ディズニープラスにお試し加入してから本加入に切り替わりそのまま継続して観続けている。映像音声共に最高で4K UHD/ドルビービジョン(HDR)/ドルビーアトモスという豪華な配信なうえ、一部の作品はIMAX Enhanced対応でシネマスコープよりも上下に画角が広い映像が配信されている。これは他の配信会社ではお目にかかれないアドバンテージだ。
そして、月額契約税込990円でメジャータイトル(劇場公開作品)の4K UHD&ドルビーアトモス配信が見放題。現在、他の配信サービスではAmazonプライムビデオなど一部ではメジャータイトルの4K UHD配信はあるがドルビーアトモスでは配信されていない。ドルビーアトモスで配信されているのはAmazonオリジナルやNetflixオリジナルなど配信会社制作の独自タイトルだけで、劇場公開されたメジャータイトルは最高でも5.1chサラウンドまでとなっている。これはやはり映画配給会社であるディズニーが配信しているという強みだろう。
ドルビーアトモス環境って浸透してる?
ところで、実際に5.1.2〜7.2.6などのドルビーアトモス再生が可能な環境を構築しているご家庭はどれほどあるのだろう。天井にスピーカーを設置できなくても最近ではサウンドバーで擬似的ではあるがドルビーアトモス再生ができるので、そこまでハードルは高くなくなっているからそれなりに浸透しているのだろうか。
視聴者がドルビーアトモスにどれだけ魅力を感じるかによるだろうが、一度ドルビーアトモスを体験すると映画によっては5.1chが少し物足りなく感じることもある。ドルビーアトモスと言っても天井から頻繁に音が鳴るわけではないので、大きく期待し過ぎるのは肩透かしをくらう可能性もあるが、それなりにキチンとスピーカーをセッティングしたドルビーアトモス環境は驚くほど天井からちゃんと音が聴こえて、良い意味で気持ち悪い。でも、大画面と同じで最初は感動して驚くけど映画を観始めると意外と直ぐに慣れるんだよね。でも、なくなるとその恩恵を改めて感じるというね…。
ディズニープラスになる前の「ディズニー・デラック」は…
ディズニー系のコンテンツ専門で配信を始めたのは海外先行のディズニープラスがあったが、日本国内ではドコモ独占契約での「ディズニー・デラックス」だった。当時はAmazonプライムやNetflixで4K UHDやドルビーアトモスまで対応しているのに、フルHDでのステレオ音声という少し本格的にホームシアターを組んでいる者からすると、プロジェクターを使って大画面で観るには物足りなく。しかも月額700円でディズニー系もしくはディズニー傘下のコンテンツしかなく、UIの作りも甘く、他の配信会社ではあまり気にならなかったサーバーのレスポンスも悪かった。とにかく個人的には「これは使えん」ということでお試し無料期間だけ視聴して1ヶ月で退会した。
その1年後にディズニープラスの発表があって同年に配信開始。期待していたが蓋を開けてみれば相変わらずのフルHDでステレオ音声。もう自分でもビックリするくらいガッカリした。「ドコモが関わるとこうなるのか!」と当時はドコモを恨んだくらいだ。(※あくまでも個人の感想です)
それからさらに約1年半後「新ディズニープラス」がスタートするとアナウンスがあったときには完全に疑心暗鬼になっていた。そもそも私がこれほどディズニーデラックスからディズニープラスまでの間、幾度となくブログ記事にしていたのは「スター・ウォーズ」のコンテンツを持つディズニー配信を楽しみにしていたからだ。その期待が外れた時のガッカリ感ときたら…そりゃもう…ねぇ。
日本のディズニープラスがやっと海外仕様と同等に
昨年(2021年)の10月27日、やっと海外のディズニープラスの仕様と同等になった。その配信内容はこれまでの「ディズニー・マイナス」と揶揄されるほどのクソ仕様が幻だったかのように満足できる内容で、映像は最大4K UHD画質のドルビービジョン、音声はドルビーアトモスまで再生できるようになった。しかもUIのレスポンスも良くなり、サーバーのレスポンスも速くなっている。なにより冒頭でも述べた通りスターウォーズやマーベルなど馴染みのある映画をはじめ、劇場公開された映画が最大4K UHDのドルビーアトモスで配信されている。
