OPPO UDP-203で入門機プロジェクターとアナモフィックレンズを使ったシネスコサイズ投影テスト|家キネマ。

OPPO UDP-203で入門機プロジェクターとアナモフィックレンズを使ったシネスコサイズ投影

前回のアナモフィックレンズの仮置きによるテスト上映ではOPPO UDP-203のVストレッチ機能を使えば、アナモフィックレンズをEPSONのEH-TW6600でも使えてレンズが無駄にならないことが分かった上、アナモフィックレンズ独特の映りにすっかり気をよくして調子づいたが、レンズシフトによる画面下部でのピントの甘さに目を向けると字幕の表示位置なだけに、このまま放っておく訳にはいかない。この問題を解消すべく必死にピントを合わせたアナモフィックレンズだが、一旦仮置きを解除しプロジェクターの設置位置の微調整から始める。

プロジェクター設置位置を再調整

レンズシフトを使うとピントが合わない事が分かったのでプロジェクターの位置をレンズシフト無しで正面に据えられるよう再調整をする必要があるものの実際に置き場所は限られているので、さてどうしたモノかと。元々プロジェクターの位置に関しては画面に対して左右中央付近に設置していたので少しプロジェクター本体の位置をずらして再調整すれば左右のレンズシフトは使う必要が無かったが、問題は上下位置。リビングにあるたまたま収まりの良かったクローゼットの上部に設置してあり、プロジェクターを使用するときにクローゼットを開いて使用している。天井付近まであるクローゼットの上部なので、設置位置もほぼ天井に近い位置になっている。そのような場所に水平に置いたままなので、上下のレンズシフトを使わないでいると通常では映像の上半分ほどが天井に映し出されてしまっていた。

そこでプロジェクター本体を傾けるまでもなく、レンズシフト機能を使って映像を下方に下げて映し出していたが、今回のアナモフィックレンズを使用するにあたり、前回の投影テストの結果レンズシフト機能を使うことが出来ずプロジェクター本体を前のめりに傾けることになった。しかし、今度はプロジェクター本体を前のめりに傾けることによって今まで使用せずに済んでいたタテ方向の台形ゆがみ補正を使わざるを得なくなった。

プロジェクターの台形ゆがみ補正機能

プロジェクターを通常スクリーンなど映し出す面に真正面から垂直面に投影する場合は問題ないが、少し左右斜めや上下に煽った位置から投影すると映像は台形に変形してしまう。それを補正するのがプロジェクターの台形ゆがみ補正機能なのだが、今回アナモフィックレンズを使用するにあたり少しだけプロジェクターをお辞儀させるように前のめりに設置し直した為、少し映像が台形に変形してしまった。幸いEPSON EH-TW6600には台形ゆがみ補正機能があるので上下の台形補正を若干だけ(-6程)掛けて長方形になるように補正をかけた。台形ゆがみ補正が若干で済んだせいかアナモフィックレンズ未装着では映像には殆ど影響していないように見受けられる。プロジェクターの説明書には「台形ゆがみ補正はレンズシフトで調整できない場合に利用してください。」と書かれているのだが、この際そこはやむを得ない。

再度、仮のFire TV Stick箱台でアナモフィックレンズの装着を試みると…

ああぁ…そうか!プロジェクターをお辞儀するように傾けた事によって、今度はFire TV Stickの箱では高すぎる事になった。プロジェクターのレンズが突き出ている分の計算が…アホだな。

仮台失敗

仮置き台の箱が潰れる…。

しかもレンズも一緒に少し下向きに傾くので水平にしかアナモフィックレンズを置けない箱ではダメだ。少しくらいと思ってもピント合わせがめちゃくちゃシビアなので、少しの違いで大きくピントがズレる。手でアナモフィックレンズをプロジェクターのレンズにあてがって見てもそのシビアさが分かる程。東急ハンズでも行って適当なブロック台を探してもこんな微妙な角度を持った都合の良い台なんて無いし。角度計算するのも面倒だ。何か挟み込んで角度を調整すれば何とかなるかとも考えたが、そもそもAmazonのFire TV Stickの紙の外箱ではあまりにも不安定で、レンズが落下するリスクもあり怖い。かといって他に丁度良い高さの台も見つからない。

ピントもシビアだが水平垂直もシビア

先述の通りピントが非常にシビアになるためピント合わせは慎重に行う必要があると同時に、もう一つ。アナモフィックレンズは横方向に倍率をかけて映像をストレッチするレンズなのでプロジェクターからの映像に対して水平・垂直もしっかりと合わせないと映像が変形する。極端に言うとアナモフィックレンズを90度回転させて装着するとタテ方向にストレッチが掛かってしまうことになる。アナモフィックレンズが水平でもプロジェクター本体が水平に設置されていないと映像が変形する。プロジェクター本体のアジャスターなどで水平を取っている場合はアナモフィックレンズにもその調整を反映させなければ映像が歪むことになる。

