バーレスク,burlesque,映画,ホームシアター,プロジェクター

バーレスク(原題:BURLESQUE)

2010年公開のスティーヴン・アンティン(Steve Antin)監督によるミュージカル映画。シンガーソングライターのアギレラが主演を務める。

公開当時タイトルは知っていたものの、ほぼノーマークだったミュージカル映画。「そもそも『バーレスク』と言えば劇場型ストリップショー…健全な“家キネマ”でとても紹介できないではないか…妻の前でもさすがに130インチ大画面が肌色に染まるのは観づらいかも…」とちょっと心の葛藤で行ったり来たりがあったのだ。しかし、「バーレスク」+「ミュージカル」+「映画」となると男心をくすぐる何かが…。

Netflixに登録されていたので配信が終わるまでに観ようと思っていたが、本作は「ウイスキーをお供に」と助言を頂き、この悪魔のようなひと言に完全に心をブチ貫かれた。「これは買わねば…」と。現在は廉価版が販売されているのでそちらを入手。

Blu-ray仕様:本編119分
アスペクト比:2.40:1 
英語:DTS-HDマスター・オーディオ 5.1ch、日本語:DTS-HDマスター・オーディオ 5.1ch
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「バーレスク」あらすじ

バーレスク・ラウンジ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。片田舎を離れ、アリは歌手になる夢を追いかけて、ロサンゼルスを目指す。テスが経営するクラブで、自分が思い描いていた憧れの世界に出会ったアリは、アルバイトを始める。やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていくのだが・・・。

© 2021 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED.

出演は、クリスティーナ・アギレラ(Christina Maria Aguilera)、シェール(Cher)、エリック・デイン(Eric Dane)、キャム・ギガンデット(Cam Gigandet)、ジュリアン・ハフ(Julianne Hough)、アラン・カミング(Alan Cumming)、ピーター・ギャラガー(Peter Gallagher)、クリスティン・ベル(Kristen Anne Bell)、スタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)、ダイアナ・エイグロン(Dianna Elise Agron)、グリン・ターマン(Glynn Turman)など。

スタンリー・トゥッチは「プラダを着た悪魔」でアートディレクター役として登場しているが、同じようなキャラクターを演じている。こういう役柄(ゲイ)、この人似合いすぎだろ。プラダを着た悪魔でもゲイだったが、あの時はゲイだから女性的な字幕になっていた記憶がある。多分、ゲイと話し言葉が女性的になるのは別だと思うのだが、映画やドラマでよく「(男性)ゲイ=女性言葉」に描かれるのは、その方が視聴者には分かり易くなるからだろうか。翻訳に携わる人ってセクシャルマイノリティに対しての考えが偏見的で古くないか?

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シェールとスタンリー・トゥッチ。スタンリー・トゥッチは「ターミナル」とか「トランスフォーマー/ロストエイジ」でも出演しているけどゲイではない。

「バーレスク」ってストリップショーかと思ってた

先ほども言ったとおり、公開当時は劇場型ストリップショーのお話だと思っていたのだが、Netflixでマークしていたときにレーティングが全年齢対象の「G」指定となっていたので映画「バースレク」ではストリップやトップレスがないのは直ぐに分かったが、劇中メインの舞台となるのがオトナの社交場ではあるし、ショーではちょっと卑猥な表現もあるので小さなお子様には向かない。海外などでは概ねレーティング[PG-12]以上になっている。そりゃそうだろ…日本だけだよこんな緩いの。彼女や奥様と鑑賞するのは全然OKな映画だ。むしろ女性も楽しめる映画になっている(劇中の観客にも女性いるしね)。

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オープニングシークエンスから飛ばすアギレラ。この時点で結構スゴイ。

この映画を知るまでは、「バーレスク」と言えば私の脳内で完全にストリップのショーという認識に振り切っていたので、レーティング「G」とはいったいどういうことなのかと混乱したが「バーレスク」(映画ではない)を調べたら、本来そういうもの(エロ)ではなかったということ知って1人で恥ずかしくなった。