さらに、コンテンツも「STAR(スター)」ブランドが加わることで、これまでのディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベルに加え新たに20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズ、ナショナルジオグラフィックの作品が追加、ドラマでは、ABC、FOX、FX、20thテレビジョン、米国Huluなどが加わり、一気に他社の配信サービスをぶっちぎり、ダントツで配信の質から内容までトップクラスに躍り出た。なかでも20世紀スタジオ(旧20世紀フォックス映画)の親会社である21世紀フォックスの買収はコンテンツの増加に大きく影響した。
21世紀フォックス買収でディズニープラスは超えてゆく
20世紀スタジオの親会社である21世紀フォックスがディズニーに買収されたことにより、米国Huluの筆頭株主になってしまったのでドラマ系のコンテンツも一気に増えた。なんせディズニー傘下のものは傘下所有のコンテンツも好き放題配信している、まるで2頭身猫型ロボットの漫画に出てくるキャラクターのように「お前のものはオレのもの、オレのものもオレのもの。」とばかりに怖いものなしの凄いことになっている。…がしかし、マーベルのアイアンマン(1作目)とかスパイダーマンなどはソニーピクチャーズが所有するので、劇場公開映画はディズニープラスにラインナップされることなく、アイアンマンにいたっては「2」からラインナップされているという何だか気持ち悪い状態にもなっているのは気になるけどね…。
ディズニー制作の潤沢な予算を投入した「ドラマ枠」で終わらせるには勿体無いと思えるほどのオリジナルドマもあり、ディズニープラスはダントツで個人的に魅力的な配信コンテンツを持っている。Blu-rayなどのディスクメディアでも4K UHDパッケージでなければドルビーアトモス収録せず3D版ディスクも同梱しないなど、何かと消費者に優しくない仕様が多いディズニーの販売戦略や、配信サービスにしても日本国内においてはNetflixやらAmazonプライムビデオが映画配信サービスの道筋を作った後に、最後の最後で後出しジャンケンで勝ってユーザーを持っていくようで、なんか悔しい気持ちが込み上げてくるが、これもまたビジネス。月額税込990円で配信映画としては最高の状態で全て無料視聴できるというのだから映画好きにはたまらない充実ぶり。いざ本気を出すと映画界の巨人はやはり他を圧倒するほど相当デカかった。
最後にディズニープラスへ入会を検討している方へ…。入会するなら1日から。
初期投資を安く、手軽に配信動画を観るならやはりAmazonのFire TV Stickがおすすめ! 自宅にWi-Fiネットワーク環境がない場合や、Stickで安定した動画配信を楽しみたいなら別途イーサーネットアダプタも併せて購入するほうが◎。
(注:※Fire TV CUBEにはイーサネットアダプタが付属)
Apple TV 4Kはスクロールも早く、イントールする様々なアプリもサクサク動きストレスなく楽しめる。ギガビットイーサネット搭載で有線での通信速度は断然速い。新しくなったSiri Remoteで操作性も格段に向上。Face ID搭載のiPhoneがあればテレビのキャリブレーションもできる。配信映画の視聴には、やはりNo.1のデバイス。ちょっと他のデバイスより価格が高いだけのことはある。
Fire TV CUBEはFire TVシリーズでNetflixのドルビーアトモスにも対応した4Kデバイス。アレクサへの呼びかけで音声操作もでき、ヘキサコア搭載で処理能力も向上。イーサネットアダプタも標準で付属する。新設はもちろん、既存のFire TV からのアップグレードに!
