キタ!以前にアナウンスのあった、マランツのAVアンプ(レシーバー)に対するIMAX Enhanced対応のファームウェア・アップデート。前回はキタと思ったらAVプリアンプのAV8805だけだったので思わずズッこけたが、今回は間違いなく「家キネマ。」で使用しているSR8012だ。
マランツ公式サイトのプレスリリース(http://www.marantz.jp/jp/News/Pages/PressReleaseDetails.aspx?PRID=278)に…
マランツは、本日2019年2月6日実施のファームウェア・アップデートによりAVサラウンドアンプ「SR8012」が「IMAX Enhanced」に対応したことをお知らせいたします。
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と発表があったので間違いない。自動アップデートの設定をしている人は既にバージョンアップされているはず(2019.02.08追記:ファームウェアバージョン 6461-5243-6181-3094)。このアップデートによりIMAX Enhancedコンテンツの再生に最適化されたサウンドモード「IMAX DTS」が搭載される。が、しかし肝心のコンテンツがまだ予定はあるもののリリースはされていない。ローンチパートナーとして参加している映画「トランスフォーマー」等を配給しているパラマウントは2019年中にIMAX Enhancedコンテンツをリリースする予定になっているので登場が楽しみだ。
このアップデートによりSR8012はIMAXシアターのクオリティをホームシアターで再現できるということだが、実際に自分の耳で確認するまではどこまでIMAXクオリティなのかは正直不明。当然、Audysseyで音場補正された各スピーカーの特性を加味した上で、IMAXが推奨する補正をさらに加えるのだろうが、所詮は空間という「箱」が違うのでどこまでシミュレートするのだろうか。
もう一つ、ついでといっては何だが、新たにAVアンプのセットアップメニュー「オーディオ」に「IMAX Audio Setting」の項目が追加される。その内容は…
IMAX Enhancedコンテンツ再生時のスピーカーのハイパスフィルター、サブウーハーのローパスフィルター、サブウーハーモードの設定がマニュアルで変更可能になりました。
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とあるが、スピーカーのハイパスフィルターとサブウーファーのローパスフィルターのこの2つを合わせることで結局のところクロスオーバー設定という事になる。それをより細かく個別に設定できるという事だろうか。なお、この「IMAX Audio Setting」の追加は既にIMAX Enhancedに対応しているAV8805にも適用される。
この発表があったとき、「今週末はじっくりと各パラメータのチェックと実際に耳で確認してみよう」と思ったが、肝心のIMAX Enhancedコンテンツが…ない。
マランツオフィシャルサイト:http://www.marantz.jp/jp/pages/home.aspx
価格:384,900円 |
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