「バーレスク」も時代と共に変化していったようで、ストリップが取り入れられたのはイギリスからアメリカに渡ってからの後期時代らしい。それ以前はパフォーマーが舞台で歌やダンスを行ったり、オペラや古典的なバレイをコメディ・ミュージカルにリメイクして上演していたとされている。少し下品な笑いの際どさはあったようだが、純粋にパフォーマンスショーとしての笑える面白さや楽しさはこちらの方がありそうだ。

「クリスティーナ・アギレラ」ってあのアギレラだったのか!

本作はストリップはなく、セクシーな衣装ではあるが踊りやコメディなどのパフォーマンスが中心のクラシカルな「バーレスク」劇場を舞台にしている。その舞台に圧倒され刺激を受けた主人公の女性「アリ」がバーレスクの舞台を目指すところから映画は始まる。

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ロサンゼルスのハリウッドで歌手として主演できるクラブなどを探し回るが…。


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「バーレスク」の経営者であり、パフォーマーでもあるテスのステージに…


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アリはいっぺんに心を奪われる。

見てお分かりのように、Blu-rayのパッケージにデカデカと載っている主演の「シェール」と「クリスティーナ・アギレラ」。私は視聴するまで情報をシャットアウトする性格上、初見で私が認識しているシンガーソングライターの“アギレラ”と全く結びついておらず、映画を観てから「あのアギレラかいな!」とビックリした(他にどのアギレラがいるというのか)。フルネームで読むと逆になんか違和感。

歌声はよく耳にしていてので直ぐに分かったが、久しぶりにご本人を見たよ…こんなお顔だったっけ?もう1人の主演となる歌手であり、俳優であるシェールはさすがに直ぐ分かるんだけどね。それにしてもアギレラの歌声はさすがとしか言いようが無い。私は完全にシンガーソングライターとしてしか認識してなかったが、映画俳優もするんだねと、後に調べたら本作が俳優デビュー作となっていた。そこそこインパクトを残したとは思うけど、俳優として今後はどうなのだろうか…そこは微妙だな。

「バーレスク」ラウンジを1人のお客として楽しむ

主人公のアリ(アギレラ)とテス(シェール)以外の演者のパフォーマンスはダイジェストだったり部分的だが、主演が歌う1曲、1曲を頭から通しで歌い上げるのはミュージカル映画ならではなので、まるで「バーレスク」のステージをお客として観ることができる感覚に近い。なるほど、“お酒でも飲みながら”は確かにピッタリだ。劇中ではダイジェストに映ったり、ストーリー上の都合でセリフが被ってしまったりするステージパフォーマンスは、Blu-ray特典映像の「ジュークボックス」でフルバージョンが観られるようになっているのも嬉しい。

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ステージに上がるためなら、フロアスタッフでもなんでもやっちゃう。

映画「バーレスク」でのアギレラが歌う声には圧倒される。舞台がエンタメの塊である「バーレスク」だけに勢いと舞台の派手さがある。その上でアギレラの歌唱力。ただ歌うだけではなく、詳しくはネタバレになるので語れないが、ストーリー上の演出でさらにスカッとする展開に思わず「おぉ!カッコイイ!」となった。

エンディングがまた通常の映画のように暗転してからのエンドロールではないところがいい。ステージ映像のままでエンドロールが流れるのだ。まるで「本日のバーレスクは終了しました。またのご来場をお待ちしております」的なエンドロール。逆に名残惜しさが残るではないか。うん。オジサンはまた来るよ。

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ストーリーは王道的なパターンなので、言ってしまえば“普通”なのだが…その煌びやからなステージパフォーマンスが素晴らしい

