U-NEXT,サラウンド対応,映画

U-NEXTの5.1chサラウンド、ドルビーアトモスはAmazon Fire TVにも対応しているが…

U-NEXTの不満のひとつ、サラウンド再生について先日述べたが、実際にサラウンド再生に対応しているのだろうかと疑念を抱いた。何気なくU-NEXTで私が観るほとんどの映画が2.0chのステレオ再生される。ドルビーオーディオ(5.1chサラウンド)及びドルビーアトモス再生に対応しているとU-NEXT側では公式に対応を発表しているのに実際映画を鑑賞するとほぼステレオ再生される。これはもしやAmazon Fire TVで観ると2.0chのステレオ再生になってしまうのだろうかと疑わしく思う様になったので少し調べて見た。

まさかのドルビーオーディオ対応数だった…

公式サイトではドルビーオーディオ対応と謳っているが、そのまま下にスクロールしていくと対応タイトルの一例が表示される。「全対象作品を観る」をクリックすると対応作品一覧を見ることができる。

U-NEXT ドルビーサラウンド

公式サイトではドルビーオーディオを謳っている。対応コンテンツを【100タイトル以上】とあるが…https://video.unext.jp/feature/cp/dolby/

U-NEXT ドルビーアトモス

ドルビーアトモスもご覧の通り対応としていると…。https://video.unext.jp/feature/dolby-atmos/

公式サイトに表示しているタイトルは私が勝手に“一例”だと思い込んでいたが、まさかの“正味”の数だった。まさに現在対応しているタイトルという意味だったのだ。ドルビーオーディオで「見放題」、「有料」合わせてたったの70タイトル(見放題の場合18タイトル)。ドルビーアトモスに関しては「ジョン・ウィック」、「ジョン・ウィック:チャプター2」、「ラ・ラ・ランド」の3タイトルのみ(2018年7月24日現在)。PCで公式サイトを確認すればこうして直ぐに分かることだが、普段Amazon Fire TVというデバイスを使ってU-NEXTアプリを起動すると、そのあたりの情報がまったく表示されない。

U-NEXTのドルビーオーディオ対応基準が分からない

要するに私がU-NEXTで観るほとんどの映画がそもそもドルビーオーディオで配信されていなかったのだ。先日紹介した「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」もU-NEXTでは2chのステレオ再生。最近、新作として登録された「ブラックパンサー」でさえドルビーオーディオ未対応(2chステレオ再生)という不甲斐なさ。「スター・ウォーズ/新たなる希望」は5.1chドルビーオーディオ対応だが、それ以降の「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」からは非対応…まったく対応基準が分からない。

U-NEXTでの「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」。情報表示でオーディオファーマットが2.0chになっているのが分かる。

月々の料金を考えると、あまりの対応作品の少なさにショックだったが、U-NEXTはどうもサラウンドシステムを組んだホームシアターではなくテレビやスマホ、タブレットを主体に考えているようだ。だからアスペクト比もオリジナル(以下、本記事でいう“オリジナル”とは市販されているBlu-ray等の内容)が2.35:1でも、16:9のテレビサイズに変更し、テレビやスマホでは画面一杯に映る様に左右の映像をカットしている映画も多いのだろう。また、テレビやスマホがステレオで再生されるので、需要としてサラウンドまで必要ないと判断したのだろうか。

しかし最近になって「シアターバー」や「サウンドバー」と呼ばれるテレビに簡単に接続できるスピーカーシステムが急速に普及した。そのシアターバーやサウンドバーなどが疑似サラウンドや、イネーブルドスピーカーを内蔵してアトモス再生が可能になってきたので、慌てて対応してきたのだろうが、ドルビーオーディオ対応を発表したのが1年前(2017年5月末頃)の話。すでに1年経ってもこの対応数は少な過ぎる。あの発表以来、登録される映画は全て対応するのだと思っていたがどうやら違う様だ。

