スター・ウォーズ 劇場公開版DVD

オリジナル版(劇場版)スター・ウォーズ入手

以前から欲しかったDVDをやっと手に入れた。今更DVDと思う人もいるかもしれないが、入手したのは1977年(日本では1978年)公開の劇場版「スター・ウォーズ」を収録したDVD「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション」。しかも新品をAmazonで見つけ、定価よりも割高だが、一時期プレミア価格(2万円ほど)がついていた頃から比べれば5千円ほどまでに下がっていたので即購入。現在ではサブタイトルとなっている「新たなる希望」や「エピソード4」がまだ付いていない頃のものを特典DVDに収録している。スター・ウォーズの映像コレクションとしてスカイウォーカー・サーガの4K UHDコンプリートBOXを購入すべきだろう。しかし、個人的に思い入れがあるのはやはり後にCG処理を追加して再編集された「特別篇」以降のモノではなく当時の「劇場公開版」の方。子供の頃に父に連れて行ってもらった初めての映画館での洋画で子供の頃に観て感動した印象はすっかりオッサンになってしまった今でも心に深く刻まれている。

スター・ウォーズ 劇場公開版DVD

特別篇DVD (上)が本ディクスとなり、劇場版収録DVD(下)が特典ディスクとなっている。こっちが本ディスクだろ。



日本語字幕も劇場公開当時のものを収録。日本語音声も…。

スター・ウォーズ 劇場公開版DVD

おぉ!当時のポスターイメージがそのままメニュー画面のビジュアルになっている。音声・字幕メニューを開くと、そこにも別のポスターイメージが(こっちの方がメジャーかな)、どこにも「エピソード4」や「新たなる希望」とは書かれていない。これこれ。

日本語字幕も、再編集されたものと劇場公開版当時のものと収録されている。音声は英語オリジナルと、日本語は現在の吹き替えと当時劇場での吹き替えとが収録されている。私はどちらにしても日本語吹き替えでは観ないが当時、日本語吹き替えで観た人は嬉しいのではないだろうか。ルークの声が奥田瑛二でソロが森本レオ、レイアが森田理恵となっている。日本語吹き替えはお金持ちな友人宅に当時高価だったビデオデッキがありVHSテープ版を持っていたのでそれを観た記憶があり、声の印象はなんとなく覚えている。どうせならテレビ放送版の音声でルークが渡辺徹で、ソロが松崎しげるで、レイアが大場久美子のバージョンを収録してくれていたら、逆に自宅のテレビで観た時の「コレじゃない感」を味わうために聴いたかもしれないのに。…多分すぐに停止ボタンを押してしまうが。

テレビで観る人は要注意!スタンダードサイズのレターボックス表示

劇場公開版はこれまでビデオテープとLD(レーザーディスク)でしか販売されていなかった。この劇場版を収録した「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション」はDVDなので解像度も720×480ピクセルと低く、現在の機器環境で再生するとそれを1920×1080ピクセルのFull HDに引き伸ばされるので、どうしてもプロジェクターの大画面で観ると少しボヤけた感じやエッジがガタついたりするのは仕方がないところ。しかも、アスペクト比が4:3のスタンダードサイズのシネマスコープ(レターボックス表示)。私の場合はOPPOプレーヤーのストレッチ機能を使い、プロジェクターにアナモフィックレンズを着けているので映像はDVD表示の粗さはあるものの全く問題なくいつも通りスクリーン代わりの壁一杯に鑑賞できるが、ノーマルのプロジェクターや拡大できないテレビで観ると16:9の画面の中で左右に黒帯を表示させて4:3表示になり、そこからさらにレターボックス表示で上下に黒帯表示でシネマスコープサイズ(2.35:1)になるので上下左右に黒帯が出現し、映像画面がとても小さくなる。

スター・ウォーズ 劇場公開版DVD

テレビで観ると本来画面一杯に映るオープニングシークエンスのスター・デストロイヤーもこのサイズ感。小っさ!


プロジェクターならまだ拡大表示する余地があるかもしれないが、テレビではどうにもならない。これは当時のフィルムから直接DVD化したのではなくLD(アスペクト比4:3)からの焼き直しとなっているから仕様上こうなってしまうのだ。非常に残念な仕様ではあるが、現在では他に選択肢がない。それでも“当時”(←ここ強調)のファンとしては手に入れたいDVDソフトなのだ。

当時のドルビーステレオからのドルビーサラウンド

音声は5.1chではなくオリジナルのドルビーステレオから家庭用に変換されたドルビーサラウンドになっている。アンプからの音声信号で全てのスピーカーを使うことになるが基本はステレオ音声。低音信号成分も別チャンネルではないので、重低音も現代の映画ほど重く鳴り響かない。こうなるとやはり38センチという巨大なウーファーを持つJBL S3100は頼りになる。サブウーファーほどは深く鳴り響かないが、十分な低音を響かせてくれる。