1つ残念なのは思っていたほど、劇中での歌や踊りのシーンが少ない。映画なので当然ストーリーがありドラマがある。その中で1つのシーンとして頭から通しで歌や踊りがあるので「バーレスク」という劇場をもっと楽しみたい、もっと観たい、そういう意味での残念さもある。しかも、特典映像でフルバージョンは観られるものの劇中では「アリ」と「テス」意外は1曲通しで観ることができない。

ミュージカル映画にあまり興味ない人こそ本作「バーレスク」

本作は典型的なミュージカル映画と言うよりも「バーレスク」のパフォーマーとしてステージに立つので踊って当然、歌って当然の展開であり、ミュージカル映画によくある唐突に喜びや心の叫びや葛藤、心情を歌ったり踊ったりして表現するのとは全く違う。これもミュージカル映画の1つであるので、これまでいまひとつ食指が動かない人は本作をきっかけにミュージカル映画にも興味が出るかもしれない。

私が、ミュージカル映画の紹介をするたびに「ミュージカル映画が好きではない人」、「興味がない人」と言うことを言葉にするのは、かく言う私も子供の頃、映画でミュージカルには全く興味を持てなかった。映画には架空の世界だがリアルに見える映像と、リアルに見える演技を楽しみにしていたので「歌うのは期待していることと違う」と思っていたのだ。それまでは映像の面白さだけに注目し、ストーリー展開だけにドキドキしていた。

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ミュージカルと言うよりも映画としてごく普通にドラマが展開して…


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あくまでも映画の中でのステージパフォーマンスとして歌やダンスがある感じ。

ミュージカル映画の金字塔であり永遠の名作「ウエスト・サイド・ストーリー」を観てカッコ良さと迫力に圧倒されてからはガラリと印象が変わり、それ以前のミュージカル映画も観るようになった。ミュージカルとしては今観ればベタ中のベタで突然歌い出したり踊り出したりするのだが、音楽も子供の頃から聞いたことのある曲でカッコよく、踊りや登場人物がカッコよく見えたのだ。ミュージカルの凄さを感じたのは“家キネマ”のシステムがそれなりになってからの「レ・ミゼラブル」(2012年)鑑賞。全編、セリフをほぼ歌で表現するので、ミュージカル観ない人にとって取っ付きにくさはあるが、ミュージカル映画によくある別収録での歌声ではなく、現場で歌う生の声だけにその迫力は壮大で圧巻。映画が終わると夫婦で涙を流していた。

自宅でミュージカル映画を本当に楽しむならそれなりのシステムが必要

ただし、残念ながらそれもこれも、それなりのシステムを組んでいないとあまり面白くないことも事実。小さなテレビで鑑賞して、そのままテレビのスピーカーではミュージカル映画の面白さは半分以下、ましてやスマホで鑑賞なんて私からすれば楽しさゼロに等しい。ただでさえ興味の薄い人に勧めた所でこの凄さ、楽しさは全く伝わらない。

あくまでも個人的な感覚での話だが通常の映画は映像に迫力がある、音楽が素晴らしい、ストーリーが面白いなど何か1つでも特筆できるものがあると、音の聞こえ方が多少ショボくても大画面であればそれなりに満足できたり、画面がスマホレベルに小さくてもヘッドホンで聴けば音楽に満足できたり、両方なくてもストーリーが面白ければ満足できたりするが、ミュージカル映画は舞台の広さに伴った映像と音、その両方に迫力がないと楽しさはほとんど伝わらないという割と視聴するシステムを選ぶカテゴリーだと思っている。

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ステージは決して広くなくどちらかというと“こじんまり”しているが、その迫力の音と声、煌びやかなステージパフォーマンスに目を奪われる。

例えば人から何か褒められるや叱られる時、目の前で言われるのと、電話などを使って声だけで言われるのとでは、どちらが心に響くか。確実に目の前で褒められる方が嬉しいし、また頑張りたい気持ちになり、叱られると怖いし、より反省する気持ちになるはず。同様にミュージカル映画は目の前に広がる大画面でステージパフォーマンスを観て、それなりの音響システムを使ってスケール感に合わせた適正ボリュームで歌を聴くことによりその真価を発揮する。