Amazon Fire TVでU-NEXTのドルビーオーディオ対応作品を探す

Amazon Fire TVでU-NEXTの対応作品を探そうと思っても、映画リストはそのようなカテゴリーで分かれておらず、映画情報にも記号やマークさえ表示されない。再生して一時停止をすると初めて「左上にDolby Audio」とドルビーラボラトリーズのロゴマークと共に表示される。ではAmazon Fire TVで対応作品を探すにはどうすれば良いかというと…。Amazon Fire TVのU-NEXTアプリ内の検索で「どるびーおーでぃお」と入力すれば5.1chのドルビーオーディオに現在対応している映画リスト(2018年7月24日現在なら70本)が表示される。同様に「どるびーあともす」と入力するとドルビーアトモス対応映画(2018年7月24日現在なら3本)が表示される。

Amazon Fire TVのU-NEXTアプリ内で検索に「どるびーおーでぃお」と入力すれば対応映画が表示される。右上に「70件」という悲しい数字。

同じく、「どるびーあともす」と入力すればドルビーアトモス対応の映画。現在(2018年7月24日)は3本だけ。

Amazon Fire TVでU-NEXTのサラウンド再生自体に問題無い。問題は登録数

検索結果に表示されるリスト内の映画ならAmazon Fire TVでも再生環境があれば問題無く5.1chドルビーオーディオやドルビーアトモスで再生される。ドルビーアトモス対応の映画をドルビーアトモスではない視聴環境で再生した場合は5.1chドルビーオーディオになる。

U-NEXTでの「ラ・ラ・ランド」はドルビーアトモス対応だが視聴環境がない場合は5.1chになる。

何度も言うが対応作品数は極端に少ない。たかだか70本(アトモス対応を加えても73本)の映画の中でさらに自分が見たいと思う映画が何本あるか…既にBlu-rayで持っていたり、特に観たいと思う映画でなかったりで、私の場合は以前に観た「デッドプール」と「アウトバーン」くらいだった。その「デッドプール」はサラウンド再生できるもののアスペクト比はオリジナルとは違うテレビサイズの16:9(オリジナルは2.35:1)。もはや「嫌がらせか」と思う程どうやってもオリジナルに近い状態では視聴させてはもらえないようだ。「アウトバーン」はサウンド、アスペクト比共にオリジナルに近い、5.1chサラウンド(ドルビーデジタル・プラス)とアスペクト比2.35:1で視聴できる。

U-NEXTでの「アウトバーン」は「見放題」枠の映画(2018年7月24日現在)ながら5.1chサラウンドに対応。

現在のU-NEXTは主にテレビならいいが、ホームシアター向きではない

U-NEXTをテレビやスマホ、タブレットを使い、ステレオ音声で視聴する分には特に大きな問題はないだろう。むしろテレビやスマホ視聴でオリジナルのアスペクト比の場合は、映画によって上下に黒帯が表示されて映像も小さく見え、オリジナルアスペクト比にこだわらない人にとっては鬱陶しいだけかもしれない。しかしホームシアターとしてサラウンドシステムを使ったり、プロジェクターで映像を観る人にとってはU-NEXTは何かと欠点がある。利点はメジャーな新作映画がDVDリリースと同時、もしくはそれよりも早い段階でポイントを使って一応観られるくらい。

何故これほどまでにドルビー対応作品が少ないのか。ドルビーラボラトリーズに支払うライセンス料の問題も含まれているのだろうか。AmazonやNETFLIXがあの月々の使用料でほとんどの映画が対応しているにもかかわらず、そこそこ高い使用料を請求し、結果としてコンテンツもさることながら料金に見合わない仕様では困る。会社にとって1人あたりの加入料に対する利益率が高いのかどうか分からないが、今はこの動画配信というビジネス自体が成長している時期だ。料金プランを幾つか用意するなど企業努力で少しでも加入者数を増やすことが先なのではないだろうか。せっかく全世界につながるインフラが既に出来上がっているネットで配信しても、国内だけを相手にしていては加入者数はたかだか知れていると思うのだが…。今後のU-NEXTの対応に期待したい。

 


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