御返信ありがとうございます。
今回S/Wをラックから出して思い切ってTV裏ラックの空いたスペースに横置きに乗せてみました(ウーファがTVパネルに向くように)。以前TVを角置きにしていた時も同様にTV裏の空いたスペースに設置していましたのである程度予想していましたが、コレ正直重低音の広がりが(ラック収納時と)違いますね(笑 しかも床からの振動は更に低減され、ラックに乗せている関係なのか重低音の高さ感も自然な感じです(プラシーボか・・・)
勿論、配置も設置もセオリーでないのは承知の上ですが、ラック内に突っこんでいたころよりも前後左右はかなりのスペースで解放されてるのが効いているのでしょうか・・・。また映画はS/Wあった方が重い音の広がり感が違いますね。
今回、重低音がエゲツない「ハンターキラー」のBDで試してみたのですが、いつもの大音量で視聴するとS/Wの音量を4以上にするとS/W自体がビビる事にも気づきました。これはFSW150の容量ではあの重低音には耐えられないと解釈しています(笑 長文失礼いたしました・・・
セオリーってなんでしょうかね(笑)「あんなものオーディオ評論家やヲタクが勝手に決めたことです。偉い人にはそれが分からんのですよ」って、どっかのアニメに登場するモビルスーツの整備員のように言いたいです。セオリーというのか常識は確かにあります。スピーカーの左右を正しく置くとか、サラウンドバックスピーカーを目の前に置かないとか…。でもそういうこと以外は自由でいいと思うんですよね。設置できる条件の中で自分自身の耳で聴いて気持ち良い設置場所や角度を決めれば良いと思います。
まず、セオリー通りに設置するのは最低限間違いのない設置方法なだけです。部屋の家具や置物、部屋の形状や天井までの高さも人それぞれなので反射・反響音や定在波の出方も違います。それ以上は自分自身で試行錯誤して気持ちよく鳴る場所を探していくのが本当のベストだと思います。実際はスピーカーを動かしたりするのが面倒くさいので「これでベストなんだ」と皆さんセオリー通りのままで終わらせているのだと思いますよ。私も本当のベストかどうか分かりませんが、だからと言ってメインスピーカーを動かす気にはなりません。メインスピーカーの位置は多分これがベストなんだと(笑)
おっしゃるとおりで現在の配信アプリでは他を圧倒していると感じます。去年「新ディズニープラス」になってからはホントに生まれ変わりましたよね。
私が特に驚いているのは、ディスニー含め傘下の映画会社の作品なら上映から2~3か月で配信されてしまう事です。ソフトの発売前であることは勿論のこと、作品によってはまだ普通に上映されていたりします(笑 しかもその多くが「Dolbyvision」「DolbyAtmos」配信で、月額はなんと990円!。私もソフト買うか微妙な作品をD+のおかげで何枚買わずに済んだことか(笑 メジャーな「一般公開作品」や「独占配信作品」をこんな条件で配信してしまうのはD+だけだと思います。
ただ、TV内蔵アプリのD+視聴だとクオリティ的に課題はまだあると思うので、画も音も視聴環境が整っている方はHDMIデパイスでの視聴をおすすめしたいですね。
連投失礼します。
先日ご相談したSPの床振動ですが、安価なオーディオボード底に2000円くらいのゴム製インシュレーターを1cm四方に切って貼り、その上にSPを乗せたら床から伝わる振動がかなり軽減されました。
後はS/Wですね・・・。部屋幅の問題でラック内センターSPの下に薄型のヤツを入れてますが、コレならいっその事なくても良い気がします・・・
ちゃんとしたBOXタイプ(SW500とか)を置くなら視聴ポジの後ろに置くしかないんですが、それでも重低音は今より比べものにならなくなるんでしょうね(笑
多分、薄型であろうと、あるとないとでは大違いですよ。もみじさんはトールボーイ型のスピーカーをお使いですから、基本的に重低音はバックロードホーンからの音だと思いますので、表現が難しいですが柔らかい重低音だと思います。ピュア音楽には十分かもしれませんが、おそらく映画音響のガツンとした重低音のボリュームは少し不足に感じるのではないかと想像します。サブウーファーなくすのでしたら、一度オフにして聴き比べてみてください。その上でご判断を。
そうなんですよ!「大丈夫なん?」と思うほど配信が早いですよね。私たちユーザー側は嬉しいんですけどね。今の世界的なご時世のせいで劇場での収益が少ないのでしょうか。なるべく早く配信してユーザー加入率を上げたいのでしょうかね。ちゃんと制作会社や、俳優達に公平にギャラが入れば良いのですが…。以前もスカーレット・ヨハンソンとディズニーがちょっと揉めましたし、ワーナーブラザーズと劇場との揉め事もありましたから心配になります。