ミュージカル独特の音の迫力は歌声がメインとなるので普段映画でよく聴く「セリフ+サウンドトラック」の音とはまた違う迫力を持っており、そこに大画面の迫力ある映像が加わるとミュージカル独特の厚みが増し、特に泣けるようなシーンでなくても涙が出るくらい心が揺さぶられる。人間って視覚と聴覚を同時攻撃されると涙が出るんだよ…。


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Blu-ray版はこちら。アトモス音声収録ではないが、メインは歌声なのでフロントスピーカー、センタースピーカーがしっかりしていれば5.1chサラウンドで充分。2chステレオ再生でも良いくらい。

Netflixでも視聴可能だったので観てみたがアギレラが歌う声や音楽など音のボリューム及び帯域共にダイナミックレンジが意図的かと思うほど全く違う。帯域に関しては「音が小さいからか?」とボリュームを上げてみたが音の厚み自体は変わらず、ただうるさくなるだけだった。アクション映画などの爆発音やSEなら音の大きさである程度ごまかしはきくが、さすがに歌声はどうにもならない。ミュージカル映画を本気で観るならやはりディスクメディアがお勧め。

現在は廉価版が販売されているので安くて良い音が手に入る。


「ハンターキラー 潜航せよ」は2021年7月25日時点ではNetflixで視聴可能。Amazonプライムビデオは有料レンタルで視聴可能(字幕版のみ)。U-NEXTは登録無し。

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コメント

    • もみじ
    • 2021年 8月 01日

    本当に浅い書き込みですみません。なんせだいぶ前に観た作品でして・・・。うめ吉さんのように鮮明に覚えてませんが、あのシーンはそうでしたね。とにかくアギレラの実力が披露され、自分的にとても上がったシーンでした。
    ジュリアン・ハフはアギレラと背格好や顔付きまで似ている感じで、踊りと歌唱力はプロなので当時の立ち位置としてはもっと目立っても良かったのではと少々残念でした。彼女はフットルースのリメイク版やセイフヘイブンに出演していますが、個人的には役者さんとしてもっと活躍してもおかしくない逸材ではないかと思ってます。
    作品の音響に関しては視聴したのが今のシステムより前の時だったかもしれませんので、改めて観てみようと思います!

    • もみじ
    • 2021年 7月 31日

    コレ、サイコーです。珍しく売らずに持ってます(笑
    田舎娘が大都会に出てきて「バーレスク」でトップダンサーとしての地位を掴み、さらにはお店の経営まで立て直すってやつですよね。結構前にBDを買って観ました。土地の売買をめぐって「空中権」なんて言葉が出てくるあたり、なんだか「スーツ」っぽい一面もあったりして。でも最後はスカっとしますよね。
    急遽飛び入りで歌うアギレラの美声を聞いて、シュールおばさまが下がろうとしていた幕を「上げて!」みたいに言うシーンがあったと思うのですが、あそこが好きですね。個人的には、本業がプロダンサーであるジュリアン・ハフと絡むシーンがもっとあるかと期待したのですが、完全に彼女は脇役だったのが残念でした・・・。音質は最近の音楽系(アトモス)作品と比べれば今一つだったと記憶していますが、久しぶりにBDを観てみようと思います!

