほど“いい人”すぎるヒーローとして、プログラムや設定を完全に無視して自分勝手に立ち上がる。ゲーム史上最大の危機が待ち受ける中、はたしてガイに世界は救えるのか…!?
©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
ライアン・レイノルズ(Ryan Rodney Reynolds)、ジョディ・カマー(Jodie Marie Comer)、ジョー・キーリー(Joe Keery)、リル・レル・ハウリー(Lil Rel Howery)、ウトカルシュ・アンブドゥカル(Utkarsh Ambudkar)、タイカ・ワイティティ(Taika Waititi)など。
ライアン・レイノルズとタイカ・ワイティティとはDCコミックのスーパーヒーロー映画「グリーンランタン」で共演している。今でこそライアン・レイノルズといえばマーベルの「デッド・プール」となるが、スーパーヒーローとして先に演じたのはDCの「グリーンランタン」というのが面白い。デッドプールでは劇中で「グリーンランタン」のコスチュームをライアン自体がイジっている。ジョディ・カマーは「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」で主人公レイの母親役だった俳優らしいのだが…。レイの母親役自体があの映画ではメッチャちょい役で脇役の存在なのでほとんどわからない。
主人公はゲームの中の世界のモブキャラ
ゲーム、特にオンラインゲームに馴染みがない人や全く興味がない人にとっては何言っているかわからないかもしれないが、何かFPSゲーム「フォートナイト」や「APEX」と、オープン・ワールドの「グランド・セフト・オートシリーズ」を足したようなゲームの世界観が面白いのだがそんなゲームっぽさを期待する映画ではない。ストーリー上ゲーム内容はほとんど関係なくそのゲーム内に登場するキャラクターが主人公のお話だ。
主人公のライアン・レイノルズが演じる“ガイ”は「フリー・シティ」というゲーム内でユーザーが操作できないNPC(ノンプレイヤーキャラクター)、いわゆるモブキャラ役。本来主役キャラでもなんでもないモブキャラが主役というところが斬新で(ん?…モブが主役って何言ってんだか混乱するわ)、そんなモブキャラが自我に目覚めるストーリー展開。
楽しくて意外と考えさせられる映画
ガイがなぜ自我に目覚めたのかとか細かいことは劇中での現実世界側でごちゃごちゃ言っているが、ハッキリ言ってそんなことは私の中ではどうでもよくてゲーム内のガイの思考や行動に意外と考えさせられる映画だった。
主人公のガイがあくまでも前向きに捉える姿勢とか、NPCキャラだから当然の様に日々のルーティンをこなす姿勢から自我に目覚めるところは現代社会に向けた何かのメッセージではないのかとか勝手に思ってしまったんだけど深読みしすぎだろうか。
深読みとは関係ないけど映画の後半で「あれ?何か既視感があるな」と思ったらジム・キャリー主演の映画「トゥルーマン・ショー」(1998年)を思い出した。
ディズニープラスのドルビーアトモスで視聴するフリー・ガイ
考えて見ればメジャータイトルの映画でドルビーアトモス視聴が月額だけでできるのはディズニープラスだけなのだな。Apple TVでタイトルを購入すればドルビーアトモス視聴はできるけどNetflixやAmazonプライムでは各配信会社オリジナル作品しかドルビーアトモスで視聴できない。なるほど、メジャータイトル映画を保有するディズニー自社配信の強みか。
ディズニープラスのレビューではないので軽く書くが、ディスクメディアではないディズニープラス配信のドルビーアトモス。今回視聴した「フリー・ガイ」はApple TV 4Kで視聴したが割としっかりとした音の分離感やサラウンド感があり、ドルビーアトモス音声の特徴でもあるトップスピーカーの出番も多い。想像してたよりも音がしっかりしていた。あ?なんだ?あれか?ウチのシステムがいいだけなのか? ゥエイィ!!
ディスクメディアはBlu-rayと4K UHDとで音声仕様の差があるが、配信ではフルHD環境でもドルビーアトモス音声で視聴できる(Apple TV 4Kの場合)。音質を比較するとディスクメディアの方が当然良いが、それほどこだわらなければディズニープラスの配信でも充分なクオリティを持っている。
ところで…この4K UHDのパッケージ。劇中での世界が混ざっているよな。何故この構成のデザインなんだ?意図がわからん。
「フリー・ガイ」は2021年11月28日時点では、Amazonプライムビデオでダウンロード購入またはレンタルのみ、U-NEXTでは399ポイントで視聴可能。Netflixでは配信されていない。ディズニープラスのみ無料配信中。
初期投資を安く、手軽に配信動画を観るならやはりAmazonのFire TV Stickがおすすめ! 自宅にWi-Fiネットワーク環境がない場合や、Stickで安定した動画配信を楽しみたいなら別途イーサーネットアダプタも併せて購入するほうが◎。
(注:※Fire TV CUBEにはイーサネットアダプタが付属)
Apple TV 4Kはスクロールも早く、イントールする様々なアプリもサクサク動きストレスなく楽しめる。ギガビットイーサネット搭載で有線での通信速度は断然速い。新しくなったSiri Remoteで操作性も格段に向上。Face ID搭載のiPhoneがあればテレビのキャリブレーションもできる。配信映画の視聴には、やはりNo.1のデバイス。ちょっと他のデバイスより価格が高いだけのことはある。
Fire TV CUBEはFire TVシリーズでNetflixのドルビーアトモスにも対応した4Kデバイス。アレクサへの呼びかけで音声操作もでき、ヘキサコア搭載で処理能力も向上。イーサネットアダプタも標準で付属する。新設はもちろん、既存のFire TV からのアップグレードに!
話題の公開作品が上映からたったの三か月で月額のみでD/Vアトモスで観れてしまうディズニープラスは自分的に最もアツいデパイスになってます(笑
勿論配信作品は限られますが、これであのクオリティで月990円ですからコスパ的にはサイコーです。10/15公開の「最後の決闘裁判」も最近配信されましたね。
ウアはFire stick 4kMAXでの視聴ですけど画も音も大満足です(笑 おかげで5年以上契約していたNetflex、月に一本も観ないので一旦やめてしまいましたよ。
私も手元に置いておきたい作品はソフト買いますけど最近はディズニープラスのせいで(おかげで)その数も少なくなってきました・・・。今の所買うと決めているのは「トップガンマーベリック」と「スパイダーマン」の新作です・・・って、まだ公開もしてないって!
ディズニープラスいいですね。ディズニーマターではなく、ドコモマターでの契約だったので、自分の中では期待せずにめちゃくちゃハードルを下げていたのも反えって良かったです。当時即加入せずに待った甲斐がありました。Netflixは見たい時だけコンビニでプリペイド(ギフト)カードを買うという手段が取れますからね。月に1本も観ないようであれば解約でも良いと思います。「トップガン マーヴェリック」、何気に「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」より楽しみなんですよね〜。