アナモフィックレンズの仮置き第2弾

代わりになりそうな丁度良い高さの台も見つからずしばらく色々試してみてから、ふと頭をよぎった。プロジェクター「EPSON EH-TW6600」のピントリングにピッタリ合うという事は…と考えて、こんな固定作戦を実行。

アナモフィックレンズ,AG-LA7200,H-TW6600
ピッタリ!本来10万程するレンズを太めの輪ゴムで固定するとは…自分でやっておきながら笑ってしまった。このプロジェクター「EPSON EH-TW6600」や同型の「EPSON EH-TW6700」に限るが、たったこれだけのことで固定できた。輪ゴムが滑るようならクリップ等で止めたら良いか。見た目はFire TV Stickの外箱での仮置きと比べて、どっちもどっちだな。しかしこれなら落ちない。少々揺れても落ちない。ピントリングも回るし…ついでにアナモフィックレンズも一緒に回る…いかん。ピントを合わせるときにアナモフィックレンズを少し引っ張りピントリングから離してからピントを合わせないとアナモフィックレンズも回って水平垂直が合わなくなり画面が歪む。プロジェクターのピントを合わせてはアナモフィックレンズの水平を正し、水平を正したらピントがズレるの繰り返しでしばし格闘。

投影画面で問題だった字幕位置にあたる下部のピントが合う

格闘の末、何とか水平とピントを合わせた。
EPSON EH-TW6600,パターン,アナモフィックレンズ
パターン・下部ボケ
全体映像写真の上側が今回の輪ゴム固定(レンズシフト不使用)、下側が前回までの仮置き(レンズシフト使用)の全体映像写真。傾きは手持ちのiPhoneで撮ったせい。この下にそれぞれの拡大写真を掲載。中心垂直の線が前回の仮置きではボケていたのが分かる。

レンズシフト・ゼロでピントが合った
レンズシフト(タテ方向)を使用していた時

アナモフィックレンズ特有なのか、プロジェクターのレンズ位置とアナモフィックレンズの位置がズレたときは横方向に流れるようにボケる。なのでレンズ位置が合ってなく、ボケて太くなるのは必ず縦の線。今回の輪ゴム固定作戦で中心付近から概ね全体的にピントが合った。そしてテスト上映したのが本記事アイキャッチ画像(トップ画像)の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(原題:Rogue One: A Star Wars Story)」。問題だった字幕にも無事ピントが合っている。

更なる問題発覚。映像の右側だけが流れるように歪む現象

概ねピントも合い「良し、いける」と思った矢先、プロジェクターのレンズにピッタリと合ったはずのアナモフィックレンズだったが、んん〜?何か映像の右側だけがヨコに流れるように伸びるボケが発生している。コレは一体何が原因なのか。ピント自体は概ね合っている様子だが、宇宙空間などの映像で遠方の星が右側だけ横長に尾を引くように伸びているので気が付いた。
AG-LA7200,アナモフィックレンズ,映像右側流れる
参考画像は同映画の宇宙空間でのワンシーン。背景の星を確認するため映像を少し明るくしている。プロジェクターのパターン投影では左右両端のピントの甘さは少々気になったがこのような現象が起こっているとまでは気づかなかった。点状の星だから気が付いたが宇宙空間を映し出す映像を見るまで気が付かなかった。ちなみに左側はこれほど伸びていない。

AG-LA7200,アナモフィックレンズ,映像右側拡大

上記映像の拡大。画面右側の星が尾を引くようにヨコに伸びているのが分かる。

何だ?入手したアナモフィックレンズの問題だろうか。レンズシフト機能は使っていないのでそれが原因とは考えにくいが…これはなかなかの難問に気づいてしまった。本記事アイキャッチ画像のダース・ベイダーのセリフが今の私に言われているよう。早急に原因究明をせねば…フォース・チョークで…ゥグッ…。

今回テスト上映した映画は大好きな映画「スターウォーズ」シリーズのスピンオフ映画作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。シリーズ1作目「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(原題:Star Wars: Episode IV A New Hope)の直前の物語だ。アナモフィックレンズが無事装着できて、映像テストも一通り済んだら一番に「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」を見ようと思っていたのだが、今回のスターウォーズシリーズでのテスト映像として「ローグ・ワン」を使用したら問題が発覚した。この作品、私は所持しているのは3D版だが今見ると1万円以上していた…そんな値段だった?

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