      • うめ吉
      • 2021年 7月 31日

      もみじさんもお気に入りでしたか! 嬉しいなあ。

      あのシーンはいいですよね。独唱から当初あっけにとられる二人のダンサーも踊り出し、バンドも即興で加わり、盛り上がる盛り上がる。

      ジュリアン・ハフ、ノーマークだったので調べてみます。

      音質、ロスレス5.1でしたけど、私は良かったと思います。サブウーファーがいい働きしてくれるし、ラストのダンスシーンでは確か後方をドラム計の音がぐるりとまわるところも有り、で楽しかったです。
      でも、アトモスでUHD出たら間違いなく買い換えます。

      • ウチキネマー@管理人
      • 2021年 8月 01日

      もみじさんが売っていないということは…これはもう「お墨付き」ですね!(笑)
      そうですね、大まかにはそういう映画です。ジュリアン・ハフは確かに、脇役であまり活躍はしていませんね。でも観ていて「あ…この子カワイイな!」と思って映画観終わった後に調べちゃいましたよ(笑)

      ストーリーは至ってベタで“普通”でした。でも、分かっていても盛り上がっちゃうのですよね、こういう映画って。ラブロマンス部分が「オイオイ、それはどうなの」ってな部分はありますが…。

      この映画は個人的にアトモスでなくても良いかなと思いました。アトモスでなくても音(曲)は私は良かったと思います…いや…我が家のシステムがいいのかッ!!!!(ジョーダンです!笑)

        • もみじ
        • 2021年 8月 01日

        度々すみません。ジュリアン・ハフはセイフヘイヴン出演の時が容姿も素に近くてめちゃ可愛いです、いやホント可愛い!(笑
        このソフトも暫く持っていたのですがネトフリで配信になり、恋愛モノのため音響もそれ程でもないので売ってしまいました。さっき久々に観たくなって、ネトフリ見たら配信落ちしていました。アマプラも無料配信ではなく、まっ、バーレスクと一緒でBDは廉価版になってるだろうからまた買ってもいいかとネットを見たら・・・、ない、ない、ない!(汗 なんと販売終了のようで、一部のサイトで中古が10000円以上のプレミア価格になってました・・・、って海猿かっ!
        今まで売って後悔したことはありませんが、これは売却を後悔した初の作品となりました(笑

          • ウチキネマー@管理人
          • 2021年 8月 01日

          中古で10000円程って…「セイフヘブン」はU-NEXTで無料視聴できるようです。やった!配信終了までにジュリアン・ハフだけを目的に今度観ます!(視聴動機が不純)

    • うめ吉
    • 2021年 7月 29日

    レビュー、ありがとうございました。いつも思うのですが、アナモフィックレンズ(?)で写した画像が綺麗ですね。
    今回はバーレスクの煌びやかな映像でもう見とれるほどでした。

    まずはキャスト、みなはまり役で素晴らしかったですね。音楽は詳しくないので、実はアギレラもシェールも知らずに本作を観てしまいました。
    英語教材の例文に「クリスティーナ・アギレラが云々」という例文があって、後で気がつきました(笑)
    彼女の吠えるような歌声に参りました。絶叫しても全然、耳障りではないんですよね。素晴らしい才能です。

    シェールに関しては後追いでyoutube検索したらbelieveという曲が出てきて、うっすらと記憶が蘇ってきた程度(恥)。
    ちなみに撮影時64歳だったそうで、あの色気と存在感はすごいですね。
    アメリカでは「もし第三次世界大戦が始まったら、生き残るのはゴキブリとシェールだけだ」というジョークがあるそうです。
    うん、あり得るかも(笑)

    スタンリー・トゥイッチはまたはまり役で、おそらく悪魔の編集長から逃げ出して、ファッション業界からこのラウンジに転職してきたかのようで、脳内が混乱しました。衣装の指定までしてましたしね(笑)
    アラン・カミングっていう人も上手かったなあ。素晴らしい脇役でした!
    クリスティン・ベルは、アナ雪の声優として知ったので、ご本人の美しいお姿を拝見できて楽しかったです。

    劇中での歌と踊りが少ないというご不満、よくわかります。私ももっと観たい、観ていたい!と思いました。
    しかし、これは映画の出来が良い、監督たちスタッフが優秀だということの証なんでしょうね。
    で、私は仕方なく毎週のように観ちゃっているワケです。飽きていません。