「特別篇」とは違う劇場公開「スターウォーズ」オリジナル映像

当時を思い出しつつ通して鑑賞したが(このエピソードは何度観たことか…)、やはりDVD解像度から引き伸ばされるため映像の粗さは多少目につくものの、それ以外は違和感が全くない記憶そのままなのが嬉しい。本編オープニングのメインテーマと共にロゴが流れていくイントロを語る文章も当時のままで「エピソードIV A NEW HOPE」という文字はどこにも見当たらない。その他、違いは沢山あるが細かいところで「特別篇」以降ではソロが酒場で賞金稼ぎに詰め寄られ、その賞金稼ぎがソロに向けて銃を打つとソロがカウンター的に打ち殺す。ここも当時の記憶があり「特別篇」以降は違和感を覚えたところだ。本来というべきだろうか…劇場版はその流れではない。賞金稼ぎはソロに銃を向けてはいるが打っていない。ソロがいきなり話の途中で賞金稼ぎを黙らせるかのように撃ち殺すのだ。そのほうがソロに「野蛮さ」があり、私が記憶しているソロらしさがあるのだ。そうして反乱軍の一員として帝国軍との戦いで活躍し、心情にも変化が現れ、当時はルークと結ばれると思っていたレイアも初めは嫌っていたソロに心が動き、最終的に恋仲になるまで発展する。それがスターウォーズ映画のラブロマンス部分でもあるのだ。

STAR WARSのロゴが遠方に流れていくオープニング。それに続く文字にEpisode IV A NEW HOPEの文字は存在しない。当時、劇場公開されたままの文章。

フォースは「理力」。タスケン・レイダーは「砂男」

日本語字幕では今でこそ「フォース」で通じるが、公開当時のまま「理力」と翻訳されているのも嬉しい。公開当時の記憶はないが本ソフトの字幕では「理力」という字幕に「フォース」とルビが打たれている。当時はこの「フォース」という力をどう日本語に翻訳すれば良いのか悩んだあげく当時の翻訳を務めた岡枝慎二氏が「理力」という言葉を作ってしまった。いわゆる造語。ルークを襲うタスケン・レイダー(通称:サンドピープル)も「砂男」と訳されるなど面白い箇所がいくつかあるので、現代版との訳し方の違いを探してみるのも面白い。

スター・ウォーズ 劇場公開版DVD

当時翻訳された「理力」という言葉に「フォース」というルビが打たれている。ルークが「は?フォースじゃなくて理力?」と聞き返しての「理力?」というセリフではない。


スター・ウォーズ 劇場公開版DVD

オビ=ワンがルークに「理力が君と共にある。」というセリフ。英語では「The Force will be with you, …always.」と言っている。

スター・ウォーズファンなら一度は観ておきたい劇場公開版。ルーカス監督本人が後からCGを追加しようが、登場人物やキャラクターを追加や変更しようが、これが今更記憶を塗り替えることはできない劇場公開された「スター・ウォーズ」のオリジナル映画だ。私は思い出も含めて、やっぱりコレがいい。



スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション [DVD]

商品詳細を見る ▶

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 映画

    劇場公開版「スター・ウォーズ」「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」DVD
  2. TVドラマ

  3. ホームシアター

    Fire TV Cube,ホームシアター
  4. ホームシアター

    Fire TV Cube ,ホームシアター
  5. 映画

    TENET テネット,映画,ホームシアター

アーカイブ




PAGE TOP

映画

オリジナル版(劇場版)「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」と「スター・ウォーズ/ジェ…

劇場公開版「スター・ウォーズ」「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」DVD

TVドラマ

コブラ会(原題:Cobra Kai)

ホームシアター

Fire TV Cubeを導入(Echo Dotと共存&Alexa操作篇)

Fire TV Cube,ホームシアター

ホームシアター

Fire TV Cubeを導入(アンボックス&セットアップ篇)

Fire TV Cube ,ホームシアター

映画

TENET テネット(原題:TENET)

TENET テネット,映画,ホームシアター

ホームシアター

Fire TV(Amazonプライムビデオ) でドルビーアトモス視聴するには

Apple TV 4K,ドルビーアトモス,Dolby Atmos,OPPO

ホームシアター

Chromecaset with Google TVを導入(視聴篇)

Chromecast with Google TV,ホームシアター

ホームシアター

Chromecast with Google TVを導入(セットアップ篇)

Chrome cast with google TV

お知らせ

今年もこの時期がきてしまいました。師走です。「家キネマ。」更新一時停滞のお知らせ…

ホームシアター,プロジェクター,映画,家キネマ。

その他

日本コロムビア ポータブルプレーヤー 「フリースタイル」GP-3

日本コロムビア フリースタイル GP-3,レコードプレーヤー,ターンテーブル
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。