ブラック・ウィドウ,BLACK WIDOW,映画,プロジェクター, ホームシアター

ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)

2021年公開のケイト・ショートランド(Cate Shortland)監督によるマーベル・コミックの実写版スーパーヒーロー映画。「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの24作目にあたる。先日にも書いたが予告編を劇場で観たのが2020年1月。新型コロナウィルスが蔓延する直前だった。本来なら同年5月1日に日米同時公開予定だったが、そこから公開が延期されて2021年7月9日に劇場公開されている。実に1年以上延期されていたことになる。

日本ではディズニープラスが2021年6月11日にサービスを開始し、その約1ヶ月後に公開となった「ブラック・ウィドウ」は劇場とディズニープラスのプレミア アクセスでの同時公開となった。これによって主演のスカーレット・ヨハンソンがディズニーを提訴するというゴタゴタがあったのだよね。アメリカは訴訟大国だから、こんなこと日常茶飯事なんだろうけど、なんか曰く付きの映画になってしまった。

Blu-ray仕様:本編134分
アスペクト比:2.39:1 
英語:DTS-HDマスター・オーディオ(ロスレス) 7.1ch、日本語:DTS-HDハイ・レゾリューション・オーディオ 7.1ch
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「ブラック・ウィドウ」あらすじ

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。“姉妹”は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ…。だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!世界の命運をかけた、ブラック ・ウィドウの作られた過去との戦いが始まる。

© 2021 MARVEL / ©Disney

出演は、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)、フローレンス・ピュー(Florence Pugh)、デヴィッド・ハーバー(David Harbour)、レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz)、 O・T・ファグベンル(O. T. Fagbenle)、オルガ・キュリレンコ(Olga Kurylenko[Ольга Куриленко])、ウィリアム・ハート(William Hurt)、レイ・ウィンストン(Ray Winstone)など。

エレーナ役のフローレンス・ピューは「ミッドサマー」で主演の俳優。「ミッドサマー」ってあのトラウマ級といわれるホラー映画として有名なやつだよな…ホラー嫌いな私は当然(?)観ていない。話を聞いて「誰が出てんの?」と調べた事がある程度。「トレイン・ミッション」(これは観た)でも出演していたようだが…記憶にございません。デヴィッド・ハーバーは「ヘルボーイ」のイメージの方が強いので今回の役(レッド・ガーディアン)は似合ってたけど、個人的にはちょっと違うイメージ。

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デヴィッド・ハーバーが赤色とご縁があるのか、ヘルボーイは衣装で赤いわけではないけど、なんか頭にヘルボーイが浮かんでしまう。

MCUの時系列を把握していなければ少し難解

まず、本作は「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズであり、他のマーベルコミックヒーローと同一世界の設定なので、本作がどの時点の話なのかを理解する必要がある。メインの年代は2016年で「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の直後という設定。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を観た上で、ある程度理解していないと、どうなっているのかちょっと分かりにくい点とかセリフがあると思う。

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この家族団欒(?)のシーンで、大体説明されるので冒頭よく分からなくても何とな〜くボンヤリと理解できるかと。

ナターシャ(ブラック・ウィドウ)が少女の頃の1995年時代から始まる本作。少女時代にもS.H.I.E.L.D(シールド)に追われ、時を経て2016年に場面が変わると、米国務長官のサディアス・ロスに追われている。この辺りは知らないとわけが分からない部分があり、さらにはバッキーにみられるような洗脳の話が主体でもあるので、少なくとも「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は観ておいた方がより楽しめる。「観たけど内容忘れた」って人も事前に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は観ておいた方がいい。

ついでに、冒頭のナターシャが少女年代の時代設定1995年は映画「キャプテン・マーベル」と時代設定が同じなんだけど…偶然?

全部盛りの面白い映画ではある

ヒーローアクション映画、全部盛り。家族愛、絆、不協和音、コミカルな要素から、カーアクション、激しい戦闘(格闘)アクションまで。ハラハラドキドキ盛りだくさん。「どうせ、こんなん好きでしょ?」的な要素を色々詰め込んでくれている。ブラック・ウィドウは他のヒーローのように自ら空を飛ぶことができないが、敢えて空中戦をぶっこむ演出まで入れてくれている。そのおかげか2時間を超える映画だが最後まで飽きることなく観ることができる。

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狭い道路で大型の乗り物に追いかけられるバイクアクションとか好きでしょ?

妹エレーナのポーズいじりは笑った。確かに前々から気にはなってたんだよねあのポーズ。ナイスいじり!ここだけでこの映画が好きになった。そんな妹から貰ったポケット沢山ジャケットは、時系列でいえば本作の後につながる「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」で着ていたジャケットがそうなんだな。

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カッコいいヒーロー着地ポーズをいじる映画。


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エレーナもヒーロー着地やってみた。

ちなみに、私が本作で1番ハラハラしたシーンは…アレクセイ(豚)の息止め。

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アレクセイ!息吸ってくれ!死んじゃう!死んじゃうぅ!