    途中の歌、踊り、どれもいいんですが、やはりラストの盛り上がりは特筆ものでした。

    そういえば、youtubeでディズニーランドのパレードで踊る動画を1年ほど前にたまたま観たのですが、元気に笑顔で踊るダンサー達に感動しました。
    しかしその後で、下にあった、とあるコメントを読んで急に悲しくなってしまいました。
    「コロナで休演になって、このダンサーさん達もクビになってるんだよね」
    頑張れ、ダンサーたち。私達はあなたたちが必要です。復活の時までどうにか生き延びて欲しい、そう思います。

    話は戻り、バーレスク。アギレラの魅力的な可愛いキョトン顔で舞台が終わり、エンドロール開始、
    そしてThe Beautiful Peopleという曲が入る、そのイントロとこのときの間のかっこよさに「うわっ」という声が漏れ、瞬殺されてしまいました(笑)
    これは全てのダンサー達への応援歌。これ、歌詞の翻訳を出せばもっと感動してもらえたのに~。
    このようにエンドロールにかかる歌詞の翻訳載せれば更に感動するのに、と思うときがよくあります。
    (一部だけ歌詞の訳が出る映画もありますけどね)

    しかし、ご指摘で初めて気がつきました!
    そうか、確かにエンドロールのバックのネオンは、営業終了後のそれ、ですわ!
    それで心惹かれるのかあ。
    映画のエンドロールとそれに重なる音楽、最高! エンドロール万歳!

    そして締めがシェール様のWelcome to the Burlesqueですよ。どんだけオシャレなんだ。
    おじさん、これはもう通っちゃいます。通い詰めます(笑)。

    話変わって、レ・ミゼラブルは名作ですよね。特にラストはもう感動の畳掛けで参りました。あれも、エンドロールに入って嗚咽しそうでした。
    もちろん、BD購入済みです。
    実はウエストサイドストーリーが未見なので、スピルバーグのリメイクが公開される前に、観なければと思っております。

    映画を見終わると、よくネット上でレビュー記事を読むのですが、その時間も大好きです。
    全く気づかなかったことを指摘していて評価が変わったり、逆にポイントを見落としていて理解が浅い書き込みもあり。
    なんにせよ楽しいし、勉強になります。
    またおすすめの映画を描き込むことも有ると思いますが、まずは食指が動いて、もし今回のようにレビューを書かれるときは、
    どうぞ忖度無しで、ウチキネマー様の視点で自由に書いて下さいませ。
    取り急ぎ、御礼まで。

      • ウチキネマー@管理人
      • 2021年 8月 01日

      アナモフィックレンズは良いですよ。デジタル処理された映画がなんとなくフィルムライクな“より映画らしい”映像として目に映るのですよね。実際に解像度もノーマルで観るより上がる(正確には黒帯分にも映像が表示される)ので、めっちゃ気に入っています。
      ただし、BenQのHT3550にはあまり向いていません。打ち込み角があり、さらに構造上の問題で若干のケラれも生じます。設置性の相性ははっきり言ってよくないです。少なくとも同じプロジェクターを使っている人にはセッティングの難しさから余りお勧めできませんが、うまく表示できたときの濃密な映像は感動ものでプライスレスです。

      アギレラはデビュー当時はほぼ聴くことはなかったのですが、ラジオで流れて気になった曲を調べたらアギレラという歌手の曲だったのを覚えています。なんだっけ…2006〜7年頃の「Ain’t No Other Man」だったと思いますが、これ、今聞いていも「バーレスク」で魅せたあの力強さを感じさせるノリのいい曲です。うめ吉さんも当時FMラジオを流していたら耳にしているかもしれませんよ?「あ!この曲か!」ってなるかもしれません。

      シェールは言わずもがなですね。それにしてもシェールとゴキブリって!ヒドイ!ヒドイけど何か分かる気がする!ナンでやろ(笑)声出して笑いました。

      スタンリー・トゥッチは、あの映画でも悪魔の編集長からは逃れられませんからね…最後も(ネタバレ)でしたからね。だから「バーレスク」は夜のバイトですかね?

