Blu-ray仕様:本編143分、2.35:1
英語:6.1ch DTS-HD マスター・オーディオ、日本語:5.1ch DTS
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この作品からジョージ・ルーカスが全編デジタルカメラを用いた撮影に切り替えている。人物撮影も背景が全てグリーンバックを使った合成映像なのだが今ほどの技術もないので、もの凄い違和感がある。よくみると人物の肌にグリーン色が回り込んでしまい“色被り”しているカットも確認できる。しかし長編映画として全編デジタル撮影された映画は本作「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」が初めてで、これ以降に映画界では急速にデジタル撮影が進んだ。「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」からサラウンドを普及させ、「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」でデジタル撮影を普及させたジョージ・ルーカス。やはりただ者ではない。
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」あらすじ
惑星ナブー侵略から10年。20歳になったアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)はジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マク レガー)のパダワンになっていた。分離主義勢力と共和国の間で戦争の気運が高まる中、惑星ナブーの元女王であるパドメ・アミダラ議員(ナタリー・ポートマ ン)暗殺未遂事件が起こる。アミダラの護衛の命を受けたアナキンは、その過程で恋に落ちるとともに自らの暗黒面を知る。そして遂にアナキン、アミダラ、オビ=ワン・ケノービは激しさを増す銀河星系間の衝突とクローン大戦に身を投じることになる。
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出演は、ユアン・マクレガー(Ewan Gordon McGregor)、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)、ヘイデン・クリステンセン(Hayden Christensen)、イアン・マクダーミド(Ian McDiarmid)、アンソニー・ダニエルズ(Anthony Kingsley Daniels)、ケニー・ベイカー(Kenny George Baker)、サミュエル・L・ジャクソン(Samuel Leroy Jackson)、フランク・オズ(Frank Oz)、クリストファー・リー(Sir Christopher Frank Carandini Lee)、ジミー・スミッツ(Jimmy Smits)、テムエラ・モリソン(Temuera Derek Morrison)、ダニエル・ローガン(Daniel Logan)、アーメド・ベスト(Ahmed Best)、リーアム・ニーソン(William John “Liam” Neeson OBE)[声の出演のみ]、など。
やたらとニヤつくアナキンにムカつく
本編が始まると集中して観ようと思ったのだが、青年になったアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)がパドメ・アミダラ(ナタリー・ポートマン)と再開すると、あの「スター・ウォーズ エピソード1」の時代の純粋なアナキンはどこへやら…ニヤニヤとニヤつく。後半はマシになるがアナキンのニヤつく顔に腹が立ち、もう映画に集中出来ない。この時点で既にアナキンはダークサイドに落ちているのではないかと思ったくらいだ。そんな事にムカつく心の狭い私もダークサイドに落ちている気がする。
そしてジャー・ジャー・ビンクスがパドメの代理人になっている。一体どうなっているのだ今回のストーリーは…その2つが気になってストーリーが全然入ってこない。パドメが自らジャー・ジャーに代理を依頼したことは映画を観た後で分かった。
マスター・ヨーダが劇場初のライトセーバー戦
本作の注目の一つはフルCGのヨーダ…ではなく、そのヨーダが映画では初めてライトセーバーを使い闘うシーンだろう。これが想像していた戦い方と全然違い、意外な戦い方をする。本作を劇場で初めて観たときは「マジか…ヨーダ」と心の中でつぶやいた。いや…あの戦い方が好きな人はいるだろうが私のイメージと大きく違っただけ。
何だこの映画は…スター・ウォーズなのか
今回は前作「エピソード1」とは違うだろうと、意気揚々と劇場に観に行ったが終始「何か違う」感が頭の中に漂った。私の中では一番「無かったことにして欲しいスター・ウォーズ」かも知れない。各部分的に観ると面白いところや「ああ、スター・ウォーズだな」な所も見受けられる。だが、それは「スター・ウォーズっぽい」だけであって自分の中では嫌いな食べ物を鼻を摘まんで飲み込むような随分と妥協した考え方だ。大きな流れとストーリーだけ把握して、安っぽく見える細かいやり取りやディテールにはこだわらない、ファンにとってはそれを余儀なくされる「スター・ウォーズ」映画。
「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」はプライムビデオには登録されていないが、Amazonビデオとしては登録されているので有料レンタルなら視聴することができる。U-NEXTは有料orポイントで観ることができる(月々もらえるポイントで実質無料視聴は可能)。NETFLIXにはラインアップされていない。ディズニーも独自のVODに着手するようなので今後も無料視聴できることは無いと思われる。最悪な場合、ディズニーコンテンツは他社のVODラインアップから消え、有料視聴すらできなくなる可能性がなきにしもあらず。
Amazonプライムビデオを観るならスマホよりも、やはりFire TVが使いやすい。自宅にWi-Fi環境さえあればテレビに繋ぎ、後は画面指示に従うだけで簡単にセットアップは完了する。音声認識でも検索できて、NEWモデルのFire TVは4K HDRやドルビーアトモスにも対応している(Stickは未対応)。U-NEXTやNETFLIX、huluやDAZNをインストールすればこのデバイスで観ることができる。
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