「ブラック・ウィドウ」のドルビーアトモス

2D Blu-ray、3D Blu-rayはDTS-HD 7.1chの音声収録だが、4K UHD版のみドルビーアトモス収録になっている。全体的には相変わらずのディズニー・クオリティ。あまりサラウンド全体の明瞭感が少ない。どう表現すればよのだろう…メリハリが無いというのか、S/N感がないというのか、パキッとしないというのか、ディズニーのマーベル映画っていつも全体的にワーワー鳴っている感じなんだよな。サブウーファーも小音量ながら無駄にずっと出力している感じがある。それがなんか全体的にメリハリをなくしてしまっている印象につながっているのかもしれない。パラマウント配給時代のアイアンマン(1作目)とかの方がドルビーアトモスではないけど、ドルビーTrueHD 5.1chながらまだパキッとした音作りになっている。あと、なんか低音が歪んだ感じで綺麗じゃない気がする。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の方が音は良かった印象がある。

トップスピーカーは駅構内のアナウンスや刑務所内のアナウンス、ヘリの音や空中戦など結構積極的に使われている。ただ、せっかくのドルビーアトモスも全体的に常にワーワー鳴っている印象のせいで、それほど活かされていない感じがして、なんか惜しいというかもったい無い感じがした。

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ヘリの音などはよくトップスピーカーから出力される。ヘリ機内のシーンは常にトップスピーカーからプロペラの音が鳴っている。

3D版を観た時に思ったのだが、音声のDTS-HDマスターオーディオ収録の関して。「〜インフィニティ・ウォー」の時からそうだったが、やはり3D版の音圧なんか低くいんだが…なぜだ。2D版Blu-rayの時はそれほど低く感じない。

「ブラック・ウィドウ」の3D映像

相変わらずステレオDとレジェンド3Dのポストプロダクションによる3D映像。昔に比べて立体感は随分良くなっているが、監督は3D変換を考慮せずに映画を撮るから、編集3D変換ではどうしてもどこか2Dっぽさは残る。

VFX技術がふんだんに使われていてCGオブジェクトもあるから建物など背景は奥行き感や立体感があるけど、ブラック・ウィドウ自体が生身の人間なので、同じマーベルヒーローなら初めからフルCGでモデリングされているアイアンマンやハルクなどのキャラクターと比べると立体感が薄い。各登場人物を全てモデリングして、それぞれの役者の動きと完全にシンクロさせないと難しいのだろうな。実際に映画制作の現場で使っているのかは知らないが、人物の2次元映像から3D変換するツールもあるのでかなり発展しているようだが、まだ少し不完全な部分もある。

本作ではチャプター5とチャプター21で珍しくスクリーンよりも手前に飛び出す3Dが観られる。これは嬉しい。チャプター5では銃口が飛び出し、チャプター21では刀の刃先が一瞬だがスクリーンより手前(目の前)に飛び出す。手で掴もうと思っても掴めないぞ。

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映画においては貴重なスクリーンより前に飛び出す3D映像カット。銃口は完全にスクリーンから飛び出して見える。



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「ほらほらっ!こいつが欲しーんだろぉ?ぁあ?」って完全にディズニーの思うがまま。「そ、そ、それを私に売ってください〜!お、お願いします〜!」って地面に頭をこすりつけてお金を差し出し、ディズニーに懇願する状態。完全敗北。

4K UHDの音声仕様
英語:ドルビーアトモス
日本語:ドルビーデジタル・プラス 7.1ch

3D版はBlu-rayと同じ音声仕様(本記事参照)。






「ブラック・ウィドウ」は2021年10月17日時点では、Amazonプライムビデオでダウンロード購入またはレンタルのみ、Netflix、U-NEXTでは配信されていない。ディズニー・プラスのプレミアアクセス(追加料金)で視聴可能。

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コメント

    • もみじ
    • 2021年 10月 19日

    こんにちは。今回はオクでUHD1枚モノを買いましたが、たしかに音声はアベンジャース3~4ほどじゃなかったですね(笑
    あ~、最近作品のクオリティばっかり気にしちゃう自分もなんか嫌になってきました(笑
    個人的にはナターシャよりクリントの方が好きですが「ホークアイ」もファンが多いと思うので、12月配信作品は劇場公開したらかなり稼げると思うんですよね・・・残念!

    あっ、私もホラー嫌いなんで「ミッドサマー」は観ていませんが、トレインミッションなんかに出ていたんですね(記憶にない・・・)
    しかしマーベルの女性ヒーローに起用される女優さんてワイルドな人が多くないですか?

      • ウチキネマー@管理人
      • 2021年 10月 23日

      映像や音声のクオリティにこだわったりすると「純粋に映画を楽しむ」ことができなくなりますよね。私も「映画」そのものが好きなのでそれは嫌です。

      でも、ブログを書いて皆様が読んでくださっている以上、何か情報的なものも必要かと思い、一応購入したディスクメディアの音声や映像についてレビューしていますが、実のところ書いている本人はそれほど拘って観たり聴いたりしていなかったりしちゃってます。

      趣味の世界なので、自身の機器へのこだわりなどはいいと思いますが、ディスクメディアや配信の映画作品について映像や音声に関してはクソ目、クソ耳の私が何をいっても、ただの個人的な批判や評価になりますので、あまり偉そうなことは言いたくないところが正直なところです。

      かと言ってただ個人的な感想だけ書いていても「テメーの勝手な感想なんてどうでもええわ」ってことになりますから、誰も観てくれなくなりますし…難しいところなのですよね。

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