      アラン・カミングは「X-MEN2」で冒頭、ホワイトハウスを襲撃する青いデビルみたいなミュータント「ナイトクローラー」役で出演している俳優です。ただの受付役かと思ったら「ステージ上がるんかい!」って思いました。あれで余計に劇中のバーレスク・ラウンジの現在の事情というのがより深く理解できるシーンでもありますね。

      クリスティン・ベルは「アナ」だったのですね!声では全く気づきませんでした。「アナと雪の女王」はかつてDVDで観ているのですが、声優をあまり深掘りするとキャラクターのイメージが崩れるので、自然と記憶していないのかもしれません。ちなみに「2」はまだ観ていません。

      この映画のエンドロールは良かったです。特別感がありましたね。直前の「Show Me How You Burlesque」からの「The Beautiful People」が震えました。「Show Me How You Burlesque」のドラムのタム回しが超カッコよく“家キネマ”ではバッチバチにタムの音が鳴り響いていましたよ。気持ちよくて何回も聴いてしまいました。

      「The Beautiful People」は曲名を耳にしていたことがあったので、アギレラの曲だったのかと検索すると原曲となるマリリン・マンソンの方がトップに出るので一瞬ビビりましたが、試しに聴くと同じリフでしたので、アギレラのアレンジ曲で歌詞も変えているのですね。あのリフがかっこいいんだよなぁ。あのステージを映し出したエンドロール。「The Beautiful People」の曲調が明るく全く違うのに、どこか日本で言う「蛍の光」を聴くかのような切なさを感じるのですよ。寂しい!もっと観たいと後ろ髪を引かれる。そして女帝シェール様の「Welcome to burlesque」で締め。あの演出(曲順)にちょっとオジサンはヤラれました。アリが初めてバーレスクとテスのパフォーマンスを目の当たりにした時の曲で締めるのですからね。最高です!

      せっかくお勧めされたからと忖度をするつもりは全くありませんが、ホントいい映画の購入を後押ししていただけたと感謝しています。私が現在でもミュージカルに食指が動かない人だったら、スルーしてましたけどね。あ…だったら、それ以前にお勧めされてないですね。

      レ・ミゼラブルは凄い映画です。あれで「ヒュー・ジャックマン、歌うまいし、声ええなぁ」と感心した映画でした。あれはヤバい映画ですよ。スーザン・ボイル…じゃない、アン・ハサウェイが歌う「夢やぶれて」が良きで切なく悲しい。あのシーンのライティングは秀逸で印象に残りました。そしてラストシーンにかけての迫力に圧倒され、悲しさにオジサン涙腺崩壊。エンドロールは文字が滲んで見えない。夫婦二人並んでグズグズ鼻をかむ始末。これもエンドロールの余韻。ファンタスティック・ビーストぉぉ!なぜオマエはぁ!(大混乱)

      スピルバーグ監督の「ウェスト・サイド・ストーリー」、どうなるのでしょうね。今のところ全くイメージがつかないです…。多分、公開されても映画館では観ないと思います。ミュージカルに興味があるなら「ウエストサイド物語(ストーリー)」は必須です…と、言うのはジョーダンで、無理に観る必要はありません。ポーランド系アメリカ人グループとプエルトリコ系アメリカ人グループの抗争が壁となる恋愛物語。「ロミオとジュリエット」です。ただ、この映画“前”のミュージカル映画とこの映画“後”のミュージカル映画は違ってきます。この映画がミュージカル映画の一つの節目になっていて、それほど影響力を与えたミュージカル映画ですので。歌も「あ!この歌はこのミュージカルからか」と思うものばかり。このミュージカルがなかったら「レ・ミゼラブル」もなかったかもしれませんね!(言い過ぎ)

      すみません。ダラダラと長い返信で。

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